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リフォーム:どんな事ができるの?誰に頼むの?

1戸建て住宅のスケルトンリノベーション 高輪の家R は、すでに工事契約を結び、今月後半に着工します。

ホームページに 高輪の家R のページをUPしました。 ⇒ こちら

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高輪の家の施主M-eさんは、長い間、ご自宅のリフォームの事を考え、そして悩まれていらしゃいました。

リフォームで家がどうゆうふうに変わるの?・・・
そもそも誰に、どうゆうふうに相談したらいいの?・・・
建築士に相談に乗ってもらえる事なの?・・・

などなど、考えてもわからない事だらけで。。

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■ リフォームでどんな事ができるの?

確かに、住む人にとって、現在の間取りを前にして、現状から変わった姿を想像する事は、なかなか難しい事だと思います。

多くの人は、リフォームというと、多少間取りなど変えられるだろうという認識があっても、基本的には、仕上げ材を変える、設備機器を取り変える事 と思われているでしょう。そして、既成品を基準に考えるので、それが「入るか入らないか」で工事の内容を決めてしまう事になります。「それしかできないなら しょうがない。。」と・・。

でも、本当は、必要な構造体 と どうしても変える事のできない設備以外は、変える事ができます。つまり、制約はあるにしても、ほとんど新築と同じように「家を作る」事が可能なのです。

→ 事例 : リノベーション>リフォームをこえて

■ リフォームを誰に頼んだらいいの?

多くの方がまず探すのが、リフォーム会社 だと思います。内装を新しくしたり、設備機器を交換したり、ちょっとした間取りを変えたりする「部分的な改修」なら、いわゆる「リフォーム会社」でもできる事です。

新築ならまだしも、リフォーム(リノベーション)となると 設計事務所に頼む という事は、多くの人にとって選択肢としてすら浮かばない事かもしれません。

工事の自由度が高い木造住宅でよくあるのが、工事した時に、必要な構造材を切ってしまってある事です。せっかく風呂やキッチンを新しくしたのに、家自体が弱くなってしまいます。他の部分で補えばまだいいですが、まずありません。新築するのと同じ意識があれば、そんな事にはなりません。事前の調査ときちんとした設計が必要なのです。

木造の場合には、「残さなければいけない構造」があり、さらには「構造の強化」が必要になる可能性が大きいです。つまり、新築と同じ意識で考えなければいけません。

リフォームを 「改装」 ではなく 「改築」=改めて建築する と考えれば、設計する事が必要となり、設計事務所とともに作るという方法も あるのです。

■ 設計事務所に頼むとその後どうなるの?

設計事務所に頼むと、その先どうなるかというと、まずは現地調査し、ご希望をお聞きし、プランを提案後、打合せを重ね設計図を作ります。次に施工会社に見積を頼み、ご希望の予算にあうように調整します。工事が始まれば、工事を監理します。現場監督ではなく、設計図を元に工事が進んでいるか・問題ないか を確認していきます。そして最終確認をしてお引渡をします。
(施工会社は、リフォーム会社ではなくて新築工事をやっている会社に頼みます。作る側も新築の経験が必要だからです。)

以上の流れは、新築工事と変わりません。
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