「地中障害が・・・」と監督から連絡入ってから、、、怒涛の時間が始まりました。
一時中断するのか?対処方法は?追加費用は?役所への報告は?・・・
いくつもの問題をいっきに話をすすめなければなりませんでした。
施主Mさんにまずメールで報告。 返ってきたメールには、Mさんの落胆と、当てようのない怒りが現れていました。大きな追加費用が発生すれば、工事自体を止めなければいけない事もあり得たのです。
地中の事は、見える事ではないので、誰のせいでもありません。それはMさんだってわかっています。「でも、なんで!これ以上無理だよ!」っていう気持ちも、よくわかります。
Mさんとのメールで、一時中断する事の了解も得ました。今後の方針と費用を出して、最終判断していただく必要があったからです。
翌日、現場では、地中障害の位置を調査し、どれくらい杭をずらせば打てるかを確認。
その結果をもとに、構造事務所に再設計を依頼し、対処方法を確認。「基礎のほうで対応できる」との事だったので、とりあえず、杭を追加する事がなくなり、、、現場は、残りの杭を全て施工。
区役所に行き、今後の手続きについて相談。 まずは構造計算をしてから・・という事なので、その旨を構造事務所に連絡。
(この時の事が 11/20の記事「よわよわしいV」だったのです)
ここで、「計画変更」(再・確認申請)の必要があれば、完全にその後工事をストップしなければなりませんでした。
監督K氏には、追加の費用の目途をつけてもらうよう頼みましたが、、「(今回の変更なら)特別な事は出ないと思う。追加費用も出させない。」と頼もしい言葉をもらいました。
構造事務所には、早々に検討書と変更図を作成してもらい、週明けに 区役所と相談という事に。
(間が悪い事に、連休がはさまっていた・・・・まったく、なんでこんなに休日が増えたんだ。。)
週が明け、区役所との相談の結果、「計画変更」ではなく「12条5項に基づく報告書」(という「報告書」)で済む、と構造事務所から連絡が入り、すぐに、報告書の書類を作成。そして、区役所終了時間を過ぎたけれど、電話して待ってもらって 提出。
地中障害が出た日から9日目でした。
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今回の問題での追加費用は最低限で済み、現場も止まる事なく、進行。
構造事務所の大内さん および、監督K氏のおかげで、なんとか乗り切る事ができました。
本当にありがとうございました。
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ほんのささやかなお礼ですが・・・改めてリンクを貼らせていただきます。
構造事務所 : Sフォルム
監督K氏のいる会社 : 幹建設
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HP LWH002
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