下の写真は、左が長ふ12号、右が“ふじ”(元祖)です。どちらもふじ系統です。
長ふ12号は長野県で出来た品種らしいです。元祖のふじに比べると低身長でずっしりした見かけです。
長ふ12号は昨日伐採したりんごの横にある育ち盛りの若木のりんごです。
まだ大量には収穫できませんが、今回は収穫かご1つぐらい獲れました
たまたま回ってきた車屋Yさんが、“これ本当にふじか?ふじじゃないんじゃないか”と大絶賛するので
私も試しに食べてみました。なんだか、酸味が少なく、すごく甘いのです。
持ってみるとどれもずっしり感があります。
糖度計で測ると18度近くありました。
我がりんご園にあるりんごの種類は、ふじでないものは“つがる”“スターキング”“こうとく”“紅玉”
ふじ系統は“紅花ふじ(早生ふじ)“峯村系ふじ”“長ふ12号”
“秋ふ47号”“ふじ(元祖のふじ)”です。
こうやって書きだしてみると結構ありますね。
ふじは元祖のふじ以外は着色系ふじと言って、赤く色づき安い種類です。
青森の方がやっている“青い森の片隅から”というりんごの種類を図鑑のように紹介しているホームページを
良く拝見するのですが、特にふじは枝変わりで相当数の種類があるとのことでした。
(こまちふじ、みしまふじ、長ふ6号、ふじチャンピオン、紅ほまれ、ふじロイヤル、
寿ふじ、豊ふじ、新富、王実、王富、ニュー長ふ6、青森ふじ、スーパーふじ・・・・)
ふじは昭和14年に“国光”と“デリシャス”という種類の交配でできた品種ですが農家の方が作りづらければ、
あっという間に市場から消えてしまうのですから、やっぱり味、保存性からいっても優秀なのでしょうね。
我が家に1番本数があるのは元来の“ふじ”ですが、私達がいつも苗木を買う種苗屋さんには、すでに
売っていません。色つきが良い枝変わりのふじよりはどうしても劣るからなのでしょうか?
私もやっとりんごの種類の違いに興味を持ち始めたばかりです。
りんごの種類については自分の勉強のためにも、折に触れブログで書いてみたいと思います。
by ユカ隊長