こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は宇宙探査を取り上げてみました。
最近は日本を含めて月への探査に関心も集まっています。
米露欧だけでなく、中印なども探査機を送り込んでおり、中国は月の石や砂
をサンプルとして持ち帰るプロジェクトを進めています。
日本も探査機を送っていますが、月が空洞
であったり、内部に水が存在する
などの新たな発見が各国の探査機で明らかになっています。
今後も月への宇宙探査が活発化するのかを占ってみました。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、節制のカードの逆位置が出ています。
節制のカードの浪費や消耗、流出や無神経、調和の崩壊といった意味があり
ます。
活発化はしてもコストがかかること、月探査の目的がどこにあるのかも背景
にあり、軍事化や資源確保といったものも一部の国にはあるため、こうした
無節操な探査をどう規制するかも課題になります。
南極探検や調査が1950年代に活発化した際に、各国の領土宣言は一旦保留
にするといった事例がありますが、そもそも月は誰の持ち物であって、どう
探査や開発を行うのかも今後は課題になります。
特に軍事的な目的や自国のためだけの開発といったものには厳しい姿勢を向
けざるを得なくなるでしょう。
今はこうした宇宙利用のルールはなし崩しになっている面もあります。
あくまでも科学面での調査に限るなどの自制や節度のルールは絶対に必要な
はずですが、残念ながら探査競争が激化しても節操のない状態は続きます。
特に米中対立は大きな課題となります。
次に環境条件ですが、吊るされた男のカードの正位置が出ています。
吊るされた男のカードの正位置は忍耐や奉仕、試練や抑制、妥協や英知、慎
重や努力といった意味があります。
この先に何が起こるかは未知数な宇宙探査では各国間の協力体制が成否を分
けることになります。
もちろん、地球外生物などの問題もゼロとは言いませんが、月は一定の方向
を地球に見せる形になっているため、月の裏側の探査はかなりハイレベルの
技術を要します。
今回月の裏側に中国が探査機を送りましたが、通信の問題などが残る中での
対応になっています。
通信が途絶したり、制御不能になることも当然あります。
また、月の表面は表と裏側でかなり過酷な環境差も生じます。
地球の周りのデブリも問題もあって、無節操な宇宙開発のリスクが月にまで
及ぶことにならないよう配慮も重要です。
月は地球の付帯領域と定義されてもいません。
まだまだ宇宙開発には残されたルール化の領域が多く残っています。
本来は先行する欧米が先にルール化しても良かったのかもしれませんが、今
まで何もできていなかったことは大きなリスクになるでしょう。
今後は多様な問題が宇宙開発にはつきまとうことになります。
誰がどうルール化していくのか、それをどう監視するのか、南極管理方式の
考え方で揃えるのか、地球の周りのデブリ対策をどう行うのか、そろそろ考
えていかざるを得ない状況になっています。