「いまの世の中、なんか生きづらいな」と感じているなら、
原因はいろいろあるだろうけれど、対処していない自分に対しても目を向けたほうがいい。
自分を責めろと言っているわけではなくて。
目を閉じて少し呼吸を整えたい。
こんな自分でもまだ何かできることはあるはず。そう思えるかどうか。
「いまの世の中、なんか生きづらいな」と感じているなら、
原因はいろいろあるだろうけれど、対処していない自分に対しても目を向けたほうがいい。
自分を責めろと言っているわけではなくて。
目を閉じて少し呼吸を整えたい。
こんな自分でもまだ何かできることはあるはず。そう思えるかどうか。
M-1グランプリ2024。
決勝進出者の顔ぶれのなかに、エバース、トムブラウン。
まだ覚えていますよ、一年前の敗者復活戦での直接対決。
どちらのコンビも、このネタを決勝戦で見てみたかったという感想。
今回の決勝戦、一年前のネタを再度見せてもらえるチャンスがあるとすれば、それはトップ3組に残って2本目ネタ披露のときかも。
番組放送は12月22日日曜日。とても期待。
ドラマ「カーネーション」再放送、放送1週目「あこがれ」。
「なんで女に生まれてしもたんやろ。」
「やりたい仕事もなーんもできへん。」
「女が大人になったら年がら年中家おって、一日男に叱られて。」
「それが済んだら台所でイワシばっかり炊くんや。」
「嫌や、しょうもなさすぎる。」
「なんかおもろいこと考えよか。おもろくて楽しなってくるようなこと。」
「寅に翼」を見はじめたのは、「カーネーション」と同じ雰囲気を感じたからだった。
その「カーネーション」がまたまた再放送開始。
いままで何度も見ているのに、また今回も見続けてしまうんだろうなあ。
「虎に翼」、放送26週目 最終週「虎に翼」。
「法は法。道徳は道徳。」
尊属殺重罰規定違憲判決。
ストーリーの最後に持ってきた割にはあっさりとしていた印象。
事件のおぞましさと違憲判決を深掘りするには、朝ドラでは不相応だったのかなという想像。
「私は今あなたと話をしています。」「お母さんの話はしていません。」
「どんなあなたでいたいか考えてほしい。」
「どんなあなたでも、どんなありきたりな話でも聞くわ。」「だから、話しましょう。何度でも。」
寅子と美雪の対話シーン。
このドラマの集大成のような、すばらしい場面だった。
そして時が流れて平成時代。優未と美雪の出会い。
また次の物語の始まりを感じられるシーンで、とてもよかった。
「法は船」
「さよーならまたいつか!」
最終回はほんとうに最終回らしい最終回でほんとうによかった。ほんとうに。いい最終回だった。
ドラマ全体を通して、イマジナリー○○というシステムがよかったな。
誰でも「心のなかの○○」を持っていれば、日々の生活、心を軽くすることができるかもしれない。
やっぱり半年間ずっと同じテイストでドラマをつくりあげることは難しいんだろうか、
というか、いろんな視聴者に見てもらうためのドラマづくりとはこういうことなのだろうか、と勝手な妄想をはさみつつ、
一日も欠かさずリアルタイムで見続けた久々のドラマだった。
「はたわらワイド」あらため「スタジオパーソル」、朝日奈央ゲスト回。youtube、2024.9.10配信。
今回は、前回の森香澄さん、前々回の小嶋陽菜さんとはまた違った雰囲気で、
MC佐久間さんと朝日奈央さんのかけあいに、お互いの信頼感が感じられて、雰囲気がとてもよかった。
以下、印象に残った話をメモ。
・菊地亜美はその場の空気を変える行動ができる。
・朝日奈央は少年ジャンプの主人公。
・滝沢カレンという異次元のタレントと共演したとき、「つっこんだりしたらいいのかな」と、その人を生かす方向に行動していた。
・アイドルグループに伝えたいこと。
「センターが一番じゃないよ」
ファンはステージの端にいる推しのあなたをちゃんと見ているということ。そのファンを大切にしてほしい。
