本記事はZeroHedgeの記事へのコメント「欧米+イスラエルは複数の国際法違反の共同正犯」
への補足説明の意味を持つ。
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前記事でのコメント+引用した記事に対する関連事項へのリンク
# 「中東」問題を作ったのはイギリス
## 国際法観点で有効な唯一の約束vs帝国主義/植民地主義の本音
## +「中東」という呼称自体も西欧/イギリス視点。中立的呼称は「西アジア」など
# イスラエルは占領地であるガザでは「自衛権」を主張できない
# 「指導者たちの意図」(指導者たち=大統領、首相、...)
# 「文民保護」についての重要な論点
# イスラエルの戦時国際法違反(=戦争犯罪)事例
## イスラエル軍の「自国民の犠牲すら厭わない」攻撃例
# イスラエルの虚偽発表(←西側公式言説の唯一つの情報源)
## +イスラエルが通信を遮断して隠そうとしていること
# ナクバについて ←パレスチナ問題の歴史記述を別記事に独立させた
解説/関連記事リンク先の記号は、 + : DEEPLY JAPAN 、* :マスコミに載らない海外記事
%: 櫻井ジャーナル、 &: 寺島メソッド翻訳NEWS、E>: E-wave Tokyo 、K>: 耕助のブログ
M>: ワシが舞い降りたった、 U>: Unz Review、 H>: マイケル・ハドソン研究会、I>: IWJ
Q>: locom2 diary、A>: AlzHacker、W>: 日々の感想、R>: 虹子 nijiko、 F>: フランク
P>: Spiderman886、 T>: (フィリピン中部の)ボホール島に住んでいます、$: その他
# コメント箇所で直接引用したのは下記の記事。
% イスラエル軍のガザでの虐殺の怒りは世界に広がり、OHCHR幹部が抗議の辞職
「アメリカ、イギリス、そしてヨーロッパの多くの国はジュネーブ条約に基づく条約上の
義務を果たすことを拒否しているだけでなく、イスラエルを武装させ、経済や情報の面でも
支援し、イスラエルの残虐行為を政治的、外交的に援護」
上記の文脈での「ジュネーブ条約」は実際には(「戦時国際法」の骨格をなす)複数の
条約(ジュネーブ諸条約)。イスラエルは、あからさまに文民および文民の施設を攻撃
していることで、それらの条約の複数の規定に違反。
さらに、ウクライナにおける西側諸国の国際法違反について別記事1、2で述べた事の
多くが、ガザへの西側諸国の対応にも当てはまる。
しかも、下記の背景により、「ウクライナより犯罪の立証が容易」とすら言える。
- イスラエル政府はガザの文民への攻撃を公言している。
-- 「イスラエル軍は自国の文民を巻き込む攻撃すら行っている」との情報もある。
- ガザを含むパレスチナの大半はイスラエルの*占領地*であり、主権が及ぶ「領土」では
ないので、それらの土地の「防衛」は「自衛権」の対象外。
- ウクライナでのロシア語話者の自決権侵害に対応する、パレスチナ住民の自決権侵害に
ついては、既に「国際司法裁判所の勧告的意見」が出されている。
関連リンク (cf. 更新履歴と同カテゴリの記事)
P> 英国の欺瞞政策 - 今こそ記録を正す時だ
「イスラエルとパレスチナの紛争は英国で作られた。」
「第一次世界大戦中、ユダヤ人とアラブの指導者たちに矛盾した約束が交わされ、それが
100年にわたる敵意と今日の政治的行き詰まりにつながった。」
# ↑信義則に照らし、最も早い「フサイン=マクマホン協定」のみが国際法上で正当+有効
$ https://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/202311050000/
「英国の3枚舌外交から出て来たイスラエル - Walk in the Spirit:楽天ブログ」
「ピーター・シャンブルックが著書『欺瞞の政策』を発表するまで、西側諸国の多くの
歴史家は、1915年から1916年のフセイン(アラブ)とマクマホン(英国)の書簡を巡る
論争から目を背けていた。」←関連リンク最初の記事にも同書への言及あり。
「アラブ人は、この書簡には第一次世界大戦終結時のパレスチナ独立に対する英国の
