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白山ロード^^美濃馬場(岐阜)

2018年04月12日 | 白山車窓景

平成30年4月8日(日)

・長滝 白山神社 (岐阜県郡上市白鳥町長滝字杉山91 )

・白山中居神社 (郡上市白鳥町 石徹白 2-48 )

 

加賀馬場(石川県)から国道157号線を下り、大野市(福井県)経由して158号線を美濃馬場(岐阜県)へと向かう。途中の山道、見える雪景色が目まぐるしく変化していく。

10日の新聞によると、
『 7日夜から8日にかけて福井県上空に強い寒気が入り込み、嶺北では山沿いを中心に雪が降り、大野市街地では、8日午前2時に最大積雪7センチ、同市九頭竜は9日午前0時に11センチを記録した。勝山市北谷町の国道157号では8日午前6時に25センチまで積もった。同町北六呂師の基地から除雪車6台が出動し、石川県境近くまで除雪した。』 とある。

しかし、岐阜県の白鳥町に着くと、突如として雪景色はどこへ姿を隠したのか、今が見頃と咲き乱れる満開の桜が風に揺れていた^^;;; なんちゅう不思議な目まぐるしい一日なのか。


 

白山神社 (gifu-jinjacho.jp) ( 岐阜県郡上市白鳥町長滝字杉山91 )

明治維新以前は白山中宮長滝寺と称したが、明治時代の神仏分離により長滝白山神社と長瀧寺に分離された。神仏分離後も長滝白山神社と長滝寺は同一境内にある。


鳥居・表参道・太鼓橋

 


長滝寺(境内西側)


石灯篭と拝殿


本殿(大御前社)

 


(手前より)  大将軍社・越南知社・大御前社・別山社・若宮 

 

 

 

白山中居神社 (gifu-jinjacho.jp)( 岐阜県郡上市 白鳥町石徹白2-48 )


白山長滝神社から白山山頂へ至る美濃禅定道が始まるのですが、その中間地点となり要の社として栄えたのが白山中居神社です。白鳥高原を目指し、車で山を登っていき、そこから峠越えをして石徹白に向かう。目の前の景色は、徐々にまた雪景色へと移り変わっていきます。


本社は、伊邪那岐神が、天の橋立峠からこの船岡の地を眺められ 朝、夕日の輝き、清流遇宮川の辺り、長走りの瀧から短瀧の清き流れの間、背には白山の南正面より続く雄大なる木々の森が茂って素晴らしい処 「この美まし地に私を祀るよう仰せられた」 昔、山中の古喜美、名を武比古が正月十五日に夢のお告げを授かりご本殿を建てたのが始まりと伝えられています。(ー境内案内板よりー)

 

銅製鉄板の鳥居をくぐり石段の参道を下りていくと、宮川の流れが見えてきます。そこから杉の根元に連なる細い参道を更に下っていく。

 


巨大な杉木立の参道を抜けると視界が開けて見えてくる宮川と宮川橋。社殿はその奥の山沿いに鎮座する。



大宮殿(幣殿・斎殿) 
御祭神 / 菊理媛大神


本 殿 
御祭神 / 伊邪那岐大神・伊邪那美大神

 


西相殿・東相殿

  


伊邪那岐神が、「この美まし地に私を祀るよう」仰せられたと・・・



こんなにうっとり見惚れてしまうほど幻想的な雪景色、神様がここに居たいと思ったのも頷けます。私も時が許すならもっと眺めていたかったのですが、もう夕方も近く、辺りが暗くなる前に峠を越えたいこともあり、主人に急かされるようにして神社を後にした。

帰りの車の中、主人からこの村に起きた痛ましい歴史を聞く。この騒動を以前より知っていたこともあって石徹白の地を一度訪れてみたかったのだそうです。

 

石徹白騒動(いとしろそうどう) ーウェキペディアよりー

 江戸時代中期の宝暦年間に美濃郡上藩(現岐阜県郡上市)が管轄していた越前国大野郡石徹白村(現岐阜県郡上市)で発生した大規模な騒動であり、騒動の中、石徹白の約三分の二にあたる500余名が追放され70名以上が餓死した。

 野心家の神主、石徹白豊前が賄賂工作などを行って郡上藩や吉田家に取り入り、それらの権威、権力を利用して石徹白を支配しようともくろんだものの、これまでの石徹白で保たれてきた秩序を根底から突き崩すことになる豊前のやり方に反発した社人らが、豊前や豊前の後ろ盾となった郡上藩と衝突したことによって発生した。

 


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