。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

大好きをゆったりまったり楽しんで
のんびりのほほ~んと語っていきたいなぁ~

涙の Calling Moon

2023年10月15日 | TAKEFU 駅

2023たけふ菊人形(10/6~11/5)
OSK日本歌劇団 第43回 たけふレビュー『 Calling Moon 』 作・演出・振付 平澤 智 

 

10月12日(木)14:00~  No.002202

作・演出・振付 / 平澤智先生のプログラムご挨拶文より

「1人の男が決して出逢えぬ女性を思い続け彷徨い。決して結ばれる事のない刹那さがショー全体に流れておりますが。人が人を思う気持ちは様々です。自分にとって大切な誰かを思い続ける、心の中にしまっておく、これは人に限られた事ではないですね。「ただひたすらに君を思う」思い、守り、大切にするこの歌詞がこの作品のテーマなのかなと作品が完成してから思うようになりました。作っている最中は必死で何も考えてなかったのですが。」

 

秘めたる男心を語る平澤先生のご挨拶に、いの一番心を動かされた私です。もしかしたら、先生もそのような経験をされていらっしゃるのでしょうか・・・

たけふレビューは、全歌詞をプログラムに掲載してくださるようになりとても嬉しい限りです。今回のように繊細な舞台を受け入れようと試みる時には、手紙を読み返すような感じで歌詞に目を落としたりもします。

舞台から受ける感情は、どの歌詞も心地よく言葉の響きがこれまたいい^^舞台人の技量がいいのか^^?  メロディーが巧みなのか^^? やはり詩的センスなのか^^;;;

 

 

物語りの幕開きは、閑静な舞台にポツンと佇む椅子がひとつ。
月光の下、その椅子は今日も来ることないその人を待っている・・のか?
椅子を眺め遥か古へ微睡む今宵一夜。

 


なんかなぁ・・、かぐや姫の景を織りなす華奢で儚げな娘達を眺めていると、ようもアレせいコレせいと、言葉で叩きまくった我が身が今となっては気恥ずかしく思う。でも、倒れても倒れても笑顔で答えてくれた健気さには幾度こころを打たれたことだろう・・。

そんな今年のたけふレビューは、まだ始まったばかりなのに無性に涙が溢れて困った^^; 増してや今週に入りのど風邪にかかり鼻水もグスグス、マスクの下は熱帯のスコール並みの大洪水になっていた^^;;;

 

 

回を重ねて踊って来ても、やはり初日は緊張するんだなと思って眺めたかぐや姫の舞。でも今日は天女になったかのように、広がる長い衣の裾が軽やかに舞い踊っていた。

月へ戻らざる得ないかぐやを演じてくれた城月れいさん^^ なんかもう、お名前のそのまんまやないかぁーとも思えてくる彼女の迫真の演技に拍手を贈る。

 

かぐやの揺らぐ気持ちをよそに、我が妻にと求婚する五人の男達が名をあげる。

 石作皇子 (京我りく)
 車持皇子 (依吹圭夏)
 阿部御主人(瀧登有真)
 大持御行 (空良玲澄)
 石上麻呂足(夏目せな)

 

与えられたこの一瞬で何を表現したらいいのか?
他の四人には負けないアピール性がそれぞれに足りないような気がする・・

中でもまだ阿部御主人は、他と被らない雰囲気を頂いたらしくラッキーかもだが、せっかく各々にライトが当たる歌詞を頂いたのに、遠目で見たらみんな一色単にされてしまう。それでは実に勿体無い話なんじゃ~ないんかなぁ・・・って、、(コソッと老婆心さわぐオバちゃんは思ってもた・・)

 

 

それはそうと、瀧登くんが、このたけふレビューで退団する意思を固めたそうですね^^; OSKに入団して8年間だそうな。千秋楽まで頑張って欲しいものです。

ほやけどさ、今年任された「やんしき節」の景は、花道を飾るどころか最後の試練の場となっているもんやから、現場主義のOSKもやるもんやなぁ~~と^^;;;

どだい、今年の「やんしき節」は何がやりたいのか皆目わからん。客席側もどうついて行っていいのかが皆して戸惑い首をかしげてばかり。地元の子やからと必死で手拍子してあげたいのは皆様山々なれど・・。なんとか、ならんかなぁ、瀧登くん^^;;;

 

 

んってもなぁ~~☆ やっぱ、ここは桐生さんの魅力に客席一致団結して溺れちゃってますから、愛は盲目^^;;; 終わりよければ全てよし、なんも手落ちがなかったかのように幕は下りてしまうんやろけどねぇ~~♪

まぁー^^;;; それでも皆がいいんなら、いいんやけどぉぉぉ===333

 

 

そんなこと言ってても、やっぱ母が愛した桐生さんは^^ステキだ^^v

ラストの「Calling Moon」の歌は、まだ3回しか聴いていないがこの日一番しっくりと心情に優しく響いてきたように思う。高音をほんのり抑えたソフトな「Calling Moon」。途中、先を急いでしまったフレーズもあったが、そんなところに桐生さんらしさも感じられて笑顔になる一瞬でもありました。

そりゃね、桐生さん並みの声量があったら月に向かって毎夜吠えまくりたい夜もあるだろうけど、月だって聖徳太子じゃあるまいし、あっちでもこっちでも世界中から吠えまくられたら細身も削れるし、雲にも隠れたくなるんじゃないかと思うんだよねー^^;(笑)

なんか訳が分らんようになってきたけど、最高やったのには間違いない!



えっtっと、これで全部やったかなぁ・・

 

ほやほや、琴海沙羅さんの「扉」。
すっごく透明感のある声で、心の奥まで見透かされているような感じになって、涙が流れてしまいました。琴海さん自身もそんな経験があるのかしら^^?

どの言葉が好き? あなたが特に伝えたい言葉はどれ? そんなこと考えながら歌ってみると、もっともっとお客様に気持ちが伝わるんじゃないかなと思います。ガンバ^^

 

さあ^^今度はいつ行けるかなぁ・・

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« みんなで\(^o^)/ばんざい | トップ | 雪の女王が見上げた空 »

コメントを投稿