暗黙的だが法的拘束力のある約束が含まれていたと常に主張してきた。」
「シャンブルック博士は、英国の解釈が支持できないだけでなく、欺瞞的であり、
アラブの解釈が正しかったことを合理的な疑いを超えて示している。」
# 本音の「サイクス=ピコ秘密協定」は、剥き出しの帝国主義/植民地主義の具現化。
# 「バルフォア宣言」は、シオニズムに含まれる帝国主義要素の肯定+利用の目論見。
# しかも「法的効力はない」(前掲「英国の3枚舌外交から出て来たイスラエル」)
「宣言は法的な文書ではなく、政治的な意図を表明したものだった。」
+ 忘れさせられていたパレスチナ問題、蘇った二国家解決
「長く見ている人はみんな知ってる通り、イスラエルはガザの人間を人間だと思っていない
メンタルだから、ガザには水も電気もガスも与えないと包囲(は既になされている)の上の
殲滅を狙うかのようなことを言い出し、実際、大規模に空爆した。」
「イスラエル当局はターゲットはガザの人間全部だと言って憚らない。ガザの人間に無実の
ものはいない、とか言い出すわけですよ。」
「パレスチナを国家として認めようという動きはずっと継続していて、国家承認していない
のは、いつものようにアメリカとその子分たちという明白な事実がある。」
R> 大虐殺を止められない国連を辞任、国連人権高等弁務官事務所NY事務所局長
「ガザでの戦争に対する国連の対応をめぐって週末に辞任した国連人権問題担当の
クレイグ・モクヒバー氏」
「世界各国での人権侵害を評価するときと同じ基準をイスラエルにも適用するよう求めた」
「通常、ジェノサイド を証明する上で最も難しいのは意図である。この場合、イスラエルの
指導者たちの意図は、はっきりと公言されている。
- 首相によって、大統領によって、上級閣僚によって、軍の指導者たちによって
- このケースは簡単だ。それは公の記録にある。」
# ↑「意図」については、ジェノサイド条約第二条(ジェノサイドの定義)を参照。
# 「自衛権」適用への疑義関連
A> 西洋至上主義を守る権利 シャヒッド・ボルセン
The right to defend Western supremacy
「イスラエルには自衛権がある、と誰もが言い続けています。しかし、それはどこに書いて
あるのですか?」
「パレスチナ人には、武力闘争によってでも占領に抵抗する権利がある、と書かれている
場所は知っています。」
「しかし、被占領者の合法的な抵抗に対して、占領が擁護される ... 占領を擁護する権利は
どこにあるのですか?それが私の知りたいことです。」
「ガザは占領されていないなどと言わないでください。
イスラエルは国境を支配し、海路を支配し、空域を支配し、食料の量、水の量、燃料の有無、
家の電気をつけるかどうかも決めています。
すべてイスラエルが決めているのです。インターネットが使えるかどうかも。これ以上どこ
まで占領されるのかわかりません。」
「国際法で合法的に認められている抵抗に対して、占領を擁護する ... 権利がどこにあるの
でしょうか。」
「西側諸国は法の支配を語ることはできません。」
「アメリカは国際法を蔑ろにし、弱肉強食を信奉するという点では一貫しています。例を
挙げればきりがありません。しかし、つい先日起こったことを見てください。シリアに
いるイラン軍に対して、シリアでミサイル攻撃を行いました。」
「イラン軍はシリア政府の許可を得ています。... つまり国際法に従って ... そこにいる
許可を得ています。それが法律です。しかし、アメリカは?」
「ホワイトハウスによればイスラエルには ... 不処罰と説明責任を果たさない権利がある、
... これは国際法の明確な否定です。法の支配という概念の明確な否定です。」
「イスラエルが戦争のルールに従わないことは、世界中の誰もが知っています。そして、
アメリカも戦争のルールに則っていないことは周知の事実です。」
「イスラエルには自らを守る権利があると言うとき、あなたが本当に言っているのは、
イスラエルには自分たちの優位性を守る権利があるということです。それが ... 本音、
... 本心です。」
「ハマスとイスラエル、パレスチナとイスラエル、アラブ人とユダヤ人、イスラム教徒と
ユダヤ人の対決ではありません。野蛮な西洋至上主義と文明世界との対決なのです。」
