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白山ロード^^南越前町-4

2016年02月20日 | 白山車窓景

平成28年2月18日参拝

・杉山 白山神社 ( 福井県南条郡南越前町糠杉山174-3 )   


ここまでで、福井県丹南地域(鯖江市-15社・越前市-29社・池田町-3社・越前町-11社・南越前町-11社)において現在知りうる限りの白山神社は全部参拝できたのではないかしら^^?と喜んでいたのもつかの間^^;;; 何度か訪れてみたものの、ついぞわからずにお蔵入りにしようかともう諦めかけていた謎の白山神社がわかったのでした。 

       南越前町 糠 174-3

地図を検索しても、カーナビに頼ってみても、同じ場所へたどり着くのですが、そこに白山神社の形跡は全くなく、糠では名前すら聞いたことがないというお年寄りからの返答ばかりだったのです。

先日、そんなことを主人にもらしたところ、俄然^^やる気モードに火がついてしまって、捜しに探しまくってネットで見つけてきてくれたものがこの白龍の滝所在位置図でした。

糠地区の神社、十九社神社(南条郡南越前町糠15-35)について調べていく中、十九社から白竜伝説にたどり着き、白山神社をついに発見!してくれたのです。 ありがとう^^v

そうなのです^^! 白山神社はちゃんと糠地区内にも存在していたのです!!!

ところで、この地図の山奥集落は一体どこなのか? Googleマップで調べてみると 「杉山」という文字が浮かびあがります。しかも、174番地も存在するのです。

しかし、その杉山の集落って今も現存しているのか?

これもさる方の廃校・廃村散策ブログによれば、廃村となった「神土(じんど)」から更に山を登っていった「杉山」には数戸の新しい家があるようです。

でも、杉山に神社はあっても、それが本当に白山神社なのかしら・・?

更に調べていくと、福井県南越地方の神社名と祭礼日が記載されたページにたどり着き、この御方のおかげさまで、やっと、白山神社の存在の確信を得ることができました。

       旧・河野村 糠大字杉山174-3 白山神社



っということで、日本晴れの18日、主人にドライブがてら杉山へ連れて行ってもらいました。
写真は、糠神土から糠杉山へ向かう山道から望んだ越前海岸に広がる美しい海原です。

 


◆ 杉山 白山神社 ( 福井県南条郡南越前町糠杉山174-3 )   

今も数件存在している民家ですが、やはり冬場の生活は大変なようで人影は誰ひとり見当たらず、生活感があるにも関わらずしんと静まった村の中には、歩き回った獣の足跡だけが縦横無尽に雪の上に残されていた。村の奥まった所に白山神社を見つける。

 

 

拝殿後ろの本殿に開いていた穴より、神様を拝ませていただいた。とても綺麗なお社です。

ぼる様、お世話になったあの先生の出身はこちらだと後から知って^^びっくりぽんの私でした(笑)。

杉山からの帰りしな、神土から林道を越前海岸まで下りてくると、そもそもこの白山神社へ導いてくれた「白竜の滝」へ寄って本日は帰宅することにした。


 

白竜の滝公園 (南越前町糠 / 越前海岸国道305号線沿)

 

なんと嬉しいことに^^ 虹がかかった白竜の滝が二人を迎えてくれました~♪

 

糠浦(ぬかうら)白竜の滝 伝説

『 糠浦にある円光寺が創設された神護景雲二年(768)より何百年も前、出雲の国より五家族十九人の人が、反子という舟先が高く反っている舟で対馬暖流にのり、糠浦に漂着した話が河野村の伝説として今でも語りつがれ、また反子舟の着いた場所は、現在反舟という地目となっており、糠浦の守護神社は十九社神社と言われています。

 この滝に伝わる白竜は、出雲から乗った十九人の舟の廻りを見え隠れしながら舟が荒波で転覆しないよう、鱶に襲われないよう己のみを張って守り続けて、ここ越前糠浦までようやく辿り着いたそうです。
 白竜は糠の浜へ十九人をあげたのち、日本海の荒波で傷ついた体を癒そうと、糠海岸の岸に沿って泳いでいた所、白い湯気の立つこの滝を見つけ、白竜は 「きっとこの上には、温かい水のたまった池があるだろう。」 と思い滝をのぼり進んだ所、そこには、雄池と雌池が杉の木立の合間から見えた。竜は安心して、その池に飛び込み体を休めたといわれている。

 のちにその地は、湯谷と呼ばれ人が住み着き、杉山部落となったが、地滑りにより現在の杉山地籍に移住して今日に至っている。 白竜はこの滝を海に出る道として、時折糠浦へ行き、十九人の暮らしぶりを見廻りながら、ここに住み着いたと伝えられています。また、現在の糠川トンネル河口に有った岩の広場を、ジャンタイラ(蛇平)と呼んでおり、この龍が遊んだ所と伝えられている。

  この度、滝周辺を越前海岸の旅情公園の一環と整備し、「白竜の滝公園」と名付け、この滝にまつわる伝説を、後世に伝えます。         昭和63年7月 河野村 』

 

 

この公園の南には、大正13年に舞鶴へ向かう途中に糠の沿岸で座礁・破船した特務艦「関東」の遭難園地があり、園内には墓銘碑も建っているようです。


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