【林野庁HPより】
月1回参加している 木造セミナーで聞いた事です。
こうしてデーターを見せてもらうと納得します。
もしかすると、日本の山に木がなくなってしまうかもしれないという事。。
上記の図は、山に植林した面積をグラフにしたものです。
昭和25年(1950年)から平成22年(2010年)までの記録です。
昭和30年代、40年代 から比べ 現在 圧倒的に植林面積が減っています。
次の図は、山にある木の材齢ごとの分布図です。
(平成19年(2007年)時)
【林野庁HPより】
横軸の数字は 『1』が5年を表します。
図からわかるのは
メモリの『8』~『10』 つまり
40年から50年の材を頂点に、若い材が少なくなっています。
上のふたつの図からわかる事は・・・、
植林する面積も少なく、若い木も少ないという事で
古い木はいずれ無くなりますから、そこに植林が追いつかず、
木がなくなってしまうという事です。
植林するのは、人工林ですから、日本の山全部というのは、本当は違うのですが
今、日本の山の多くが人工林ですから、
その人工林から木が無くなるという事は、
「日本の山から木が無くなる」と言うのも、
あながち誇張した言い方ではないかもしれません。
人工林の跡は自然林になる・・可能性もあるでしょうけど・・・・
うまく そんなふうに 自然と交代できるのかどうか。。
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参照
林野庁HP 平成23年度森林・林業白書>第1部 第III章 第1節 多様で健全な森林の整備(2)
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