『男 舞』 12月14日(土) 13:00~ 15:00~ / 先斗町歌舞練場(2019.12.14~15)
【演出・振付】尾上 菊之丞/尾上 菊紫郎 【音楽】麻吉文
【出演者】虹架路万・翼和希・登堂結斗・天輝レオ・依吹圭夏・知颯かなで・せいら 純翔
ドキドキ待っていると、ほどなくして幕があがる。。。
うわっ、、突然! OSK日本歌劇団 @@! の?映画がはじまる。(なんや?舞台とちゃうの^^?)
オバちゃん古い人間なもんで、夕暮れ時のような客席の雰囲気もあってか、子供の頃に秋祭りの夜お宮さんで映画をみてたことを懐かしく思い出してしまいました(笑)。
いくつぐらいまでやったか、フイルム映写機が神社の境内に張った大きな白い幕に映し出される世界が楽しくて^^;ただ、野外なんで映画の内容よりも、晩秋の寒さに堪えながらゴザの上みんなと寄り添って見てたことが今も鮮明に蘇ります^^。
映像が流れた瞬間、まるで昔の映画シーンのような雰囲気のメンバー紹介映像に見入りながら、そんなことが脳裏にバァーと広がってきました。そうそう、名前とお顔を最初に紹介してくださったのはとても嬉しかったですよ^^v
初見から~^^;
まず、厳粛な舞が舞われます。さて、今から何が始まるんだろうと身構えていると「田原坂」で不意を衝かれる。なんで?なんでや?と思った瞬間、もう^^;これはアカン・・・。この歌を聞いてしまったら忘れるものも忘れられません^^;;;ほらっ^^また思い出してしまったでないかぁ~~! 私はそんなに強くないんやで moooo~^^;
そうか、、やはりそういうことだったのかと理解してからは、見るもの観せられるもの全てに気持ちを傾けながら楽しませていただきました。(っと言っても、初見は半分もわかってたかどうか・・!?)
どんなジャンルもそうなのかもしれませんが、馴染みのない日舞の世界はあまりに奥が深くて、無知すぎる私には未知の領域のような気がしていたのですが、こんなふうにやんわりと心に訴えかけてくるように演じられるものなのですね^^。
時として真っ正面から、でも奥ゆかしい気持ちの中にあるものほど本当の真実を隠し忍ばせて表現するみたいな~^^;(なんか、分かったようなこと言って分かってないのかも・・でも、OSKのみんなが演じてくれるから理解したように錯覚してるだけなんやと思う~^^;)
しかし、この歌舞練場に初めて寄せていただいた者がこんなこと言うのは図々しいのかも知れませんが、とても居心地のよい劇場の雰囲気に大満足^^v このほの明るさ具合が、泣き虫の私が夢をみるにはちょーどいいのかもしれませんネ~☆
フィナーレは、「春のおどり」でお馴染みとなった八木節色に染まり盛り上がって幕だったのですが・・
我が目を疑う光景が~^^桜の花びらならぬ、白雪がちらちら目の前に舞い降りて参りまして~~♪
(例の如く「白雪」の文字。でも、はじめて見たらビックリしますって!)
南座の海神別荘ではありませんが、思わず、ここは極楽ですか^^?って公子に聞きたいぐらいでした(涙)。
このように、見たいものしか目に入らぬ私ですが、見たいものがみえることで、こんなに幸せになれるのかと改めてひとり噛みしめた瞬間でもありました。
そうとなれば、次はしっかり観るぞーーーーーーーっと、15時公演へ再挑戦!です。。。
尾上菊之丞先生、尾上菊紫郎先生へ
愛するOSKにこんな素晴らしい作品をありがとうございます。ここに感謝と御礼を申し上げます。
まだまだ涙してしまう現状ですが、お気持ちに添えるよう前を向く努力をしていきたいと思います。
今後ともOSKにご尽力いただけますよう宜しくお願いいたします。
追記(2020.1.5)
今思うと、間違った解釈をしてしまった私の心の至らなさに胸が痛みます・・。
劇団員の皆様がどんな気持ちでこの作品を踊っていたのかを察する気持ちがあれば、こんな素晴らしい作品などという言葉は使うべきではありませんでした・・。大変不躾な言葉を申し上げてしまいましたこと、ここにお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。こんなに尊い作品なのに私は寄り添ってわかってあげられず壊してしまったようなものです。すみませんでした。
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