胆々と日常

『 坦々と日常 』　『 坦々と日常 （ いとしきもの ） 』　と　坦々　を使った記事を前に書きました。

　　⇒　坦々と日常 （ いとしきもの ）

　　⇒　坦々と日常

『 坦々 』　とは　{　平坦　、　変化がない　、　おだやか　}　という意味で、

『 坦々と日常 』 とは、

「 いろいろな事に惑わされず、平常心で、暮しを楽しみましょう 」

という事です。

日々同じ事を変わらずできる事は素晴らしい事で、感謝の気持ちを忘れず生きましょう

という事でもあります。


それを１歩意識を高めてみよう　というのが　〈 胆々と日常 〉

『 胆 』 とは　{　きも、どっしりと落ち着いた精神力、心の底、本当の気持ち　}　という意味。何事にも動じないきもったま　という事なのですが　・・・・

「 心の底、本当の気持ち 」　という部分は、誰になんと言われても変えられない本当の気持ち・・・　つまり　自分らしさ　を表すと思います。

そして　「 肝を据える 」　という言葉がありますが　「 覚悟を決める 」　という意味です。

「 本気になる 」 という事です。

『 胆々 』 とは、「 本気になって自分らしさを求める事 ・ 追求する事 」　と定義します。

本気になって、自分らしいとは何か、自分にとって必要な暮らしはどんなものか、坦々と繰り返される日常を、そうゆう意識を持って、感謝の気持ちとともに　日々暮していこう

それが　〈 胆々と日常 〉　です。

＊＊

坦々とした繰り返しは、つまらなくなったり、何も感じなくなったりする可能性があります。でも、一段階意識を上げて、「 こうしたらどうなんだろう？ 」 「 こんなふうにするともっといいんじゃないか？ 」 など、 「 もっと 」 とか 「 もしかしたら 」 という意欲を持って試行錯誤していけば、繰り返される日常は、平面的にぐるぐる回っているのではなく、立体的にらせん状で上昇していくんじゃないかと思います。

時には下降する事もあるかもしれないけれど、本気でやった事ならば、それは 経験 になります。

じゃあ一体何をすればいいか・・・

まずは、自分の好きな事・嫌いな事を書き出してみるといいでしょう。

書く事はぜったいにお勧めします。紙に書くのです。ひたすら書きましょう。どんな事でも。

それをよく見ていけば、なんとなく自分の好きなものが見えてくると思います。

次に行動です。嫌いなものを片付けましょう。

やらなきゃいけない事はさっさとやる。嫌いなものは処分する。

しまうという事ではありません。つまり　捨てる　という事。身軽になる事が手っとり早いです。

まずは自分の机でも部屋でも、「すぐそこ」から始めましょう。

何かをしようとする時に、何かを片付けるところから始まると、気持ちが萎えてしまいます。

やりたい時にすぐできる・・・　坦々　から　胆々　へ変わります。

＊＊

〈 胆々と日常 〉　をする事は、自分の生き方を考える事でもあるし、ふさわしい家を考える事でもあります。

自分らしい家、家族らしい家、そして暮しを、実現できます。

感謝の気持ちを忘れずに、胆々と日常　を行いましょう。

繰り返される日常は、きっと豊になります。

とは言ったものの、必死になってやる事でもなくて、他人に迷惑かける事なく、自分の心地いい場を作り、暮しを楽しむ　という事です。その心地いい場で、家族が笑顔でいられ、友人が集まってきて笑顔が広がって・・　それが一番幸せだな～　と思うのです。


日美楽笑

---