# ↑西側の政治指導者が「西洋至上主義」への反省を述べた極めて珍しい例も存在する。
$ https://ameblo.jp/sayamayotarou/entry-12827372332.html
「イスラエルに自衛権はあるのか?」
「「軍事占領の文脈において自衛権は適用できない」と国連人権理事会の専門家
フランチェスカ・アルバネーゼ氏」
「自衛権が存在したとしても ... 攻撃を撃退するために必要とされる行動は、相手の
攻撃の強度と規模に基づく ... 比例的なものでなければならない」
「但し、その場合でも占領国ではないことが条件」
「要するにイスラエルは元々占領国家なので被占領国に対する「自衛権」は存在しない」
「むしろハマスの攻撃はイスラエルを追い出すため「自衛権」を行使したに過ぎない」
H> スコット・リッター「ロシア、イスラエル、そして民間人をめぐる戦争法」
「ICJは、イスラエルがとるいかなる措置も「適用される国際法に合致したもの」でなければ
ならないとした。ガザや現在イスラエルの領土となっている土地の多くが国際法上「占領地」
とみなされる限りにおいて、また、イスラエルが対応している脅威がこの占領地の外では
なく中から生じていることに言及する限りにおいて、イスラエルは、国連憲章第51条に
基づき、パレスチナ領土の占領の不当性を排除するために、「必要な状態」という主張に
基づいて自衛権を発動することはできない。」
「2006年のレバノン戦争で、イスラエル国防軍北部司令官ガディ・アイゼンコットは、
民間人地域を占領するために必要な困難で危険な地上戦を行うよりも、民間人地域全体を
標的にして破壊しようとする軍事戦略を実施した。」
「この新しいドクトリンは、西ベイルートのダヒヤ地区で初めて使用され、ドクトリンの
名称はこの場所に由来する「ダヒヤ・ドクトリン」となった。」
「「ダヒヤ・ドクトリン」は2008年以来、ガザに対して広範囲に使用され、数千人の市民を
殺害した。
「ダヒヤ・ドクトリン」は、その定義においても、その実行においても、国家テロリズムに
他ならず、イスラエル軍はこの政策の実行を通じて、テロ支援国家となったことになる。」
$ http://www.labornetjp.org/news/2014/1407130004777staff01
「文中、「ガザ・ドクトリン」という言葉が出てきます。これは「ダーヒヤ・ドクトリン」
とも言われるもので(「ダーヒヤ」とはアラビア語で「郊外」の意味」)... 人口が密集
したベイルートの郊外の住宅地を、攻撃対象には不釣り合いな破壊兵器で攻撃」
$ https://ameblo.jp/waterlily2022/entry-12826312363.html
「戦争犯罪政策」
「米国とイスラエルはともにパレスチナの国連正式加盟に反対 ... その理由は
パレスチナ人が国際刑事裁判所に加盟し、戦争犯罪を告発できる可能性があるから」
「イスラエルとパレスチナの暴力の間には、質的な違い、すなわちダヒヤ・ドクトリンが
意図する圧倒的な苦しみがある一方で、量的な違いも深刻である。」
「さらに重要なことは、国家主体が戦争の国際規範を守ることをやめ、標的はもはや過激派
ではなく、一般市民であると公言するとき、その行為は明らかに戦争犯罪となる。」
$ https://ameblo.jp/sayamayotarou/entry-12828673336.html
「米英がイスラエルを非難できない理由のひとつ」
「イスラエルのネタニヤフ首相は、第二次世界大戦中に 米国とその同盟国が ドイツや
日本に対して行った無差別攻撃を引き合いに出しガザ攻撃を繰り返し正当化しています。」
# ↑より根本的には、イスラエルは「米英の出先機関」だから。下記2記事にも同じ指摘。
A> なぜ米国はイスラエルを支持するのか?経済学者マイケル・ハドソンによる地政学的分析
「イスラエルが、世界で最も重要な地域のひとつにおける米国の地政学的パワーの延長である
ことを強調することは極めて重要である。」
& イスラエルは陸上に配置された航空母艦―米国の真の狙いはイランだ
F> イスラエルとパレスチナの戦争におけるCIAの役割が明らかに
「イスラエル軍を直接支援」「ハマス幹部を標的とする特別任務部隊を設置」....
