。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

大好きをゆったりまったり楽しんで
のんびりのほほ~んと語っていきたいなぁ~

『歌劇な噺劇 Ⅳ』 つづき~ 

2019年07月02日 | SAKURA特急

『歌劇な噺劇 Ⅳ』 6月23日 (日) 12:00~ / 近鉄アート館 (6/21~23)

       噺劇 三題  (演出:紅 壱子 / 脚色:桂 九雀) 「小間物屋政談」 ・ 「鰍沢」・「お文さん」  

     
【出演】 宝塚歌劇団 OG          
      未央 一 ・寿ひずる・鳩笛真希・加茂川志ぶき・風早 優・毬穂えりな  

      OSK日本歌劇団 OG                                                   
                      洋あおい・有希 晃・大咲せり花・花月梨乃・友麻亜里・安希つかさ・雪乃美玲 

 

  

「小間物屋政談」

小間物屋のご主人^^洋あおいさん。こんな旦那さん役や女将さん役を演じさせたら、もうお手の物の洋さん^^どちらを演じられても安心して楽しむことができます。 っというか^^;やっと、洋さんの洋さんらしさを少しわかってきたのかもしれません・・。

私が知っていた洋さんは、Wトップだった近鉄時代の少し前からですから、うわ~っと思いながら遠巻きに見てるだけでなんもなんもでしたし^^; 桜花さんに引っぱられて大阪進出(当時は奈良あやめ池でしたね^^)するまでは武生しか知らなかった乙女ですから~(笑)。あの頃のたけふといえば、やっぱ英みちさん^^。その英さんと演じられた狂言芝居が印象深く思い出されます。

きっと、洋さんが舞台のそこにいるだけで^^みんな安心するんだと思います。たまにトチったらトチったで、また安心する^^;(なんやねん!それは~)いえいえ^^;;;私流にとってもお褒めしております。。。

有希晃さんもいっしょで^^はち切れた演技をみせていただく度に、昔の残像がどんどん塗り替えられていきます。~っといっても、それはただ私が知らなかっただけで勝手に創りあげた空想の人物だったんですものね~^^;

でも、ほんなこと言うと、笑顔でいる今の皆様もまったく私の思い違いだったりもしちゃうのかしら~^^???
いや、そんなだったらまたどっしょ^^;って話でややこしくなってしまいますけど・・(笑)

初めて?お逢いさせて頂く宝塚OGの皆様は、この舞台からお見受けする雰囲気そのまんまを愉快に楽しませていただいております。噺劇を楽しむうえでは、下手に昔の姿を知らない方がいいのかもしれませんね^^; 今あるこのまんまで挑んでいる芸そのものの姿を見て欲しいのでしょうから。。。

 

会場で受け取った噺劇のリーフレット^^風早優さんの言葉に驚く@@;へぇー!

「『すみれコード』とは、歌劇に属するフェアリー、妖精が、もしや人間なのでは?と思われてはならない暗黙のルール。しかし宝塚、辞めればただの人間だものT-T」とおどけています(笑)。

確か前回も、気持ちが溢れたコメントしてたように思うのですが、4回と回を重ねたこの噺劇メンバーの中で一番成長されたのは、彼女じゃないのかなと思ってみたりもしました。風早さん独特の人間味がでてきたというか^^;;; 年々、体当たりでいい味を醸し出してくださいます。

そして、内緒やけど^^; 未央一さんに逢えるのが”噺劇”の密かな楽しみにもなってきた^^; んでも、今回の家主のお婆ちゃん役はどこか未央さんらしさを思い描くことができず唸ってしまった・・。

弾け方がいつもの雰囲気と違ってたから? そんなんでもないように思う・・! 最初登場の姉さん被りの横顔から既にもう違う人物が演じているようにしか私には見えなくて、いつもの未央さんは何処へ行ってしまったのだろうかと不安に感じながらみてました。反対に、爺ちゃん役やったらもっと自由な役作りに動き回れたのかもと考えてもみましたが^^;ここはやっぱ婆ちゃんやないとあかんしね~。

う~~~ん、やっぱ難しい噺劇、、未央さんの良さがあまりにも表面化してしまったからなのかもしれない。役作りの難しさを知る^^;;;(なんちゃって~偉そうにm(__)mなして。。)

 

「かじか沢」

お婆ちゃん役ときたら、鳩笛さんがピカイチで大好きだけど^^;今年はもっとスゴイお役で登場です。

後姿のしなだれる色っぽい艶姿~ドキッ@@; だれ?ダレ???誰だぁー!?
暫し、、片っ端からその後ろ姿に思いつく方の背中を当てはめては違うちがうと撥ねていく~(笑)

そして、振り返った時の驚き@@;;;まさかの鳩笛真希さんの妖艶さにシャッポを脱ぐ^^;年期のはいった美しさとはこういうことなのか~~~☆ と、見惚れる・・ 綺麗です。

と、途端に、、その妖艶さがみるみる変貌していくその様は鳩笛さんならではの趣きがあり、熟年の芸の奥行きを魅せていただきながらワクワクする気持ちでとても楽しく拝見させていただきました。
千秋楽公演^^残念。ホントもう一度みてみたかったです~♬

 

「お文さん」

なんと言っても、寿ひずるさんの存在感にはたまげてしまって、ビックリ~@@ しゃっくり(笑)。

角座でみた9歳ノッポ桐生さんの丁稚姿もあれはあれでアリだな^^と思いましたが、なんのなんの! 9歳^^;寿さんの丁稚定吉さんだって、もぉ^^アリさんマークのありありのお姿だもんで、いるいるこんな丁稚さん^^と大爆笑~♬(と共に、なんだかとっても心があったかくなり嬉しかったです^^v)

寿さんって、なんでもできて、こんなにお茶目でもある^^。そして、ちっぽけな悩みなんか~ボンッ!と跳ねのけてしまいそうだけど、それだけ努力されていらっしゃるってことなんですよね~^^; もお^^めちゃくちゃ楽しかったです。ありがとうございます。くまのプーさんの着ぐるみを着せてマスコットとしてお持ち帰りしたいほどでした。(あっ^^! 本当にストラップにしたら売れるかもしらん~。m(__)m 失礼致しました・・。)

 


今回の私にとっての一番のツボは、シークレットゲストでもあった演出の紅壱子さんの登場でした^^v
坊主頭での登場にまさかまさかと我が目を疑いつつではありましたが嬉しかったです。一度生でその声とお姿を拝見したかったものですから~^^;有り難うございます。(今後もシークレット出演ってあるのかしら^^? あるといいなぁ~♪)

桂九雀さん、「噺劇」よくぞ考案してくださいました。有り難うございます。
なかなかないですよねぇ~、自分自身と日々葛藤しながら舞台上に創りあげる自分自身の分身^^
どんなに悩みに悩んで仕立て上げ演じても、お客様にはいとも容易く笑い飛ばされてしまう^^;;;
でも、それは愛ある笑いだから、笑われた方も笑った方も後でホロッと涙してしまうんですけどねぇ~~。 


紅さんのお話によれば、湿布・バンテリン・鍼・マッサージと涙ぐましい努力の塊の上に今回の噺劇は成り立っていたのだと知り^^;;; こちらこそ感謝したいと思いました。


『歌劇な噺劇Ⅳ』の出演者の皆様^^ その後、、筋肉痛は大丈夫でしょうか^^?
毎年、噺劇楽しみにしております。お身体を厭いながら頑張ってください。ありがとうございます^^v

  

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天の王子!? | トップ | いざ給え南座へ »

コメントを投稿