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星田オステオパシー

「えんとつ町のプペル」を読んだ

僕も粘着気質ですねぇ・・サイトを見ていると

「絵本は手元にあって読んでこそ絵本としての良さが分かる」

と言う意見がありました。まあ、もっともかも知れない! 僕は常に何事も疑ってかかるようにしてるので、自分の考えに対しても疑ってかからないと不公平ですからね。

という訳で、早速地元の図書館で予約をして(ネットで予約、徒歩3分の図書館で借りる・・便利過ぎる!)・・手にとって読んでみました。

いや、別に感想は変わりませんな。全く面白くもないし感動もしない。絵はさすがにネットの無料公開のものと比べると細かいところがよく見れて良かったですかね。しかし、前にも言いましたけど西野氏の絵で僕が良いなぁと思うのは、モノクロでの書き込み部分なので、このデジタル彩色されてる画像はどうなんだ?と、改めて思いました。

あと、今年の年末に公開されるという映画。ここで、ついに「えんとつ町のプペル」のすべての物語が明らかになるんです!と言うのをラジオでやたらと聞きます。まあ、正直「はぁ!?」って感じですね。

もともとの構想として、仮に町の謎を明らかにしてゆく!ってのはあったのかも知れない。けど、それが本当だとしたらやっぱり
「映画を作って売るために、絵本をまずは売りました」
と言うのは・・まあ、僕の考えてる西野氏なら「やりそう」という感じではあって、良い悪役っぷりだけど。
んで、ラジオを聞いてるとえんとつ町の出来た理由が!なんと!って感じで例の自慢しぃしぃの口調で語られるんですけど

「この町は、地域通貨の発行権を守るために作られた町だったんです!政府から身を隠すために深い谷の底で、煙で天井を作ってたんですよ!」

って・・・マジでこの人睡眠不足すぎておかしくなってしまってるんじゃないだろうか?

貨幣経済の矛盾とか資本主義の解決策とか、そういう話をするんだったらもっと子供に分かる比喩というか例えで物語を作れよ。
で、子供のためじゃなくて疲弊しきってる大人のためだったら、大人がスンナリ入っていけ無い、ひと目見て矛盾が見て取れる世界観ってどうなんだ? もっと、大人が没入できる世界観じゃなかったら意味ないだろ。

ラジオによれば、年末の映画は自分で主題歌も制作総指揮もするそうだから、まあ、実に楽しみですね。

では、次回は借りてきた絵本を甥っ子や仕事先の子供に(アルバイト料を払って)読んでもらい、その正直な感想を調査しようと思います。もしかしたら、子供には響くないようなのかも知れないですからね、もしかしたらね!
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