# ↑国際法上「武力攻撃」を構成。∴パレスチナ側は*米国に対しても*自衛権を行使可能。
$ https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/93a7f8612344130dd8bf0fb18c8253d4
「土地泥棒イスラエルの地上げ屋行為」
「単なる”土地泥棒”の行為中の被弾」
$ https://ameblo.jp/sayamayotarou/entry-12826513111.html
「結局 目的は資源略奪?」
$ https://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/202310150000/
「イスラエルがパレスチナの民族浄化を図る訳 - Walk in the Spirit:楽天ブログ」
「西側に集中している油田/ガス田、特に、2000年に発見されたガザ沖ガス田は大規模」
Q> パレスチナの悲劇:クイ・ボノ? ぺぺ・エスコバル
W> イスラエルの生存権 ←占領国に自衛権なし
「国際法は地元民保護を義務づけ ←毎日1000人殺してます」
「1967年11月22日の安全保障理事会決議242に基づくイスラエルの義務は、占領地から撤退し、
第1条、55条、第11章および第12章に根幹をなす譲渡不可能な権利であるパレスチナ人民の
自決権の実際的な実施を許可すること」
# ↑ 国連憲章の条文と章への言及。↓ICCPR、ICESCR への言及
「 国連憲章、ならびに市民的および政治的権利に関する国際規約 (ICCPR) および経済的、
社会的および文化的権利に関する国際規約 (ICESCR) に共通の第 1 条に規定されています。
「ICJの明確な文言にも関わらず、イスラエルは具体的なICJの判決を何ら履行しておらず、
米国が安全保障理事会での拒否権を乱用(約80回!)したため、何度も国連を無視する
ことができた。」←ここでの法的問題は、米国による、安保理決議242の執行妨害。
# ↑厳密には、国連憲章、条約(国際規約)、安全保障理事会決議に国際法として拘束力が
# あり、ICJ の「判決(正しくは「決定」/「勧告的意見」)」はイスラエルの占領政策が
# 国際法違反だという「事実認定」(∵ICJの判決は当事国同意の裁判でしか出せない)。
E> ガザ作戦に正当性なし=露国連大使
「ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は、イスラエル・パレスチナ紛争に関する安保理
緊急会合で、イスラエルの安全保障の権利を認めながらも、現在ガザで行われている作戦に
ついては正当性はないと主張」
「彼ら(編注:西側諸国)はイスラエルの自衛権を根拠にしているが、占領国であるイスラエル
にはそのような権利はない。このことは2004年の国際司法裁判所の決定でも示されている」
「2004年の国際司法裁判所決定では、イスラエルの分離壁建設による占領政策は国際法に反し、
パレスチナ人の民族自決権を損なうものとする勧告的意見が出されている。」
# 言及されている「勧告的意見」原文は下記にある。
$ https://icj-cij.org/case/131/advisory-opinions ↓下記が要約/まとめ
$ https://www.icj-cij.org/sites/default/files/case-related/131/1677.pdf
# 「指導者たちの意図は、はっきりと公言されている」件
H> ペペ・エスコバル「ネオコンの戦争を復活させる『ナクバ2.0』」← ナクバ (1.0)
「230万人のパレスチナ人に影響を及ぼすイスラエル情報省の国外追放指令は、極めて
明確だ。それは10月13日に同省によって公式に承認されている。」
A> イスラエルがガザを “浄化 “する用意があることを示唆する証拠が続出
