。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

大好きをゆったりまったり楽しんで
のんびりのほほ~んと語っていきたいなぁ~

白山ロード^^白山七社 / 本宮四社(石川)

2018年04月10日 | 白山車窓景

平成30年4月8日(日) 参拝

白山七社 / 本宮四社(本宮・三宮・金剣・岩本)  

・本宮 白山比咩神社
・三宮  (石川県白山市三宮町ニ105-1)

・金劔宮   (白山市鶴来日詰町巳118-5)
・岩根宮 / 岩本神社 (能美市岩本町ホ27)

・水戸明神社 (白山市白山町レ53−4) 
 白山比咩神社古宮跡

 

あしたはマイばーすでぇ~~♪  なんもいらんで白山比咩神社まで行きたいんやけどぉ~と、主人に頼んで「白山本宮・加賀一宮 白山比咩神社 」まで連れて行ってもらうことになった^^v

「急にどしたんや?」(今まで何度か誘ってくれた主人でしたが、なかなかその気になれず~) 別に急でもなんでもなく、その時がやってきただけなんやと私は思うだけで^^;;;

振り返ってみたら、白山神社を巡るようになって今年で9年目の春となる!

そうだったのかぁ~^^;と、ひとり納得するものがあって腑に落ちる。主人からは、なんでや~!と何度も問われたが、そう簡単に説明できるものでもなく昔をさかのぼる長い話ゆえまたの機会の折にでもお話しできればです。

とにかく、OSKの「三銃士」を観劇してからムクムクとこれは行かなくてはアカンのではないかと気が急かされたのでした。

せっかくの機会やからと、兼ねがね主人が行きたがっていた美濃馬場(長滝白山神社・白山中居神社)へも足を延ばしてみることとなり早朝より車で出発した。

天気予報でこの日は冷え込むとあり防寒対策はしっかりしていったのですが、まさか雪がちらつくほど冷え込む一日となるとは思ってもみなかった。高速をおりると、そこは嘘みたいに雪がうっすらと桜の花びらのようにここかしこに積もっていた。

桜の花と雪を眺めながら、まずは白山比咩神社方面へ向かう国道4号線の通り端にある岩本神社から参拝に向かう。

 

 

岩本神社- 石川県神社庁 (ishikawa-jinjacho.or.jp)(石川県能美市岩本町ホ27)

白山七社のうち本宮四社の中の一社。岩根宮とも称されている。

御祭神 / 高皇産靈神   白山第二王子

この日は町内で江ざらえがあったようで、村の方々がちょうど作業を終えたところにお邪魔させていただくと、ある一人の村の方が熱心に冷たいみぞれ雨の中を神社の説明に時間を割いて下さいまして嬉しかったです。ありがとうございます。

 

39年5月1日指定)
 鎌倉時代の文献『白山之記』には「岩根宮」として「宝殿・拝殿・講堂・鐘楼・水宮・小社・巨多 也、但奥宮に白鳥と云て尼神也」とあるように広大な神域に大小多くの建造物があったと想像される。-境内案内板より- 


 

室町時代の文献『大永神書』には、
「岩根宮仁明天皇御宇嘉祥元年 戌辰(848)月日、本地十一面御垂迹僧形高皇産霊尊」と記され、 本尊には十一面観音像が祀られている。

室町時代の文献『義経記』 には、
「後鳥羽天皇 文治二年(1186)二月十日、源義経通夜す」 とあり、義経一行が安宅関を越えた後、白山(本宮)を拝もうと来 宮したが警戒が強いので岩根宮の十一面観音に詣でて、武運を祈願 し通夜したとされている。 

社殿の左手前にこれを記す石碑が今もある。

 

 

金劔宮- 石川県神社庁 (ishikawa-jinjacho.or.jp) (石川県白山市鶴来日詰町巳118-5)

古名は劔宮。鶴来町の地名の由来ともなった古社。
鳥居前は鶴来温泉街が広がる。
車で上にある境内まで登ることもできるが、石段の参道を歩いて境内へ向かうことにした。鳥居正面の石段を登ると右に折れて数段の石段を登ると神社が目の前に見える。


 

神社の正面は国道103号線がはしり、参道を断ち切るような形で車が行き交う。

 

御祭神 / 天津彦火瓊瓊杵尊 白山第一御子彦神   
配祀 菅原道眞 大山咋命 少彦名命

安徳天皇の寿永2年5月、源義仲が倶利伽羅谷で平家の軍勢を打ち破った、これを金劔宮の神恩として鞍置馬20頭と横江庄を寄進、それから3年の後、後鳥羽天皇文治2年2月10日、源義経が本社に参拝一泊し、神楽を奉納している他、足利・富樫・前田等、歴代武門藩主の崇敬が篤かったのである。(石川神社庁より)

