こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
自動車には車検制度がかけられていて、法令に定めれた期間で検査を受ける
ことが義務付けられています。
正しくは、自動車検査登録制度と言いますが、法令保安基準への適合確認、
所有権の公証、自賠責保険の適用、諸課税といったことが行われています。
日本だけでなく海外でも一部の国と地域でも形は異なるものの実施される事
例もあります。
元々は旅客営業車の安全確保を目的として1930年に誕生し、自動車の増加に
よる交通事故の増加によって様々な施策が追加されて今に至っています。
車検制度への批判や反対論もある中で、自動車諸税の見直しを掲げる国民民
主党が政権のキャスティングボードを握る中で、車検制度への切り込みが行
われる可能性もあります。
果たして車検制度は今後も継続されることになるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが皇帝のカードの正位置が出ています。
皇帝のカードの正位置は支配や安定、権威や意思、統治や権力といった意味
があります。
廃止されることはありません。
むしろ強化される方向に行政は進めていくことになるでしょう。
これは昨今の自動車検査に対するメーカーの対応が不十分なこと、EVやその他の新たな動力装置を持った自動車への対応強化、課税の対応や保険制度の
続行といった基本的なところを行政として崩さないという姿勢が国交省の前
提にあるからでしょう。
年数間隔だったり、ナンバープレートの交付やプレート自体の内容などは変
化が起こると思いますが、基本的な制度の根幹は維持されていきます。
もちろん背景に利権めいたものがあるところもありますが、環境的な実態と
してこれを崩すだけの明確な指標に乏しく、むしろ強化に動かざるを得ない
実態があるからでしょう。
今後も車検制度はしっかりと日本では残っていくことになります。
次に環境条件ですが、悪魔のカードの正位置が出ています。
悪魔のカードの正位置は堕落や悪循環、破滅や不健全といった意味がありま
す。
やはり重要なのは不正の排除になります。
最近はメーカーだけでなく、中古販売でも不正が大きく関与しており、こう
した実態が規制を簡単に外せない状況にあるからでしょう。
規制を無くすことで処分を科すための根拠がなくなってしまうため、不正を
どう無くしていくのかが重要な課題となります。
また、無保険車なども今後は増えていく可能性もあり、レンタカーによる事
故なども不安視されています。
長期的な将来を見越した場合に規制を緩和させるというよりも、各国とも規
制を強化していく方向に向かう可能性も強くあります。
自動車を取り巻く環境は今後も大きく変わっていきます。
その中でも事故を無くすことや規制に網をくぐり抜けるような行為を抑制す
ることが重要になります。
規制を無くすためにはそれ相応の努力と時間・お金がかかることは間違いな
さそうです。