・「幽霊は見えない」「激辛は食べられない」「大食いはできない」
・ウソはつかないこと。他人にも自分にも。
・「緊張する」と思っている時点で、まじめな人。
・「自分に甘い」と考えている時点で、自分に厳しい人。
・「おれは若い人の気持ちがわかっている」と思っているおじさんがパワハラをしている。
・すべての仕事はつながっている。やってきたキャリアに無駄なんてない。
朝日奈央が「アイドリング!!!」デビュー裏側から、タレント転身後の葛藤を語る。
「虎に翼」、放送25週目「女の知恵は後へまわる?」。
寅子「あの日話した穂高イズムはどこにいったんですか?」
桂場「そんなものを掲げていてはこの場所にはいられん。」
物語の終わりに向かって、色々なことが並列に進んでいく。
言いたいことの詰め込みすぎ場面が少し多いように感じるけれど。
よねさん、主人公のような活躍をみせる存在に。
優未、これまで重要人物のような扱いだったはずが、ここにきて空気のような存在に。
朋一、裁判官に希望を抱いて失望して、あっというまに空気のような存在に。
のどか、都合のいいキャラに定着して、メインストーリーに関わってこない存在に。
美佐江に似た少女が登場、美雪。美佐江の娘。
「私の中に辛うじて残る「特別な私」が消えぬうちに消えるしかない」
美佐江は東京に出ても「特別」にこだわりつづけた人生だった、という話なのか。
必死だったはずの美佐江の東京生活もドラマの中で少し見たかったなという気持ち。
寅子「すべて正しくなきゃ声をあげてはいけないの?」「声を受けてどうするかは私の問題よ。」
涼子「弁護士になれなかったんじゃない。ならなかった。この先弁護士になるもならないも私の手の中にある。」
美位子「この場所が、居心地がいいってことです。」
よね「人を見て安堵したり、自分の身に起きたことと比較したりするのはやめろ。」
「何か抱えているやつはどっかしら生きるために無理をしている。」
寅子「どの私も私。つまり全部含めてずっと私なのか。」
今週はなんといっても、寅子と涼子とよねさんがくつろいでいるシーン。
涼子「これはおしょうゆ煎餅かしら?」
寅子「なんですって?」
よね「(笑)」
そして、水曜日放送の「虎に翼×米津玄師スペシャル」。
女子部メンバーによる座談会、ずっと見ていたかったし、
2番の歌詞が載った主題歌「さよーならまたいつか!」のOPタイトルバック・フルサイズバージョン、すごく良かった。
米津玄師 - さよーならまたいつか!「虎に翼」OPタイトルバック・フル Kenshi Yonezu - Sayonara, Mata Itsuka !
「虎に翼」、放送24週目「女三人あれば身代が潰れる?」。
よね「先輩、早いです」
ドラマのテンポがだんぜん良くなった。4月~5月頃の放送を見ているかのよう。
こうなってくると、先月8月は何のドラマを見せられていたんだという気持ち。ほんとうに。
ストーリーに緩急は必要だけど、あまりにも緩すぎた1か月間だった。
感想のメモ書きは、もうドラマの外側からのものばかりなってしまっている。
放送も残り2週となったこの時期。
色々と散りばめていた話をまとめていかないといけないので、展開が駆け足になりがち。
多岐川やヒャンスクの物語のまとめ方は、そこに至るまでのフリの部分が弱かった印象。
話の最初と最後だけが印象に残って、そこをつなぐはずの真ん中部分の印象がほとんどなかった。
竹もとでの桂場と梅子さんのおだんごのやりとりをコミカルに放送している時間があったのなら、
もっと多岐川やヒャンスクにも時間を配分してほしかった、という感想。
そんななか今週木曜日の放送は良かった。ストーリーのテンポとバランス。
優未の進路、のどかの結婚。星家族にようやく興味がもてるようになった。
とうぜん桂場の苦悩ももっともっと時間を割いて描いてほしい。
そして次週予告。ようやく美佐江が再登場なのか?
