10月30日~11月1日まで、東日本大震災
被災地を訪れました。
いろいろな報道が続けられているので、
それとあまり重複しないことをまとめました。
その1:行政の重要さ
いきなり行政の重要性を指摘してしまっ
て、何だ!?と言われそうなのですけれど、
地方自治体が被災に対して、迅速に対応して
いるかどうかで、住民への影響が変ってきま
す。
大槌町は、実は行政の対応が遅い方でした。
役場が被災し、多くの公務員が亡くなったた
めに、まず最初の立ち上げが遅れたために、
以後周辺の市町村に比べると1週間くらいの
差があると言われるくらいに、被災への対応
が遅れました。
民間の代りはありますが、行政の代わりに
なる組織はありません。もし津島市役所が被
災して機能を失うというのは、住民にとって
は、大きなマイナスになります。
その2:ふだんからの付き合い方
被災地といっても、隣近所の付き合いがふ
だんから親密な漁師町と、それにくらべて親
密度が低い町の方では、避難所の雰囲気に大き
な差が生れたということがあります。
漁師町の方では、助け合うということが日
々の生活から行われていたために、避難所で
も率先して協力するということが行われたた
めに、避難所の運営が円滑に進められました。
しかし町の方では、協力するという雰囲気
が最初から少なくて、避難所の中の雰囲気も
良くなくて、その上緊張もうまれて、円滑に
すすめることが難しかったようです。
ふだんからお隣近所の付き合いが、被災と
いうときに、大きな力になると言うことを聞
いてきました。
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