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家と人・・感じるという事が大切

写真は 木造3階の家リノベーション・中板橋の家 の階段から2階リビングを見たところです。

 

1階は何も工事をしていません。ですから、この家に来た事がある人は、玄関から階段を上りまじめた時は、「何も変わってないんじゃないの?」という気持ちで上って来ると思います。

でも、2階に近づくにつれて、この写真の状景が目に入ってきて 「何か違う」 と感じて、様子が変わるそうです。

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私達が暮す家のほとんどは、『建材の家』です。

床のフローリングは合板の表面に薄い木を貼ったもの、さらにはプリントしたシートを貼ったもの。

ドアや建具も窓枠も同じ。壁天井はビニールクロス。・・・

現在の家は、表面をプリントしたものでできています

つまり、、、

ラッピングハウス

 

どの材料も、作る事を優先した工業製品。それはまた、私達が求める「汚れにくい物」。

『汚れにくい』ためには、表面がツルツル、ピカピカしていないといけません。

 

木のように見えて、触るとツルツル。

「これが木?」・・・>「木なのか。。」・・・>「たぶん木だと思う」・・・>

 

たぶん多くの人は、建材の床や建具を、、「木を使ってる」と思っているかもしれません。

 

私達は、どんどん 感じる力が弱くなっている ような気がします。

 

中板橋の家の奥様は、工事前の家のあちこちが キライ でした。

「表面が木の柄なのに、なんか違う。。うそをついてる。」

と感じていたからです。

たぶん、壁に反射して目に入る光ですら”不審”に思っていたかもしれません。

 

この家の工事では、家の全部の仕上げを変えたわけではありません。

2階はほぼ変えました。 特に、床を無垢の木に変えた事は大きな影響があります。

3階も半分近く、床を変えました。

感じるものが、まったく違ってきます。

 

他にも、少し、『感じる』仕掛けがあります。

▲キッチンの窓。

あるサッシの窓の手前に、木で作った格子窓を付けました。そうすると、見えるのは手前の『木の窓』ですから、この家は木の窓を使っているような感じがするようになります。

▲階段のリビング側に壁に作った小窓。

ちっちゃな窓ですから、普段は通り過ぎるだけですが、それでも、そこ(2階)にいる誰かの気配を感じます。

▲3階から屋上に上る階段。

階段のケ込み板を無くしました。上からの光、手前と向こうがつながった空気感を感じ、広がりを感じます。

無意識に、階段のスペース(面積)と廊下と一体として、「広く」感じていると思います。

▲3階の寝室と、隣のお子さんの部屋との境の壁の一部をあけてつなげました。

言うまでもなく、「そこに居る」お子さんの気配を感じます。そして、壁が全部なくなったわけではないけど、ふた部屋分の面積を感じていますので、どちらかの部屋にいても、今までの倍くらいの大きさの部屋にいるように感じると思います。("倍"は言い過ぎかも^^;)

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「感じる」と言っても、「不安を感じる」というわけではなくて、何か「プラスアルファ」を感じるのです。

それによって、「安心」だったり「余裕」だったり、、、気持ちがやすらぐ方向に影響します。

 

難しい事のよう思うかもしれないけど・・・

たぶん誰もが感じています。ただ、残念ながら逆の意味で。。

それは 「なんかイヤだな」 という感覚。

 

たとえば・・・

「なんか薄暗い」

「なんか狭苦しい」

「なんか使いにくい」

などなど

 

そうゆう「イヤ」な事を改善すると、良い「感じる」 に変わります。

 

 

それ・・ でもなかなか理解しにくいですよね。^^;

よかったら、この家に来て、「感じる」 という事を 感じて みてください。

 

中板橋の家・見学会 6月16日(土)

詳細とお申し込みはこちらから ↓

http://s-coco.net/openhouse/kengakukai.html

申込締切は 6月14日(木)

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