こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は中国の内政、宗教に対する規制強化を取り上げました。
習政権は宗教規制を進め、モスクの中華的改修などを進めたり、宗教全般
の規制を強化する方向に入っています。
経済に対する規制などと歩調を合わせるように共産党支配の強化の一環と
して行われているようです。
様々な憶測もある中で人々の心の拠り所となる宗教への規制は更に強化さ
れて、共産党の支配強化に向かっていくのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、女帝のカードの正位置が出ています。
女帝のカードの正位置は繁栄や愛情、包容力や結果といった意味がありま
す。
強権的な規制強化には至らないものの、ある一定のラインまでは規制を強
化されていくことになります。
共産党支配下での宗教の存在という形での保証の中で、それを超えて危険
と感じられるような動きは封じられていくことになります。
特に新興宗教のようなものやイスラム教への規制は強まっていきます。
民族問題や政治的に微妙な問題を抱える宗教への規制は強まります。
また、共産党や体制に反するような主張に繋がる宗教への規制は強化され
ていくことになります。
いずれにしても体制に異を唱えるものは宗教に限らず規制を強め、体制に
従う宗教への誘導や保護といった強権的な体制下で行われてきた政策は中
国で更に強化されることになります。
次に環境条件ですが、吊るされた男のカードの正位置が出ています。
吊るされた男のカードの正位置は忍耐や奉仕、努力や試練、妥協や抑制と
いった意味があります。
宗教そのものを否定した上で弾圧する意思は共産党にはありません。
あくまでも体制に協力する宗教は保護し、反体制的な動きを見せる宗教に
は容赦なく規制を加えることで共産党の支配体制を強化することが目的に
あります。
そのため、宗教も一定の規制はかけるものの、強く規制をかけて否定する
ことにはなりません。
ただ、中国国内の民族問題に影響を与える内容だったり、中国の経済を含
めた対外政策に反する宗教については例外なく規制をします。
最終的に弾圧に至るようなものもあるかもしれませんが、まだそこまでの
状況にはなっていない余裕もあるので、反中華思想的な宗教に対する規制
という範囲内での規制になります。
一定の規制はあるものの宗教を禁止するデメリットも共産党はわかってい
るので、むしろ体制強化に協力する宗教とそうでない宗教を区分すること
で支配強化の道を選択します。
宗教にとっては自由度が大きく落ちるため忍耐が求められることになりま
すが、大きな混乱になって反対運動が起こるまでのリスクはありません。
今のところはそれほど大きな問題とならず、静観されるのが実態となるで
しょう。