「イスラエルの『カルカリスト』誌に掲載された、ガザに対する民族浄化計画の概要を
記した情報省の政策草案がリークされたという報道」
「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、
戦争を隠れ蓑にパレスチナ人をシナイ半島に追いやるというアイデアを欧州連合(EU)
に働きかけたという、月曜日の『フィナンシャル・タイムズ』紙の報道」
「イスラエルは少なくとも2007年以来、アメリカによって承認されたガザの民族浄化計画を
立案中だった。それは、ハマスがパレスチナの選挙で勝利し、飛び地を掌握した直後のこと」
「過去16年間、このいわゆる「和平計画」(正式には「大ガザ計画」として知られている)を
受け入れるよう、エジプトを腕力でねじ伏せるための一連の失敗した極秘の外交努力の後、
イスラエルは今この瞬間を利用して、より残酷なバージョンを力ずくで実行に移したいと
考えているのかもしれない。」
W> イスラエルはシファー病院にバンガーバスターを撃ち込むつもり
「「ハマース本部が地下にある」イスラ情報部が特定と大統領発言」
「大統領発言のソースはNYT。」
「イスラエル大統領「これはイスラエルとハマスの間だけの戦いではない」
アイザック・ヘルツォーク」
$ https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/a1fde1f8f75722c8ebab1b6511d1bb6d
「イスラエルは「恥を知れ」ガザ大虐殺」
「専門家らはイスラエルの同盟国も「責任を負う」とし、イスラエルによる「壊滅的な
行動を防ぐため直ちに行動しなければならない」と強調。」
「イスラエルは今回、50万人も動員し、『息の根を止めないと』というのが公式発言」
「これまでは、イスラエル人がよく言う『芝刈り』程度だった。つまり〝芝が延びてきた
ので、その分を刈る〟というものだ。
だが今回は『根絶やし』と言っている。〝芝が絶対に伸びないように〟という意味だ。」
$ https://blog.goo.ne.jp/rakitarou/e/bdc2969bfd4d726433571b042ca3cb10
「現在のイスラエルは「超人・動物」思想だ」
「パレスチナ人を「動物」扱いしてきた時点でイスラエルの負け」
P> イスラエルはパレスチナ人を「人間の動物」と呼び、ガザへの燃料、電気、食料、水を断つ
P> イスラエル、ガザで「大量の民間人犠牲者」を出す意思を認める - ジェノサイドが最終目的
「『ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、関係者の一般的な感情は、大量の民間人犠牲者が
出る可能性が高いが、イスラエルはガザを完全に消滅させるという最終目標を達成しなければ
ならないので、それでも構わないというもの」
H> クリス・ヘッジズ「イスラエルのパレスチナ人に対する最終解決策」
「アパルトヘイト国家イスラエルのユダヤ人過激派、狂信的シオニスト、宗教的狂信者、
超国家主義者、暗号ファシストが、ガザを地上から消し去りたいと言ったら、彼らを
信じよう。
2023年10月13日付でイスラエル情報省から流出した10ページの文書では、ガザ地区の
230万人のパレスチナ住民をエジプトのシナイ半島に強制的かつ恒久的に移送することが
推奨されている。
パレスチナ人の全面的な根絶と民族浄化を求める血も凍るような声を真剣に受け止めない
のは重大な間違いだ。このレトリックは大げさなものではない。文字通りの処方箋なのだ。
ネタニヤフ首相は、後に削除されたツイートで、ハマスとの戦いを「光の子と闇の子、
人類とジャングルの掟の戦い」と表現した。」
F>ガザからシナイへのパレスチナ人移住を推奨するイスラエル情報機関の文書が明らかに
文書は、イスラエルが戦争中に
