一番、最近見た、映画です。
みどころは、やはり、王道なので、選びました。
50歳の、美しきボンドガールみたさも、ありました。
ところが、50歳の、モニカさん、未亡人役なので
全身黒、しかも、お顔を、ベールで、たらすので
さらに、ふける、老ける。
多少の驚きありました、だってね、あの「マレーネ」
では、少年が、憧れて、モニカさんは、ただ、ひたすら、歩くだけ。
今回、その、アングルは、同じです。横から、だんだんと、近づいていく。
何が、いいたいかは、年寄りになれば、「黒」は、あかんよ。
あんなに、「イタリーの宝石」とか
いわれた、美女でも、黒を、着せたら、あきません。
肌艶なく、くすみが、きわだち、ものすごく、がっかり。
その後も、若いボンドガールは、3回くらい、お色直しして
白っぽいのも、客用しましたが、モニカさんは、わずかな場面でした。
それでも、かつてないんですよ。50才のボンドガールは、初めての
画期的な、できごとでした。
う~ん、はらはら、どきどき、とても、面白かったです。
逆に、残念は、「ギヤクラシー街道」笑らかしてくれる
という、触れ込みでしたが、1つも、笑うところがない。
豪華な、俳優人に監督は、立ってるだけで、おもろい人なのに
なんでだと、思いましたよ。
ご自分でも、笑うとこが、ないと、言われるかたもいた。と
書いていました。そりゃ、そうだ。遠藤憲一さんの、出産シーンも
笑えない。
演じた、極道顔の遠藤さんは、たいへんだったでしょうに。
出産シーンを、おもしろくすることに、無理がありそう。
生命を、粗末にしたら、あかんよ。わたしも、子供を
生みましたが、全く、面白くない。
もっと、女装させるとか、男そのものじやないか。
遠藤さんは、女装は、あかん、ごつごつしすぎ。
もっと、なまらかな、お肌の男優でないと、中途半端。
とにかく、笑える映画は、難しい。
インド映画の「きっとうまくいく」が
笑えて、考えさせて、気持ちも盛り上がる。
ハリウッドを、越えるかもの、気配ですぞ。
あの、彫りの深い容姿と、白人ではないところも
なんだかなあ、不思議で、アジア人なのに、欧米人のような
まか、不思議な魅力です。とくに、女優の美しさに
目を奪われます。