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今回は占いの中でどうしても必要となる霊視についてお話しします。
タロット占いは大アルカナ22枚を使って行うことが殆どですが、数学でいう確率論で
本来は確からしさが表されます。
例えば、2カードで占う場合は組み合わせが以下になります。
(22✕2)✕(21✕2)= 1,848
つまり、1,848通りのカードの出方があります。(正位置と逆位置があります。)
実際にはこの中の1つのカードの組み合わせが出るわけですが、その中で結果が実態と
ぴったり合う確率はそれほど高くはありません。3カードだと確率論的にはもっと下が
ります。
これが実態やこれから起きるであろう内容に則した結果を占って実際に出すのは何らか
の力が必要となります。
もし、そのようなことがなく、正しくカードをシャッフルし、単純にカードを選択して
並べただけでは実態に合わない内容も出てくると思います。
この確率がどの程度高いかが占いの精度であり、占い師の実力となります。
また、カードをシャッフルしたり、選択する際に気を入れて行うわけですが、こういっ
たものが正しく憑依しなければ結果はズレます。
おそらく、ここに占いの信憑性があるのかもしれません。
これを高める、常に自身の精神状態に拠らず、実態に則したカードを引くための鍛錬が
占い師の修練の一番大きなものとなります。
ある程度までは訓練で強化できるみたいです。
実際にはそれ以上の精神的・肉体的鍛錬を長い時間かけてプロの占い師の方々は行って
いることが多いようです。
また、その一方で天性の力でこういった能力を持っていて、実力的に掃き出せる力を持
つ人もいます。
いわゆる、霊感や直感といった感覚が優れた人です。
どうしても、生物学的・心理学的にも女性にこういった力を備えた人は多く出る傾向が
あります。占い師の多くが女性だったりするのはそういったことも関係しているようで
す。
また、男性にもこういった力を備えた人もありますが、多くが親にそういった力がある
などの遺伝的要素も少なからず関係しています。
実際に占い師は様々な占い手法を使いますが、結果を引き出して読み出す力で重要とな
るのが、霊感又は直感といわれる感覚です。
アンテナとして結果を呼び出す力、更に結果を読む力の両方に霊感や直感が働かせられ
るかが最大の条件となるわけです。
特に人のことを、更に遠隔で占う必要がある場合は、対面出ない分こういった力がない
と難しくなります。
殆ど、霊感と直感で支配された行為であるといってもよいかと思います。
占い師の鍛錬とは、実は霊感や直感を強化することにあります。
霊感や直感が出にくい人には向かない職業・趣味かもしれません。
その中でも霊感はアンテナの感度でもあり、アンテナの指向性(偏りなく拾う力)が安
定していること、これが占い師の絶対条件かもしれません。
どうしても体調面や運気の問題で一定しないこの力を安定的に出せることが課題です。
スポーツ選手と同じ感覚かもしれません。
霊感は霊が見えるとか、声や音が聞こえるとかの感覚だけではありません。
また別の機会にこのあたりはお話できればと思いますが、霊が見えるとかは力の一部で
しかありません。難しい表現ですが、時空を超えた感覚というか、概念みたいな感じで
す。そういう表現しか見当たりません。
毎週新型コロナウイルスについて占っていますが、占う前に既にこうなるな、という暗
示のようなものを感じると、そのままがカードに出てしまいます。
これが霊感といわれる感覚です。
今週もまた占っていきますが、どんな結果が出せるのでしょうか?
明日、結果は公開したいと思います。
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