「ガザの住民をシナイ半島に避難させる」ために、
「北シナイ半島にテント村と新しい都市を建設し、避難民を収容し、
その後、エジプト国内に数キロの地域を建設し、
住民がイスラエル国境付近に帰還したり居住したりすることを許可しない」
ことを勧告している。」
「文書には、ベンヤミン・ネタニヤフ首相率いるリクード党のヒラ・ガムリエル大臣が
率いる諜報省のロゴが含まれている。」
F> 戦争の目的は「イスラエルによるガザの民族浄化計画」であることが
イスラエル情報省からの流出書類で判明
いくつかの項目がありますが、最も重要視されているのは、
「ガザのパレスチナ人を、すべてエジプトのシナイ半島に移送し、そこに新都市を建設する」
というものです。
イスラエル情報省の当局者は、流出したこの文書が本物であることを認めていますが、
「漏洩するとは想定していなかった」と述べています。
% ガザでイスラエル軍が行っている民族浄化でパレスチナ人弾圧に対する怒りが噴出
「イスラエル政府は10月30日、同国の情報省がガザに住む230万人をシナイ半島に移住させる
ことを提案した報告書を起草したと認めた。」
$ https://ameblo.jp/sayamayotarou/entry-12824671453.html
「目的はガザを地図から抹消すること?」
# 下記は戦時国際法の「文民保護」原則について、重要な論点を提示している記事
R> 難民キャンプの市民の死は巻き添え被害か?/スコット・リッター
「イスラエルは、
「イスラエルの爆撃を受けたとき、ハマスの幹部がジャバリア難民キャンプにいた」
「キャンプ内のパレスチナ難民の死は、戦争法の下で許される巻き添え被害だ」
と主張している。」
「イスラエルは間違っている。」
「巻き添え被害について議論する場合、問題の司令官が攻撃時に実際にキャンプ内に
いたかどうかという閾値的な法的問題に答えなければならない。
区別とは、指揮官が、自分たちが攻撃しようとしているものが合法的な軍事目標である
ことを、合理的な確信をもって知っていることを必要とする。」
「敵対行為に直接参加していない限り、民間人を攻撃することは許されない。
識別の原則は、軍事的利益に対する巻き添え被害の可能性のバランス、標的が敵対行為に
直接参加しているかどうかの判断、その殺害が明確な軍事的利益を促進するかどうかの
判断とは別のものである。
巻き添え被害に関する問題は、積極的識別の段階を否定するものではなく、積極的識別を
得られないことは殺人に等しいからである。
ハマスの指導者の身元確認ができなかったイスラエルは、ジャバリア・キャンプを爆撃し、
大量殺人を犯した。」
# ↓イスラエルの戦時国際法違反の個別事例(「いくらでも見つかる」状況)。
# e.g. 「日々の感想」でガザ状況記事の検索を実行すると ...↑
R> イスラエル、入院病棟の患者を狙撃
「< 戦時の決まり事・国際人道法 > # cf.「戦時国際法」は中立法規等を含み、やや広義
1. 民間人を狙ってはダメ
2. 拷問や非人道的扱いはダメ
3. 医療スタッフや病院への攻撃はダメ
4. 民間人には安全な避難経路を確保
5. 人道団体による支援のアクセスを確保」
R> ガザの医療施設の状況/国境なき医師団
W> インドネシア病院の隣接地に集団墓地を設置(動画)
W> 現場医師が伝えるガザ病院の惨状 手術中に空爆で天井崩壊
W> ガザ シファー病院の現在(動画、文字情報)
W> ガザ イスラエルが主要な病院を一斉に空爆 死者多数(動画)
W> イスラエル軍がパレスチナ救急隊員に撃つ弾の形(写真)
「ガザ ハマース フレシェット弾」
E> 赤新月社、イスラエルによるガザ空爆で患者が死亡と発表
「医療チームに対する意図的な攻撃は戦争犯罪であり、ジュネーブ条約への重大な違反」
W> 西岸ジャバリヤ虐殺 イスラエルが900キロ爆弾を2個使用
