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南岸低気圧

2024-02-05 20:11:41 | 日記
今日は朝から天気が良くない。肌寒い朝で霙が降っている。東京方面は大雪になるという予報が出ている。普段雪が少ない地域では少しの降雪にも街がダウンしてしまう。今回は大丈夫かな。首都高や中央道は早々に通行止めになったようだ。まあ1月の名神の教訓もあるから、雪の中に何時間も立ち往生という事態を避ける点では正解か。
 ところで災害の時などは結構古いアナログなものが役立つことがあるという経験を十年くらい前にしたことがある。やはり南岸低気圧の大雪だったが、およそ今までに経験したことがないような大雪で、太平洋側であったのに50cmくらいの積雪だった。夜通し降り続いたのだが、朝起きて外を見ると屋根が低くなったような気がした。湿った大雪だったので倒木で電線が切れて1日半くらい停電した。電気を使った器具は全く役に立たない。電気炬燵・炊飯器・電子レンジ・オーブン・ファンヒータなど。このままでは寒さで凍えるしかなく食事も作れない。さらに電話が不通になる。IP電話は停電では使えない。スマホも電話を中継する基地局が停電したためしばらくは繋がったが、基地局のバッテリーがあがると圏外のなってしまった。外との通信手段も無くなるわけで陸の孤島になってしまうわけだ。だが、我が家には有難いことに古い電気のいらない石油ストーブやガス炊飯器あった。Lpガスや灯油は買い置きがあったのでこれが使えた。また豆炭や豆炭アンカもあったので布団の中でも寒さは少ししのげた。電話も考えてみればアナログ回線だったので押し入れにしまってあった黒電話を取り付けたら普通につながって連絡もとれた。ネットも当時はまだあったダイアルアップでやってみたら繋がった。それ以来、古いアナログ機材も大切にすることにした。最新のものは確かに便利だが万一の時全く役に立たない。それが命取りになることだってありうるから。