。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

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のんびりのほほ~んと語っていきたいなぁ~

歌劇な噺劇 Ⅲ

2018年06月30日 | SAKURA特急

『歌劇な噺劇 Ⅲ』 6月23日 (土) 12:00~ 16:30~ / 近鉄アート館 (6/22~24)

         噺劇 三題  (演出:紅 壱子 / 脚色:桂 九雀)  「帯久」 ・ 「転宅」・「家島天神祭」

     【出演】 宝塚歌劇団 OG    
                       未央 一・鳩笛真希・寿ひずる・宝城さゆり・加茂川志ぶき・青山雪菜・風早 優・毬穂えりな  

                       OSK日本歌劇団 OG  
                       洋あおい・ 桜花昇ぼる・有希晃・大咲せり花・沙月梨乃・友麻亜里・安希つかさ・雪乃美玲・鈴峯ゆい・実桜くらら

 

今年で三回目になる噺劇を楽しんできました。毎年新しいチャレンジャーさんのお顔を拝見できるのも楽しみの一つです。なかなか他所の舞台へ出向く余裕がとれない私にとってここで得るものは大きく、すべて目の肥やし心の肥やしとなっております。もちろん一番のエネルギー源は桜花さん^^心にいっぱい充電して満たされたそのパワーをOSKへそそぐ感じかなぁ~(笑)。

さて、会場で頂いた公演リーフレットを開くと、とても楽しそうなみんなの顔が目に飛び込んできた。今年はその笑顔で何をみせてくださるのだろか^^? あんなに不安げなブログを書いていた桜花ちゃんでさえも、嘘だビョ~ン!みたいなことやってるし^^;;; ワクワクしながら開演を待つ。

ここでちょっと、昨年のリーフレットを引っ張り出して見返してみた。ほらホラッ^^(お持ちの方は見てみて・・)こうやって見比べてみると皆様そろって別人28号で今年はとっても カワ(・∀・)イイ~♪ パートⅡ に~ 落語はここまでカゲキになる。と謳い文句がある^^ そして、パートⅢ では ~『噺劇』で、落語はこうもカゲキになる。と今度は大げさに語ってきた^^;;; でも、これは嘘じゃないですね~ それほどに今年はおもしろくて楽しかった^^v  特に、おまけの総踊りの民謡メドレーが、それはカゲキに歌劇すぎてカンゲキでした! ありがとうございます。

では、本題の噺劇を思い返してみたいと思います。

この噺劇は、歌劇の煌びやかな舞台に生きる非日常的な架空の人物像を、すべて脱ぎ去って素の自分を生かす可能性を手探りで表現し魅せてくださる処に意義があるのだと思います。デキなくてもそれはそれで今は仕方ないこと。でも皆様、持てる限りのプロ根性を絞りに絞って楽しませてくださるその姿が嬉しいのです。

長年応援続けてきたファンの皆様は、きっと同じ心持ちで舞台のご自分のかの君を見つめておられるのだと思います。そう、良いとこも悪いとこも、そして、まだデキてないところも全てわかったうえで満足して笑顔で帰って行かれます。今日みせてくれた御贔屓様の笑顔は明日からの活力にきっとなっているんじゃないかと思います。私もがんばろう!・・と^^v

さて、今年は更に芸達者な方が加わって感化されたこともあったのか、舞台の桜花さんの動きに昨年までのハラハラさが無くなったようにみえたのは私の色メガネのせいでしょうか^^;; そりゃ、まだまだなとこは認めますが、桜花さんの桜花さんらしいところ(はい、できそこないのトコ^^;;;)を素直に楽しんでいる自分がありました。

舞台で楽しそうに動き回る桜花さん御自身でも、なかなか掴みきれないもどかしさはあるのでしょうが、きっと何か光らしきものが見えてきたようなそんな感じを受けました。頑張ってくださいませ。。

今年の噺劇は、皆様それぞれに自分が持ち合わせている女の一面と男の一面の両極端な部分を演技でみせてくださったように思いました。自分自身では思いもよらなかったある一面が実は自分を芯から支えていることもあるんだと思います。それを探し出すことが噺劇を演じる良さなのかもしれませんね。

演目「帯久」で演じて下さった、久の旦那(洋あおい)と和泉屋の女将(未央一)の二人の対決は一番の見どころでした。お茶らけを交えながらも真剣な二人の言葉のやり取りには気持ちがとても引き込まれました。今年は未央さんの目玉^^?の森進一がイマイチだったことを思うと女将役を演じる難しさがわかるような気がします。でも、未央さんだからこその女将さん像にほれぼれでしたし、お着物で座る後姿がとっても色っぽくみえて好きでした。

和泉屋番頭役の有希晃さん、今年はいつもになく気持ちが弾けていてとても楽しそうな姿に目を見張りました。渋い役ならピカ一ですが、うわぁ^^こんな明るい有希さんも逆に有りなんだと思わせていただきました。

このお話にとって付けたように大根一座の役者(桜花昇ぼる)が帯久の客として登場するのですが、それが何と言っていいものか、女形?の姿にドギマギしながらマジ見するとなんだか気恥ずかしい気持ちになってしまうのですが、桜花さん、いい感じに弾けた演技がままよかったです^^;;; でも袖に入ったら、わぁ~^^とかキャァ~とか叫びながらお着替えされている姿が目に浮かぶようで~(これは私のまったくの妄想ですが・・)

「転宅」こちらは、みなさま芸達者な方ばかりでしたから安心して楽しむことができました。初出演の寿ひずるさん、お名前はよく存じていたものの目の前の旦那様とご本人が結びつかない^^;まるで、どちらかの旦さんを本当に呼んできたのかと思うほどのリアル感にあっけにとられた。と思う間もなく袖に消えていってしまったのですが、えっ?次この方が、桜花さんの奥さん役されるんですよね・・・!?

鳩笛真希さん、昨年もびっくりしたのですが、今年演じられた煙草屋の婆ちゃん役がもう自然体そのもので、なんでそんなに落ち着いて演じられるのかしらと興味深々^^;;;普段はどんな方なのでしょう?

盗人風早優さん、こんなに面白い方なんだ^^人がいい感じの性格そのものが役ににじみ出ていて素敵でした。

お半役の青山雪菜さん、うわっ^^;そう来るのかぁ~という意外性をみせてくださって、もっといっぱい引き出しを持っていそうな感じがする方ですね。なんか男役も^^かっこ良さそうだ~♪

そして、「家島天神祭」おもしろかったです。小間物屋の御養子若旦那さま^^桜花さんが持つ伸び伸びとした良さを存分に発揮できた役柄だったと思います。それを受けて好き勝手にやらせてくださる寿ひずる奥さまの包容力が半端なく^^;嬉しかったです。

っということで、もっと語りたいこともありますが本編談話はこれにてお終いにします(笑)。

それよりも今年は、フィナーレの民謡メドレーがとにかくとっても良かったので、こっちの方も ちょこっと~♪
 


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