『男 舞』 12月14日(土) 13:00~ 15:00~ / 先斗町歌舞練場(2019.12.14~15)
平野神社の参拝後、地下鉄東西線に乗りかえると初めて訪れる先斗町歌舞練場へと急いだ。
開場待ちの大勢のお客様で劇場前はごった返していています。しばし風情が残る花街の高瀬川沿いを散策することにした。そうか^^ここも高世!^^なんですね~と、初めて知った川の流れを見つめる^^。たけふ菊人形も高瀬町だけど、やっぱなにかと必然的なご縁は引っ張り合ってるのかもしれませんね^^高世さん!(笑)。そうなの~^^;;;以前この歌舞練場で踊っていたのですね~~~♪
まるで、老舗の酒蔵を思わせるような外観です。今にも中から、成熟した美味しいお酒の香りが漂ってきそうな雰囲気に飲めない私は入る前からもう酔っぱらいそうでした(笑)。チケットをもいでもらい顔をあげてみると馴染みの瀧登くんの笑顔がそこにあって、なんとのう安心感を覚えながら客席に着きます。
煌々とした明るい劇場と違い、こんな夕暮れ時に迷い込んだような客席に座らせてもらうのは初めての経験で、ほのかな温かい電球色の提灯が下がる壁際に千鳥が並んで飛んでいる姿をぼーっとしばらく眺めていた。ふと、気がつけばぼんやりと月が浮かんでいる。(いやいや、よく見れば舞台上の垂れ幕にある『月桂冠』の文字なんですが^^;)
きょうは始発の電車に飛び乗ってきたもので、家を後にしたのはまだ朝明けきらない明け方で外はまだ真っ暗。煌々と射す月の明かりに見送られながら駅に向かったのでした。(たしか12日が満月でしたから、まだまだこの日もまんまる^^v)
朝が早かったのもあっていつしか電車の中でうとうと眠ってしまった私。ふと寝覚めて窓の外を眺めてたら浮遊する白い光が見えまして、米原を過ぎてもまだ窓の外は真っ暗なままだったので車内の光が窓に映っているのかしらとも思ったんですが、なんと月です^^; 月が電車を追っかけてきたようです(笑)。
そのうち、夜空は鼠色から空色鼠に変わりながらしらじらと水色が濃さを増して明けてくるんですが、後になり先になりながらぴったり走り続けてくれるその姿に、大丈夫もうだいじょうぶだからと思わず呟いてたんですよねぇ~^^::: そのうち、やっと諦めたのか雲の間に間に隠れてみえなくなってしまいましたけど(笑)。
そんなお月さんが先回りして用意してくれたのがこの空間のような気がします。今日はどんなものを見せてくれるのか楽しみ。でも、今の私にわかるんだろうかと思うと、胸に忍ばせた平野皇大神さまの御守りを握りしめながら開演を待つことにした。
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