。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

大好きをゆったりまったり楽しんで
のんびりのほほ~んと語っていきたいなぁ~

400年後の愛

2017年12月03日 | O S K 駅

Dracula ドラキュラ』 2017年12月1日   12:00~ 16:00~ / 大丸心斎橋劇場 (11/25(土)~12/3(日))       

   【作・演出】 北林佐和子

   【出 演 者】   悠浦あやと・恋羽みう・愛瀬光・りつき杏都・登堂結斗・すばる未来・壱弥ゆう
                       彩ひとみ・雪妃詩・紫咲心那・蘭ちさと・渚美怜    /   朝香櫻子(特別専科)

 

  

私がドラキュラ伯爵と初めて出逢ったのは、2000年11月19日。

あやめ池秋季公演(10.6~11.19)「ラ・ロマネスク」、那月峻さんが演じてくれたドラキュラ伯爵様。

その存在感たるは大き過ぎて、10年以上も過ぎた今もってその面影は健在で脳裏に強く焼き付いています。実に不思議な方でした。忘れもしない、この公演が武生公演から離れたOSKへ足を踏み入れた最初の切欠となる一歩でした。武生公演の舞台しか知らなかった私にとっては、正に未知の世界に引っ張られていく感じだったかもしれません^^;;;

そして、その翌年2001年7月にOSK特別公演としてあやめ池円形大劇場で「スパークリングレビュー」と銘打った若手勢揃いのサマースペシャル公演(7.20~22)があり、そこで、2部に「ラ・ロマネスク」が再演されることとなりました。

その当時、桜花昇ぼるさんと波輝一夢さんが若手を二分する人気があり、二人を競わせることによって一気に集客を狙ったようです。もちろん、高世さんも御出演されています。手持ちのブロマイドを眺めると、桜花さんの後方で高世さんが踊っている姿が多いように思うのですが、その頃から劇団は未来の次の次の人物を見据えていたのかもしれませんね・・。

いや、そんなことよりも、そうそう再演される「ラ・ロマネスク」です。

そんなもんね、桜花さんが那月さんのドラキュラ伯爵役をやるもんだと、こちとらファンとしては思い込んでしまいますよね~^^ どんなんかなと想像しながら愉しみに待っていたら、なんてことはなく波輝さんがドラキュラ伯爵に成りすましていた@@;;; 儚くも夢はそこで敗れる。

しかし、それから時代は走馬灯のように一気に通り過ぎて辿り着いたところが、2011年。

ドラキュラ伯爵のモデルになったヴラド・ドラキュラは “串刺し公”や“悪魔公” などの異名をもつことから、日本では残虐な性格で名が知れた “西洋の織田信長” をそれと称する人もいるという。

西洋のドラキュラ伯爵がダメなら、ここはナンチャッテ ”日本のドラキュラ” でもいいんじゃないか^^?と私がべつに思った訳ではないのですが、

長いマントをひるがえした織田信長役をこの2011年に桜花さんが演じきって下さった。
(京都南座公演  虹のおどり (7.11~18)「安土ロマネスク~」 / たけふ菊人形公演(10.1~11.6)「信長疾風伝 戦国の絆」)

 

 

はい^^、そのドラキュラの血を引くあやとくんがこの度、長い時代の波に飲み込まれた幸村の時代からようやく400年の時を経て、私の夢でもあったドラキュラ伯爵の姿をこの時代に蘇らせてくれたのでした。それもこんなに若く美しい美貌となって・・・。

まるで作り話のような嘘みたいな話だけど、本当の話となって今ここにあります。とっても不思議なおとぎ話のようで^^語っている自分でもとても信じられません。ただただ、ありがとうございますと皆様に申し上げたい気持ちでいっぱいです。

そんな思い出が、公演観劇中に蘇ってきていました。本来の感想については、もう少しあとからにしますね~^^;;;

さあ、Dracula公演も明日とうとう千秋楽を迎えます。うわっ、もう今日になってしもた^^;

あやとくん、最後の最後まで精神力を貫き、気持ちが途切れることなくドラキュラの人生を全うしてくださいませ。

恋羽みうちゃんもドラキュラ伯爵の想い出と共に幸せな旅路へ旅立つよう祈っています。
美しい人生をOSKに捧げてくださって^^ありがとうございました。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 御堂筋ランウェイ~道行~ | トップ | 『イン・ザ・ニューヨーク』 »

コメントを投稿