こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今年の夏は日本でもかなりの猛暑となり、やっとお彼岸を過ぎてから暑さが
収まってきた感じがありました。
世界各地でも異常な気候の影響があり、農水産業への影響などもあって多く
の異変が生じています。
観光にもその影響が及んでおり、イタリア・ベネチアも海面上昇による影響
を受け始めています。
今後も海面上昇が続けばベネチアに限らず、世界各地の低高度地域の多くが
水没の危機を迎えるとの専門家の声も出ています。
さて、今後もこの傾向が続いていき、水の都ベネチアが水没してしまうよう
な事態は生じるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、女帝のカードの逆位置が出ています。
女帝のカードの逆位置は挫折や感情的、情緒不安定や、未知の障害といった
意味があります。
女帝のカード自体が生産や安全といった意味を持っていますので、あまり良
いことを指していないことはわかります。
一気に水没するようなことはありませんが、水没する時期が毎年必ず起こる
といった状況は避けられそうにありません。
また、こうした流れは年を追うごとに状況が進んでいき、観光だけでなく人
が生活する環境としても問題が生じるレベルに及ぶことになるでしょう。
水没自体の問題だけでなく、衛生環境の悪化なども起きるため、環境維持の
コスト上昇や観光への影響、更に感染症などの発生リスクなどの様々な影響
が徐々に大きくなっていきそうです。
ただ、現時点では気候変動を止める、進行を抑える手立てもないので、その
都度の対処くらいしか対応できないところにも課題があります。
いずれにしてもいずれ水没することになることは間違いなさそうです。
ここ10年程度はこうした状況が繰り返されることになるでしょう。
次に環境条件ですが、審判のカードの正位置が出ています。
審判のカードの正位置は復活や結果、改善や覚醒、発展や更新といった意味
があります。
街そのものをどうするかという議論だったり、水没を防ぐ対策(排水能力な
どの問題)、こうした人間側で対応可能な対策をどれだけ進めていけるかに
よってはベネチアを守れるかどうかはかかっています。
ただ、徐々に進行していくため、設備投資や技術課題はどんどん大きくなっ
ていくため、資金の問題や観光資源との両立など様々な問題もあります。
どちらにしても進行を止めるよりも、どう知恵で対応できるかがカギとなり
ます。
審判のカードには決断という意味もあります。
様々な対応方法がある中で即効性の高い対策からどう進めていけるか、その
方法が同様な水没の危機に瀕した国や地域にどう展開できるか、まさにその
知恵が試される時期に入っているようです。