ここにまだ未使用の一本のペンライトがあります。
本当は昨日の特別公演で華々しくフィナーレを飾るはずだったのに・・・
舞台AD役さんのお声で、どデカバックの中を片手でゴソゴソ~
アレッ?無い!さっき確かに買ってバックに入れ・・入れたはず?よね・・
尚もガサゴソ~~いやぁ~ん、ないない、どこどこお~~?
舞台はおかまいなく進んでいく。。
見たいけど、ペンライトも振りたい!憧れの君はそこにいるのに~~
何でないの~(泣)
私の席をひとつ開けて右隣の方がペンライトをお借りくださり、バックの中を照らし探して見ても
いやぁ~ん、ないない、どこどこお~~? 影も形も見あたらないの。
泣き~鳴きぃ~、ホーホケキョ(涙)
必死にアタフタする私を見ててその方が、
振るの恥ずかしいから使いなさいと、お優しくも貸して下さったでした。
キャ~~なんて素敵な御姉様♪
(果たして反対の立場だったら、私にこんなことが出来ただろうか・・?反省することしかり・・・)
ようやく顔を上げて、振るものの・・・
何年かぶりに再現されて始めて目にするはずだった、
か、傘の場面が・・・
それでもパラソルを広げた君のお姿だけは目にしたものの、
あっけなく、END!
家路に着いて、
ホッと観劇の余韻にひたりながらバックの中を整理していたら、
サイドのファスナーの着いたポケットの中から・・・
ナント!ついに・・・・・
あぁ~もぅ~~大好きな色だというピンクのペンライトだったのに~
でも今日になって思えば、あの席は後援会席、
なぜに隣の席が空いていたのかは疑問なのですが、
もしかして?もしかすると??隣のあの方は・・・ え?でもまさか・ねー
でも、かもしれないと思った訳で。
あの日、帰りに「ありがとうございました」の言葉を残して
電車の時刻が迫っていた私は、すっとんで劇場を走り出たのでした。
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