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講談「戦国の武将たち」

2024年09月04日 | SAKURA特急

講談「戦国の武将たち」
2024年8月18日(日)14:00~ 三郷町文化センター

 

 

演 目

・旭堂みなみ『長短槍試合』
・旭堂 南鈴  『本能寺の変』
・旭堂 南桜  『真田幸村の娘と片倉小十郎』

ー 仲入り(15分)ー

・旭堂 南璃  『大久保彦左衛門・大阪夏の陣』
・旭堂 南照  『家康の最期』

 

 

本日、8月18日は豊臣秀吉の命日。会場となった三郷町文化センター前には大和川がまったりと流れているのですが、まさにこの川沿いの道を徳川家康が大阪城に攻め入ったとも^^。そして今、この地に思いを馳せし集結した女流講談師たち。まるで戦国の武将たちの生き様に寄り添ってきたかのように熱く深く語ります。

 

一方、そんな時空の狭間から零れ落ちてきたのか^^? 家康の軍陣から遅れをとった足軽の姿ありき。見れば炎天下の大和川沿いを息も絶えだえ歩く~くノ一^^;;;

「もぉー、ほやで電車はおぞいんやって、な、よく確かめん自分もアカンのやけど近鉄からJR線に乗り換えるタイミングがマジわからんかったw~^^; 一本乗り遅れて完全にアウト!これじゃ遅刻やないかぁ~~^^;;; 開門~開門~! たのもぉ~~!!!」

 

すごすごとホールに潜り込めば、案の定^^;みなみ氏語る『長短槍試合』は既に山場となっていた。席に案内され息を整えながら耳を傾ければ、どこかで聞いたような話と^^めぐりめぐるお頭に蘇るは南桜さんの『真柄のお秀さん』にどことなくオーバーラップしていく。

もう9年も前のお話なのに・・五尺三寸以上の大太刀を振り回した豪傑 真柄十郎左衛門を生み出したお母ちゃんのお話なので^^まったく別物の演目なんですけどねぇ~~~^^;(笑)

 

本筋は、織田信長御前において行われる合戦試合。家臣たちは長い槍の軍勢と短い槍の軍勢に分かれて勝負する。そこで、知恵と機転を効かす木下藤吉郎のお話。

講談『長短槍試合』あらすじ (fc2.com)

 

まぁ、いらんことに思いめぐらせている内に『長短槍試合』は終わってしまったのだった^^;;; みなみ様  m(__)m なさいませ。。。

ほやけど有難いことに^^ネットでも聞くことが出来るんですよ皆様^^ころころと笑いにとんだ明るい藤吉郎をみなみ節にのせて御披露くださります~~♪


太閤記より『長短槍試合』旭堂みなみ – 講談ライブ みなみ屋 (osaka-kodankyoukai.com)

 

 

さて、次なるは南鈴氏の 『本能寺の変』。高鳴る張り扇の音と共に口火が切られた。


一瞬@@; まるで歌劇の世界から現れ出でたかのようなオーラーに身を包みながらの登場に目を見張った。

アレッ@@? もしかして桜花さ・・・?と、勘違いを起こしてしまいそうなほどの勢いある講談調にワクワク心躍らせながら聞き入る。

 

しかも、本能寺の変というだけで興味がそそられる題目だ。特に好きだったのは濃姫の場面^^v 南鈴氏がそのままリアル濃姫にみえて素敵やった。

そして、途中から汗をぬぐいながらの好演、鬼気迫る臨場感たっぷりの口調。こちらも思わず、頑張れ!と身を乗り出しながら聞き入る。そして、信長の最期と共に私も力尽きた感じだった~(爆)。

でも、余韻で昔を懐古~♪ 2011年のたけふ菊人形公演の信長像に想いを馳せてしまった・・。

 

そんなことはいいんだけど、ジャジャジャ、ジャーン!と、濃姫^^登場するも力及ばず亡くなってしまう。ここんところモチョット抵抗しつつ濃姫の存在感に光を当てて欲しかったところ。女性が語る講談だからの魅せどころなんやないかとも思うんやけどなぁ~^^;;;(単に個人の趣味的見解で聞きたいだけなんやけど~♪ m(__)m(笑))

 

 

おお^^来ました来ました!桜花さんの講談^^もちろん幸村ゆかりの 『真田幸村の娘と片倉小十郎』

講談界10年目の南桜氏。桜花さんこの演目すきやなぁ~と思えば、4年前に亡くなられた四代目南陵師匠に稽古つけて頂いたという 難波戦記異聞 『真田幸村の娘と片倉小十郎』をご披露されるよう。以前ミュージカル講談としては聞いたことがあるのですが、真向の講談として聞かせてもらうのは初めてかもしれない。

合戦前夜、父幸村は娘の行く末を案じた末に、敵将となる片倉小十郎を信じつ娘の阿梅を託すことにするのであった。


いつもにない張り扇の響きに目を見張る! いつもの幸村とは違うのか? よりだいぶ落ち着いた雰囲気が声に漂い、どうやらミュージカル講談の期待はくじかれる。袴姿やないことから今回は阿梅ちゃんの物語を紡がれるのかしら? と、大和なでしこ風の井出達に目を見張った@@;


しばらく見ないうちに随分ときれいになられたのですねぇ~^^;;;
渋みの紫がかった桜色のお着物がとても艶やかに美しく。可憐なサギソウ(鷺草?)が風に揺れる中、胸にはトンボが凛と舞ってるぅ~~(中入り間にお傍に行けず仕舞いで、UPされたお写真で愛でた感^^;)

 

なんだかねぇ・・
そんな写真に見惚れていると、おとぎ話のつづきに^^はんなり引き込まれていきそうです・・
なんてことない風景なんだけど、物語は紡がれて終わるどころかどんどん季節が変わるように移り変わっていくものなのかしらねぇ~~ 妄想に没入^^;;;

サギソウ(鷺草)の花言葉|花の特徴や、由来は?|🍀GreenSnap(グリーンスナップ)

 

ほやけどさ^^、講談途中にいきなり膝立ちした時にはビックリ@@!

アカンて、あかん! せっかくの大和なでしこが・・(しかし、そこでとどまった^^;)心配ご無用^^; ミュージカル講談ではないから動きまわることはない。最後はきれいに纏めてくださって幕となる^^ホッ。阿梅の便りの歌が余韻となってしんみりと心に響いてきた。(そっか^^安生やってるのですネッ。)

 

 

ー 仲入り(15分)ー

あまりに歩き疲れ切って動く気がしない・・。
ステージ前にひとり南桜さん登場。遠くからファンと集う様子を眺め見るに至る^^;;;

 


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