定期チャーター第一便佐賀到着 台湾から観光客１２０人

　三月まで台北と佐賀、宮崎空港を結ぶ「定期チャーター便」の第一便が十八日、佐賀空港に到着し、台湾からの観光客約百二十人が訪れた。
　このチャーター便は、台湾の旅行会社十社が共同で企画。中華航空の子会社「マンダリン航空」が運航する。期間中、十五便の運行が予定されており、県は計千五百人の観光客を見込んでいる。

　佐賀空港では観光客に県観光連盟などが中国語の観光ガイドや空港のマスコット人形などを手渡した。一行は四泊五日の日程でハウステンボス（長崎県）や伊万里市、唐津市、阿蘇（熊本県）、高千穂（宮崎県）などを回る。来日は初めてという黄文君さん（２７）は「着物など日本の伝統的な文化を楽しみにしています」と話していた。