真夜中の幸せ

おかあさん！サンタさんが来た＝！


そう言って下の子が起き出したのは夜中の事。

毎年、サンタに手紙を書いて、小さなツリーの下に置いている。
サンタが寒い中来てくれるからと、クッキーや紅茶を入れてそのツリーのそばにおいてから眠る。

下の子がまず夜中に目をさまし、あたりの様子をうかがい、枕元のプレゼントに気づく。。
ツリーを確認する。
そしておねえちゃんを起す。
ガサゴソ包みを開け中身を見る。
二人で何が入っていたか教え合う。

これが、一連の行動。。

妻が気づき、そっと私を起し、二人で気づかないふりしながら笑いをこらえる。

そのうち私達のところに来て
モゾモゾ話し始める。
「ねえねえ、サンタさんがきたんだよ」

そのうち私達もたまらず起きだし
もらったものをみんなで見る。。

「よかったね～来てくれて」

「でも、間違ってきたんじゃない・・」

なんて、言ってみると

「ちがうもん！」

ニコニコしている。。


1年に一度、真夜中の幸せな時間。。

サンタさんありがとう。
今年も素敵なプレゼント受取りました。。

＊＊＊
注意

サンタが誰・・なんて不粋な話は、、なしですよ！

表現は自由ですが、こどもに害を与える場合があります。

こどもの夢を守りましょう！