ある日の気づき

「耕助のブログ」での中国に関する記事(5)

耕助のブログ中国に関する記事 (2025年1月分から。2024年12月まで)。

No. 2399 中国がチップ競争に勝つ理由: 材料、市場、資金、そしてムーアの法則 2025/01/21
「ファーウェイとSMICが先端半導体製造において世界のライバルに急速に追いついている」
(1)「精製シリコンやウェハー製造など、中国の巨大なサプライチェーンの優位性」
(2)「中国は欧米企業にとって失うにはあまりにも大きな市場」∴欧米の技術輸出規制は「ザル」
(3)「中国中央政府…地方政府…中国企業自身…近年…1000億ドルを…はるかに超える投資」
(4) 「ムーアの法則が…限界」(=新規チップを一から開発すると設備費用が大きくなり過ぎる
→「既存のチップ(の(縮小)コピーをまとめてチップにする)「チップ・パッケージング」が
近年のチップ開発手法の主流に」
→「チップ・パッケージング」は「中国企業がすでに得意としている分野」なので、
中国企業がチップ開発での競争力を増している。
No. 2396 中国が超音速エンジンをテスト 2025/01/18
北京からニューヨークまで乗客を2時間で運ぶ
「清華大学…設計…ロータリー・デトネーションエンジンローターコンプレッサー
ラムジェット技術を組み合わせたラム・ローター・デトネーションエンジン(RRDE)」
「現在のデトネーション・エンジン…推力が不連続…RRDEは連続的な推力を提供」
「超音速民間機「Yunxing」を開発するために不可欠」
「スペース・トランスポーテーション社の超音速ジェット機「Yunxing」…コンコルドを凌ぐ…
高度20,000メートル(65,600フィート)を超え、マッハ4で飛行し、垂直離着陸ができる」
「ジェット機の最初の上昇にはブースターが使用され、空中で分離して超音速での飛行」
「目的地に近づくにつれて…液体ロケットエンジンをオン…垂直に着陸」
「2027年までに最高マッハ4…を目指し…2030年までに…商用…輸送飛行を実現」
No. 2395 カオスの帝国、再装填 2025/01/17
# 記事の主題
「マイケル・ハドソン教授:「カオス」が米国の公式政策」←出典MH
=「西アジアからヨーロッパ、ラテンアメリカの一部に…混乱を引き起こす…BRICS諸国を
分裂させ…ようとする試み」
## 中国/BRICS vs 米国/西側諸国の対決における各陣営の基本方針
「BRICSのトップである中国は、米国との技術戦争、世界貿易におけるシェアの拡大、
そして一帯一路構想(BRI)プロジェクトの再調整という3つの課題に焦点を当てる」
「トランプ新政権下の米国…カナダ、グリーンランド、パナマ運河…を併合するという
狂気的な考えに加えて、モンロー主義を全面的に推進する可能性…荒廃した新植民地の
アルゼンチンを除いて、裏庭(中南米)の選ばれた地域は荒々しい航海を強いられる」
「米国(テルアビブは言うまでもなく)…シリアが恒久的に混乱状態にあることを望んで…
安定した代表制政府など決して望んではいない」
# 米国/西側諸国の負けは見えている…「いかに負けるか」という問題になるだろう。
「エマニュエル・トッド:著書『西洋の敗北』…インタビュー…で:トランプの仕事は
ロシアに対するアメリカの敗北を管理すること」
## 攻防の焦点
「マイケル・ハドソン教授:問題の核心は対外債務…BRICS諸国が成長を遂げながら、
過去100年間、特に1945年以降に背負わされた対外債務を返済することは不可能…債務を
帳消しにし…既得権益と国益の衝突を解決…国内の寄生虫を排除する必要」
「米国…カオス、政権交代、テロを駆り立てるため…地元の寄生虫たちと手を組む」
## しかし、「地経学の行方はすでに明らか」
「2000年…から、米国の工業生産は10%しか伸びておらず、2019年以降は文字通り0%…
2000年以降、中国の工業生産は1000%近く、インドは320%以上、ロシアは200%以上成長」
「NATO加盟国…成長していない…西ヨーロッパは2007年から2008年…ドイツは2017年を
ピークに成長が止まっている。イタリア…工業生産は2000年以降、実際には25%減少」
「米国…ロシアと比較…兵器生産において…競争力がなく、極超音速やミサイル防衛に
関しては、率直に言って笑えるほど」
No. 2393 2週間後、誰もが影響を受ける 2025/01/15
「トランプ…意図的に互いに直接矛盾するようなことをやると言っている」
「関税…輸入品やサービスに課される税金…消費税や所得税、固定資産税など…と同じ」
「トランプは減税を約束しているが、貿易相手国に課税…つまり増税をすると言っている」
「関税が上がれば、米国に輸入されるあらゆるもの…コーヒー…砂糖…トラックを含む
