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星田オステオパシー

「星の王子さま」を読んだ!!(!!)

知り合いに勧められて・・・実は映画でも本でもこういう「ド定番」って結構触れたことがないんですよねぇ・・

なんとなく・・子供の頃にテレビアニメがあったような?小さな星から下半身が植物、上半身が女の子ってクリーチャーが生えていて、男の子がわがままに困らせられてる・・ってのを見た記憶があるかな・・と。ま、絵柄がね・・・実はホンワカした絵柄って昔からあんまりスキじゃないので

それは置いといて読んでみました!

・・・確かに子供の頃に読んでいたら面白かったかな?特に、大人のことを「馬鹿だなぁ」とよく分からずに小馬鹿にしていた人なんかは「そうそう! そうなんだよなぁ〜」とか喜んでいたかも?とか。

さて、気になったところがありまして。多分全体を通してのキモとなる、砂漠の狐との会話での「友情」だったり「愛情」だったりを感じるってのは、結局「どんだけ手間をかけたか」って部分ですね。

いや、その通りなんだけど・・・これ恐ろしい話をしてないかい?ポジティブに考えたら、友情とか愛情とかってのは相手にエネルギーを注いで「特別」を育てるってこと・・・なんだろうけど、逆に言えば

「こんだけしてやったんだから」

って例のアレがね。例えば自分の子供に対する愛情なんかも

「あんだけ痛い思いをして産んだんだから(お腹を痛めたって例でよく出ますね)」

ってヤツ。いや、そうなんだけど(^_^;) いわゆるサンクコストバイアスみたいな考え方で、無私の愛情とかそういうのと真逆の考えで・・・夢がねえな!と。その点、読み手の年齢によって評価が分かれるかも知れんけど。人をスキになるとか大事にしようとかってのは、結局は「自分のため」ってのは分かってるんですけど、そこをなんとか!と。

まあ、実用的と言えばそうなんでしょうけどねぇ・・・

ちなみに人をスキになる話はなかなか面白いですよね。例えば子供は自分によく似てる年上をスキになる事が多いらしいんだけど、これって昔の生活様式だと世話をしてくれるのが「兄弟」だったり「近くに住んでいる親戚」だったりしたので、そういう中で生きる確率が上がる選択的な進化だという説を見たことありますね。

逆に大人になると父親を臭いとか言って遠ざけるけど、これって近親相姦を防ぐためだとか!

更に性的に好きになるってのは「いかに自分が持ってない免疫をたくさんもってる相手か」で好きになったりって話とか。

まあ、そう考えるとまた一転して「エネルギーを注いだ相手を好きになる」って方がよっぽど清純かも知れませんね・・・
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