 

社殿の左手にある境内社
招魂社、粟島社、丈六社、金刀比羅宮、恵比須社、乙劔宮

義経腰掛石
源義経が奥州へ落ちのびる途次に詣でた折、境内のこの石に腰かけて眼下に広がる平野や手取川を眺めたと伝わる。


『義経記 巻七』に、安宅の渡りを超えて根上の松に着き給ふ。明けくれば白山に参りて女体后の宮(白山比咩神社)を拝み参らせて、その日は剣の権現(金劔宮)の御前にに参り給ひて、御通夜あり。夜もすがら御神楽参らせて・・・とある。(境内案内板より)

 

 

白山比咩神社- 石川県神社庁 (ishikawa-jinjacho.or.jp)(石川県白山市三宮町ニ105-1)

石川と岐阜の県境にある白山(標高2,702m)山麓に鎮座し、白山を神体山として祀る神社。

元は、手取川の畔にある現在の古宮公園(白山市白山町)の場所に鎮座していたが、室町時代に火災で焼失し現社の三宮の地へ遷座した。

また白山山頂の御前峰には奥宮も鎮座し、山麓の社殿はこれに対して「下白山」または「白山本宮」と呼ばれていた。


一の鳥居(表参道入口)
昭和11年(1936)に建てられた明神型の大鳥居(高さ6.4m)
白山比咩神社には長らく鳥居がなく、白山七不思議のひとつといわれていたようです。 

大鳥居をくぐった瞬間、目の前に広がる景色に圧倒させられました。とても気持ちが落ち着く空間です。ゆっくりと心の整理をしながら邪念を鎮めていく空間なのでしょうが、私ったらバシャバシャ写真を撮ってばかりでした^^;;;(前をひとり歩いていく主人です・・・)


杉や ケヤキ、カエデなどの樹木、およそ250mの表参道が続きます。
新緑や秋の紅葉時期にゆっくりまた訪れたいと思います。


 


御神木老杉
(手水舎手前)

根元周り約12m、胸高幹周り約10m、樹高約42m、樹齢800年(白山市指定天然記念物)

 

手水舎、二の鳥居 ~ 三の鳥居
三の鳥居をくぐると神門前に大ケヤキがそびえる。
胸高周り約5m、樹高25m、推定樹齢1000年(白山市指定天然記念物) 



 

 

 

 




 

神門
神門の外右手前に、境内摂社の荒御前(あらみさき)神社が鎮座しています。

 

 

 

 

 





幣拝殿
拝殿と幣殿は一体化、内部は総檜造り、本殿とは30段の木階登廊で結ばれている。

御神木三本杉(幣拝殿ひだりて)
石川県開催「第30回全国植樹祭」(昭和58年(1983)5月21日)
昭和天皇が境内の杉の種をお手まきされ、その時の苗木を御神木として植樹したもの。

 

白山奥宮遙拝所
大汝峰、御前峰、別山の「白山三山」の形をした大岩が祀られています。

 

北参道入口鳥居の近くには、元禄2年(1689)奥の細道の途次に詠んだ芭蕉の句碑がある。

   『 風かをる 越しの白嶺を 国の華 翁 』

南参道入口に、罪やけがれを洗い流す禊場(平成18年造設)。その禊場横には境内末社の住吉社が鎮座する。
  
   

 

阿久戸の森 古宮公園 (白山比咩神社古宮跡)石川県白山市白山町レ53−4

白山に源を発する手取川の川岸に位置するこの公園は、昭和33年に白山比咩神社や手取川七ヶ用水土地改良区の協力により築造された。

白山比咩神社の旧鎮座地。霊亀2年(716)~文明12年(1480)までこの地に鎮座していた。15世紀末、火災により現在の三宮の地に遷座。


現在は手取川扇状地を潤す七ヶ用水の水門を守る水戸明神を祀る(昭和29年4月建立)

 

 

白山七社 / 中宮三社へも参拝したかったのですが、午後からは主人の願いをきいてこのまま岐阜の白鳥町にある美濃馬場へ向かいます。



必ずまた参拝に参りますね。

白山七社 / 中宮三社(中宮・佐羅・別宮)
  笥笠中宮(すがさちゅうぐう)神社   石川県白山市 中宮ヘ1
  佐羅早松(さらはやまつ)神社     石川県白山市 佐良ヤ11
  白山別宮(しらやまべつくう)神社   石川県白山市 別宮町ロ84-1

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 桜のしずく便 | トップ | 白山ロード^^美濃馬場(岐阜) »

コメントを投稿