自動車の大部分…関税によってさらに高くなる」←結果的には、消費税の大増税に近い。
「彼は大統領選でインフレ対策をすると公言…関税を導入すればインフレはひどくなる」
「選挙運動中のトランプは選挙運動家だ。選挙が終われば彼は気にしなくなる」
「米国には不法移民を多く雇用している3つの産業がある。(1) 娯楽産業、主にレストラン
(2) 建設 (3) 農業…資本家たちは不法移民を搾取することで利益を上げている」
「不法移民を国外追放すれば、雇用主たちは利益の重要な部分を奪われ…果物や野菜の
価格は大幅に上昇…家賃も住宅価格も悪化…レストランも同じような問題を抱える」
「米国は…不確かな未来に直面」cf. 信じられない程クレイジーな2024年の米国の統計44
「中国に対する戦争は…発展を遅らせることを目的としていたが…失敗」
「中国の政治形態を変えさせることを目的としていたが、それも失敗」
「中国は依然として米国よりも2~3倍の速さで成長している」
No. 2392 中国以外で将来のレアアース供給の鍵を握る国は? 2025/01/14
「レアアースは、クリーンエネルギー、先端技術、近代戦争に不可欠」
「中国は精錬能力をほぼ独占しているため、現在、世界のレアアース市場を支配」
「西側諸国はレアアースのサプライチェーンを中国が支配していることを懸念…供給源の
多様化と自国の精錬能力の開発を目指している」
No. 2391 レアアースとは何か。なぜ重要なのか? 2025/01/13
「スカンジウム ₂₁Sc、イットリウム ₃₉Yの2元素と、ランタン ₅₇La からルテチウム ₇₁Lu
までの15元素(ランタノイド)の計17元素の総称」
「携帯電話、コンピュータのハードドライブ、電気自動車やハイブリッド車、薄型モニター、
テレビなどのハイテク消費財に使われる」
「重要な防衛用途としては、電子ディスプレイ、誘導システム、レーザー、レーダーおよび
ソナーシステムなど」
「2008年には中国がレアアースの世界生産量の90%以上を占めるようになり、2011年には」
その割合は97%に達した。」
1990年以降、中国政府がレアアースの生産量と輸出量を制限し始めたため、レアアースの
供給が問題となった。」
No. 2388 既存の自動車市場は崩壊しつつあり、高関税はそれを救えない 2025/01/10
「北米、西欧、日本は、高価格の自動車市場…低価格の中国製…を締め出すことで…
大きな単体利益を上げている。」
「それらは成熟した市場…販売台数は10年前の水準をはるかに下回り、業界が予測した
新車需要の水準にも遠く及ばない。」
「生産能力過剰に苦しんでいるのは米国、日本、ヨーロッパの自動車メーカー」
「中国は異なる戦略を展開…東南アジア、中南米、アフリカ、東欧の市場を席巻」
No. 2385 トランプは中国をどう管理するのか、あるいは管理を誤るのか? 2025/01/07
「多くのトランプの側近…『唯一正しい愛国的な行動』は強硬に『反撃』すること」
# ↑金融資本主義≈新自由主義植民地主義アメリカ例外主義
# e.g. ここでの「愛国」には、アンブローズ・ビアスの定義が当てはまるし、「反撃」は
# 中国が先に攻撃したかのような*事実に反する*印象を与えるプロパガンダ用語。
No. 2384 世界のメタル市場がパニック 2025/01/06
「中国のレアアース輸出禁止措置で仲介拠点が閉鎖」
「中国は軍事利用可能な材料の輸出禁止を強化…最終ユーザーへの販売のみ…軍事目的
以外での使用だけを許可…仲介業者や再販業者による市場へのアクセスを遮断」
「米国の採掘業者は、中国が将来規制を緩和し、価格が生産コストを下回る可能性がある
として、新たな生産への投資に消極的」←投資して増産の効果が出るのは数年後。
No. 2381 今日シリア、明日はイラン、そして必ず中国 2025/01/03
No. 2380 中国のガリウム輸出禁止に米国がつけた代償 2025/01/02
:6020億ドルとファーウェイの新たな独占
「半導体輸出禁止に対する報復として、中国がガリウムの輸出を禁止」
# 殴れば殴り返される+国際法上、先に殴れば違法でも、殴り返す事(復仇)は合法。
「世界市場へのガリウム供給…30%減少…、米国経済…6020億ドルの打撃」
「ガリウムはファーウェイが…大きな優位性を持っている…5G通信機器に不可欠」
「窒化ガリウムは、通信機器の大幅な軽量化を可能にし、その結果、設置、保守、修理に
かかるコストを大幅に削減」
「ノキアやエリクソン…ファーウェイのライバル…さらにファーウェイに後れ」
「中国はガリウムの世界市場の95%以上を支配…防衛を含む様々な米国産業に打撃」

FF

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