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住宅以外の木造を見直す

[ 木材会館 : 設計・日建設計 ]

 

先週、木造の防火に関するセミナーを聞きに、新木場にある 木材会館 に行きました。

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木材会館

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これまで、ビルや公共の建物などはコンクリートや鉄を構造として作られてきましたが、

今は、木造でも作れるようになってきました。

もちろん、住宅での 木造 とは違います。

 

集成材、積層材 という、木を束ねたり、重ねたりして作った

大きな材 を使います。

 

これまで私は・・・

そうゆう材を工業的に作って 「 木を使ってます 」 って言ってる事に、ちょっと批判的な意識がありました。

 

でも、今回 木材会館 に行ってみて思いました。

 

「 やっぱり 木が使ってあるっていいな~! 」 と。。

 

木を床に使う事で住む人の気持ちや感覚(感情)に確実に影響が出る

という事を言ってきましたが、、、、

ビルの室内に使っても、それは同じでした。

 

木の匂い、、、発する”何か”・・・

 

それを感じた時に ほっと しました。

であれば

集成材・積層材 といった材を使うのは悪くない

と思えたのです。

 

 

[ 木材会館EVホール ]

 

 

**

 

今回参加したセミナーは、木造の防火 についてでした。

 

今回参加して本当によかったと思いました。

木造に対する視点が変わりました。

 

木は燃えます・・・ 誰もが知っているように。

だけど

木を束ねて大きな面(壁)を作り、

片面に火をつけても、反対側は、なんともない

のです。

講師が何度も繰り返して言っていた言葉が残りました。

「 木は、燃え抜けない 」

 

木は『一分間で0.8ミリしか燃え進まない』ので

厚みがあれば、隣で火が出ても、こちらの部屋は燃えない

というイメージです。


木は燃えると”炭化”してそれ以上は燃えない(燃えにくい)というのは知っています。

だけど

「 燃え抜けない 」 という捉え方はしていなかったので

自分の中で

木 というものに パッ とスポットが当たった感じがしました。

 

**

 

木の可能性

木の性能

 

これは本当に高いと思います。

もっと木を使っていきたいです。

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