「クレーター直径131メートル 2番目に強力な爆弾」
「イスラエルがジャバリヤ攻撃で2000ポンド(約900kg)爆弾を使用、分析で判明」
「10月31日の爆撃で人口密度の高いガザ地区にできた衝突クレーターは幅約40フィート
(約131m)である。 イスラエルはハマスの地下標的を狙っていると述べた。」
「https://www.nytimes.com/2023/11/03/world/middleeast/israel-bomb-jabaliya.html
(↑文中に写真)」
「ジャバリヤのような密集した人口密集地域への投入は、イスラエルが意図する標的が攻撃に
よる民間人の死者数と破壊を正当化するかどうかという比例性の問題を引き起こしている。」
W> ガザ海岸沿いの漁船をイスラエルが空爆して破壊(動画と写真)
「11月4日朝、イスラエル軍航空機がエジプト国境近くのラファ市の海岸を攻撃し、
そこにいたすべての漁船を破壊した。」
「完全封鎖中は漁業で多くの地元住民を養っていたが、今ではそれも奪われた。」
W> ガザ イスラエル空爆で一族86人を失った女性が語る(動画)
W> ガザ 瓦礫の下から叫ぶ少女の声(動画)
W> ガザ アル・アズハル大学をイスラエルが空爆(動画)
W> ガザ イスラエルがUNRWA学校を空爆(動画)
「UNRWAによると、5人が砲弾の直撃を受け、38人死亡、50人以上が負傷。」
「UNRWA関連施設で受け入れている避難民総数は50万人」
「最早国連で守ることができる事態を超えている」
W> イスラエル軍がUNRWA男子学校を占拠 住民を「人間の盾」にする(写真)
# ↑「イスラエル軍が」で間違ってない。
W> ガザ 路上の水を掻き集める人(動画)
W> 西岸ジャニーン イスラエル軍が夜間に道路と水道管を破壊(動画)
W> 西岸ナーブルス 入植者がパレスチナ人の車や店舗に放火(動画) イスラエル
「これに先立ち、パレスチナのリヤド・アル・マリキ外相は、イスラエルが入植者に
武器を与え、パレスチナ人を殺害する訓練を行っていると述べた。」
# ↑自国民を戦時国際法の保護対象外である「交戦者資格のない戦闘員」にしている!
# 「イスラエル軍は自国の文民を巻き込む攻撃すら行っている」件
$ https://ameblo.jp/waterlily2022/entry-12827420534.html
「イスラエルには、イスラエル兵が捕虜になるのを防ぐという長年の方針がある。主に、
イスラエル社会が兵士を確実に帰還させるために高い代償を払うことにこだわるからだ。」
「何十年もの間、軍のいわゆる "ハンニバル手順 "は、イスラエル軍兵士が捕虜になるのを
許す代わりに、仲間の兵士を殺すよう指示してきた。」
# ↑ cf.「戦陣訓」の「生きて虜囚の辱めを受けず」は、多くの場合「精神論」どまり。
$ https://ameblo.jp/waterlily2022/entry-12825980437.html
「イスラエル軍の物議を醸すハンニバル・コードとダヒヤ・ドクトリン」
「国際法に違反する可能性のある不釣り合いな武力を容認」
「ハンニバル指令」
イスラエル国防軍によって公然と説明されたことはないが、軍当局は
80年代に導入されて以来、いくつかの作戦でこの指令を引用している。」
「拉致された兵士を危険にさらすことも含め、兵士の拉致と監禁を防ぐために
あらゆる可能な方法で行動すること」←「危険にさらす」=未必の故意による殺人許可
# 民間人にも適用される and/or ハマスの襲撃地点全てにイスラエル戦闘員がいる想定
$ https://ameblo.jp/sayamayotarou/entry-12828377529.html
「パイロットたちはハマスの戦闘員、民間服を着たパレスチナ人の略奪者、そして
イスラエル人を区別するのが難しかったと証言していますが実際には命令に従って
