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台日のアマチュア野球団体が姉妹関係で交流促進

2005-12-16 | Weblog
台日のアマチュア野球団体が姉妹関係で交流促進

 台湾に初めて野球チームが発足してから、来年はちょうど100年目にあたる。アジアにおける野球の振興と台湾、日本の野球交流を促進するため、アマチュア野球の中華民国野球協会と日本野球連盟は12月14日、台北で姉妹関係を締結した。双方は今後野球の交流で積極的に協力することで合意し、第一弾として、台日間で行われているアジア都市対抗野球大会の規模を来年から拡大することが示された。

 中華民国野球協会の彭誠浩・理事長は「台日の野球交流には長い歴史があり、台湾で最初の野球チームが発足したのは日本統治下の1906年に遡る。この間、世界各国でプロ野球が盛んになる一方、社会人野球の活躍の場がどんどん狭まっていった。このため台日が協力し、レベルの高いアマチュア野球の環境を整えていきたいと思った」と述べ、今回の姉妹締結について台湾側から申し出たことを明らかにした。

 この日の締結式には、アジア野球連盟(BFA)の山本英一郎・前会長や、陳全寿・行政院体育委員会主任委員が招かれ、彭理事長と松田昌士・日本野球連盟会長による調印に立ち会い、台日の野球交流のさらなる促進を祈念した。

 陳主任委員は「台湾が現在野球において世界の舞台で一席を占めるようになるまでに、日本から大きな支援をいただいた。今年日本で初めて開催されたプロ野球アジアシリーズをはじめ、アジア都市対抗野球大会や、野球のグローバル化を目的に世界16カ国が参加する来年の「第1回ワールドベースボールクラシック」の開催などは、いかに多くの人が野球の魅力を支持しているかを顕著に物語っている。今回の姉妹締結で両国が長所を活かし協力すれば、双方にとって大きなプラスとなるだろう」と期待を述べた。

 また今後の台日の協力について、林宗成・中華野球協会秘書長は「来年開催されるアジア都市対抗野球大会は規模を拡大し、韓国と中国を招く予定だ。今後、台日両国のコーチやトレーナーの交流を深め、最終的にはアジアにおいて野球が盛んでない国々の野球の振興に共同で取り組みたい」と述べ、最初の目標としてミャンマーを挙げた。

http://www.roc-taiwan.or.jp/news/week/05/051215b.htm


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