こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は日朝問題について取り上げてみました。
サッカーファンが愕然としたワールドカップ二次予選の北朝鮮側ホーム戦の
余韻も残るのか、最近は北朝鮮も日本とは距離を取る姿勢を示しています。
米国ではトランプ氏の大統領選勝利を信じる声もあり、北朝鮮はロシアのウ
クライナ侵攻で弾薬の調達で貢献し、中国との距離感も少しあるとの情報も
出ています。
岸田首相も一時期は日朝首脳会談に意欲も見せていましたが、国内の政治課
題の大きさに身動きが取れず、岸田政権だけでなく自民党にも大きな試練が
課される中では先に進めるのも難しいのが実態です。
拉致被害にあったとされる方々も存命であってもかなりのお年になっており
、家族の方々も高齢の方も多くなっており、早々の解決や事実関係の開示な
ども待ったなしになっています。
そんな複雑な状況下で日朝首脳会談は実現できるのかを今回は占ってみまし
た。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、魔術師のカードの正位置が出ています。
魔術師のカードの正位置は起源や可能性、機会や才能、感覚や創造、意志や
手腕、交渉やコミュニケーションといった意味があります。
日本だけでなく相手側の北朝鮮もかなり内部的には混乱を来たしています。
そういった中では簡単に実現することは難しいのですが、まったく可能性が
ないともいえないのがこのカードから読み取れます。
かなりの努力や知恵が必要となりますが、日朝首脳会談の実現に向けてはか
なりの好材料があることも事実です。
一つは中露の関係性、もう一つは米国の選挙状況でしょう。
中露は表で見える状況とはまったく異なり、かなり難しい状況になっている
ようで、ウクライナの問題には深入りしたくない中国の姿勢や国内外の経済
に関する問題の上に政治的な停滞といった課題を抱えています。
中国は国内の不満も根強くあり、不満を国際関係に向けたい意識があります。
また、ロシアは北朝鮮やイランとの関係が深まっており、経済的には中国や
インドに完全に依存し過ぎた状況まで落ち込んでいます。
北朝鮮も中国からの恫喝に辟易している面もあり、ロシアとの関係だけでな
く、トランプ氏復権の目も一つの転機と捉えています。
複雑に絡む国際情勢、極東情勢は結果として日本への融和も視野に入れた戦
術になっていくことになります。
これは中国、ロシア、北朝鮮だけでなく、米国や韓国や台湾も同様です。
特に北朝鮮はそれぞれとの関係性を均等にすることでフリーハンドの状態を
得たいというのも思惑としてあります。
これは対韓国や対中国との関係性だけでなく、対ロシアについても同様です。
そういった中では夏から秋にかけて日朝首脳会談が実現するチャンスが何度
か出てくることになります。
ただ、これは微妙なバランスの上に乗っかったものであること、各々が期待
的観測で自分の優位な考え方のみで考えていること、こうした点があります。
しかし、材料は揃っているのでやり方や交渉しだいでは頑なな北朝鮮が交渉
のテーブルにつくことは十分にあり、その中で北朝鮮としても妥協可能な範
囲については情報を提供することもあり得ます。
岸田内閣の努力や日本の外交姿勢というよりも、周囲の環境が何となく整っ
て話ができるようになると言った方が正しいかもしれません。
次に環境条件ですが、女教皇のカードの逆位置が出ています。
女教皇のカードの逆位置は悲観や無気力、無神経や現実逃避、疑心暗鬼や冷
淡といった意味があります。
上述した通りに微妙なバランスの上での可能性なので、例えばトランプ氏が
選挙に負けたり、中国の景気が大きく改善したり、ウクライナの状況に大き
く変化が生じる、更に国内政治の状況により選挙などが起こるといったよう
な事態の変化があれば大きく崩れることになります。
微妙なバランスは疑心暗鬼の中での選択肢でもあります。
従って、状況によってはかなり実現が困難になったり、事実上無理と思われ
ていた状況で突然可能性が浮上することもあります。
あと気になるのが女教皇のカードには知性や理性といった意味があることで
しょう。
日本にとっては感情的な言動や安易な妥協による外交工作は避けることが良
い結果を招きます。
また、相手側の呼び込みに安易に反応することも避けるべきです。
日本が諜報も含めて相手側の本心や困ったことなどを的確に読み取ることが
できればかなり優位に事を進めることができます。
難しい局面にはありますが、急に土砂降りになったり、太陽がギラギラ差す
というのも極東情勢の特徴です。
今は様子を見ながら相手の心中を読み取ることが大事になるでしょう。