無差別攻撃をしたというのが事実のようです。」
「10月7日の証言は、イスラエル軍が戦車、ミサイルでイスラエル市民を「砲撃」している
ことを明らかにします-グレーゾーン (thegrayzone.com)」
「10月7日にハマス過激派に制圧されたイスラエル軍は、イスラエルの住宅や自国の基地
さえも砲撃する命令を受けた。」
% 米国の軍や情報機関の支援を受け、イスラエル軍はハマス殲滅のため自国民も殺害
「イスラエルの新聞ハーレツによると、イスラエル軍は ... 建物を人質と一緒に砲撃で破壊」
「ハーレツの記事を補充した報道」(Grayzone)
Q> 10月7日の証言は、イスラエル軍が戦車やミサイルで
イスラエル国民を「砲撃」したことを明らかにする(前編)|(後編)
--イスラエル軍の攻撃によるイスラエル国民の犠牲者数 マックス・ブルメンタール
# ↓イスラエルの場合、西側では「禁止されている化学兵器使用だー」と騒がない。
W> イスラエル爆弾のパレスチナ人被害者 皮膚に深い亀裂 化学兵器使用の可能性
P> イスラエル砲がレバノン南部の7つの入植地を攻撃
「レバノンのアッバス・ハジ・ハッサン農業大臣代理は、『L'Orient Le Jour』紙に対し、
イスラエルが国際条約に反して禁止されているリン弾を使用したことで、レバノンの
農業部門に深刻な被害が出ていると述べた。」
# 西側公式言説は、専らイスラエルの発表のみに基づいているわけだが ....
K> No. 1963 イスラエルの欺瞞の文化
by Chris Hedges
「私は20年間戦争を取材し、そのうちの7年間は中東にいた。爆発物の大きさと致死性に
ついてかなり学んだ。ハマスやイスラム聖戦の武器庫には、ガザのアル・アハリ・アラブ・
クリスチャン病院で推定500人の市民を殺害したミサイルの巨大な爆発力を再現できる
ようなものはない。」
「アル・アハリ病院関係者によれば、イスラエル軍は10月17日の攻撃までの数日間、
イスラエルが建物から避難するようにと警告するおなじみの「屋根を叩く」ロケット弾を、
弾頭を持たないロケット弾として病院に投下した。病院関係者はまた、イスラエルから
「避難するよう2回警告した」という電話を受けたと語った。」
「イスラエルは、ガザ北部のすべての病院を避難させるよう要求している。」
「病院への攻撃のあと、イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフの 「デジタル補佐官」
であるハナニャ・ナフタリは、X(旧ツイッター)にこう投稿した。「イスラエル空軍が
ガザの病院内のハマスのテロリスト基地を攻撃した」この投稿はすぐに削除された。」
「病院爆破の後 イスラエルはまず病院を攻撃したパレスチナ・イスラム聖戦(PIJ)の
ロケット弾を映したとするビデオを公開した。その映像が、病院を空爆した40分後に
撮影されたものであることがタイムスタンプで記者にわかると、イスラエルは急いで
その映像を削除した。」
「イスラエルの宣伝担当者たちはパレスチナのロケット弾には爆発力がほとんどないことを
知っていたが、ハマスが病院の下に弾薬を貯蔵していたと主張した。これが大爆発を引き
起こしたという。しかしもしそれが本当なら、二次爆発が起こるはずだ。それはなかった。」
* ガザの通信をイスラエルが遮断したのは殺人犯連中が目撃者を好まないためだ
R> 隠蔽したいイスラエルの無差別攻撃
「アラブ人だけでなく、欧米人だろうが、アジア人だろうがお構いなしだ。」
「国連職員、医療従事者など、支援に入っている人たちを巻き込んでも悪びれることもない。
国際法を無視した戦争が許されるなら、善意の人たちは支援に行けなくなってしまう。」
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