今回は来年開催のパリ五輪にロシア選手が参加を認められるかを占ってみま
した。
2月24日でロシアのウクライナ侵攻から1年が経過します。
このブログでも何度かロシアのウクライナ侵攻を取り上げていますが、長期
戦となり、終わりが見通せないという結果を都度紹介してきました。
その中でロシアに対する圧力は一段と厳しくなっています。
既に一部の国と地域がロシア選手の五輪参加に反対・難色を示しています。
来年開催のパリ五輪にロシア選手は参加できるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、星のカードの逆位置が出ています。
星のカードの逆位置は失望や絶望、無気力や高望み、見誤りや時代遅れとい
った意味があります。
残念ながら侵攻そのものは来年も継続しており、道義的な観点からロシアが
排除される可能性は高いようです。
これは商業五輪の象徴となる企業スポンサーの厳しい視線もあって、こうし
た抵抗によってロシア選手の参加は厳しく制限されることになるでしょう。
一部の選手や競技の参加は認められる可能性もありますが、これはごく少数
の動きとなり、こうした参加への厳しい視線は根深い対立を呼ぶことになる
でしょう。
また、ロシアが参加を強引に押し通した場合にはロシア選手に対する反対運
動や行き過ぎた過激な行動、場合によってはテロなどの危険も生じ、ロシア
選手の参加自体も危険な行為となる可能性もあります。
残念ですが参加自体を諦めた方がロシア政府だけでなく、選手個人にとって
も重要な選択肢になりそうです。
次に環境条件ですが、吊るされた男の逆位置が出ています。
吊るされた男のカードの逆位置は徒労や痩せ我慢、投げやりや自暴自棄、欲
望に負ける、限界や自業自得といった意味を持ちます。
ロシアはゴリ押しをしても何も得られるものがないことを認識すべきで、自
国のやるべきことに注力せざるを得ないのが実態です。
また、選手たちも非情な選択とはなりますが、時代が悪かったことを定めと
して諦め、五輪に拘った活動から気持ちを外していくことも必要でしょう。
ロシアのウクライナ侵攻は残念ながら指導者が変わったとしても止める選択
肢を採ることはありません。
もちろん、協議を続けるために国籍を放棄することもできますが、そうした
としても厳しい視線を国内外から集めることになります。
吊るされた男のカードが忍耐や努力の後に得られる良い結果を表すため、今
は何をしても好転せず、やること全てが徒労となることがその意味としてあ
るからです。
選手たちにとってはこの状況の中では投げやりや自暴自棄の気持ちが支配的
になるでしょうが、逃れられることもありませんので諦める他ありません。
また、ロシアにとっては他責で厳しく糾弾するのでしょうが、これは自業自
得の結果であることを忘れてはいけません。
結果は見えています。
ロシアにはどんな些細なことでも本当に喜べるような勝利などないのです。
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事