星の彼方へ〜アルツハイマー認知症の母のと私の思い出〜実話

アルツハイマー認知症の母の突然の死
母のが生きてきた証を思い出と介護の記憶を刻んでいきます

虹の彼方へ Vol.9 〜アルツハイマー認知症の母の思い出 〜

2020-10-16 16:57:17 | 介護日記

アルツハイマーで亡くなった母との思い出を綴っています。

 

虹の彼方へ Vol.9 〜アルツハイマー認知症の母の思い出 〜

そろそろ、思い出すのも辛いけど

母がアルツハイマー認知症だって知った時のことを

思い出のページをめくって遡ってみることにしよう

 

それまでは、毎月会いにいって、子供たちに好きなものを買ってくれて

一緒にご飯を食べに行ったりしていた。

でも

その次の月

「体調が悪いからまた来月にして」

次の月は

「風邪を引いたからまた今度ね」

と3回ほど約束は反故された

でも電話は週に一回は必ずしていた

病院で待たされるのが長いこと

行った歯医者がダメだったこと

ほぼ母の愚痴を聞いているようなものだったけど

それでも電話口の母はしっかりしていた

ちょっと踏切のところで転んじゃってね

と言われたので心配だから行こうか?

というといつものように

うんでも体調があまりよくないからと

その時に、母の静止を振り切ってでも会いに行っていれば

もっと早く対処できたかもしれない

そのことだけがずっと

後悔の渦として私の中をずっと今もグルグル回り続けている・・・・

 

***つづく***

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