ストーリーも終盤。大いにかき回して盛り上げてほしい。
「虎に翼」、放送23週目「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」。
今週木曜日放送の第114話は、1秒の無駄もなくすばらしい15分間だった。
のどかと優未のやりとり、山田轟法律事務所のシーン、悩む寅子を取り囲んだイマジナリー猪爪家一同。
ドラマの雰囲気が以前のものに戻り、印象に残るセリフも多かった今週。
嘉納「お互い、結構なものを背負わされているね」
よね「どの地獄で何と戦いたいのか」
吉田「「差別されない」、どういう意味なのかしらね。」
「今」を生きている被爆者。
被告側の立場にいる人間にも苦悩がある描写。
うん、原爆裁判のストーリーはすごくよかった。
でも、ここまでに至る過程というか、原爆裁判前に別の裁判エピソードをいくつか先に放送してくれていれば、という妄想。
寅子の判事としての苦悩、よねさんの弁護士としての活躍、
これらをいったん先に描ききった状態で、原爆裁判のストーリーに入っていれば、
ドラマとしてもっと重厚に、もっと意味深く見せることができたんじゃないか、という妄想。
優未「落ち着け、深呼吸」
遠藤「口や手を出すことは変わってしまうということ」「その人との関係や状況、自分自身」「変わったことの責任は背負わなくてはいけない」
百合「情けない」「ごめんなさい」「ごめんなさい」
最後の次週予告。しばらくぶりに見入ってしまった。
次週は、権力を行使する側となった桂場が見られそう。楽しみ。
「虎に翼」、放送22週目「女房に惚れてお家繁盛?」。
「どうしても好きになれないの、この人たちが」
星航一家族のわだかまりはようやくなくなったんだろうけど、
放送3週間も引っ張った割にはの内容になってしまった印象だったし、
ここまで時間をかけたんなら、星航一家族が今後のストーリーの重要な部分に関わってくるんですよね、とか。
これは勝手な期待をしていた自分のせいでしかないんだけれど、
ストーリーも後半に入って、寅子の裁判官としての活躍や色々な判例がドラマとして描かれるものだと思っていただけに、
この8月は少し物足りない印象になってしまった。
TBS「ラヴィット!」2024.8.27放送、「だてさくの夏休み in沖縄」。
なすなかにし中西さんが泥パックをしはじめたときに、
モグライダー芝さん「シュワちゃんがプレデターを撒こうとしてる」。
「ラヴィット!」で光る芝さんの力が、なぜ「ジョンソン」では引き出されないのか。引き出されなかったのか。
「虎に翼」、放送21週目「貞女は二夫に見えず?」。
轟「いま振り返ってみれば、の連続」「過ぎてからわかることばかりだ」。
いま疑問にもつことで、じゃあ過去のあのときの自分はなんだったんだという回想も生まれてくる。
自分は、よねさんや轟、花江さんや優未に興味がわいていて、
猪爪家の"直"兄弟や星航一とその家族にはいまだに興味がわいてこない。
だから、振り返ってみれば、先々週あたりからのストーリーに退屈している。
寅子と航一の「結婚式」のようなもの。
登場人物をいっせいに集めてくる展開、その都合のよさ。
せっかくのそれぞれのキャラクターがとたんに軽く薄く感じてしまう。
なんだか小さな「ん?」の積み重ね。
次週予告もすごく小手先感がしたし、放送のこり5週、この雰囲気が続くのだろうか。
TBS「ラヴィット!」2024.8.20放送、「ビリビリPK合戦」の一幕。
ビビる大木さん「きいたよね?」に対して、
麒麟川島さん「はやめのパブロンか」。
番組中では、さらっと進行していったけれど、しっかり立ち止まってかみしめたい。
早いことがいかに面白いことであるか。
見たい番組はすべてフル尺で見るよう心掛けている。
行間や前後の文脈。そこから受け取れる豊富な情報。
切り抜き動画、ショート動画からでは味わえない感情。
「豊か」とはどういう状態であるか。
「虎に翼」、放送20週目「稼ぎ男に繰り女?」。
今週はなんだかありふれた朝ドラの雰囲気をまとっていた。
どのシーンも冗長に感じた。ほんと数秒ずつくらいの感覚なんだけれど。
毎日15分の放送時間、のこり1分からでも目が離せないのもこのドラマの良さだと思っている。
猪爪家の話と、航一家族の話、そこに原爆裁判の話を同時進行させるのはさすがに注意力散漫になる。
3つの話の関連性が薄いだけになおさら。
そして原爆裁判はもう少しわかりやすく助走を設けてほしい気もする。
ここにきてちょっとドラマ全体に不安を感じ始めているが、判断はまだ早いと思いたい。
TBS「水曜日のダウンタウン」2024.8.14放送、
「昔、不義理をした人に謝りに行く系のロケ、少し売れたことで先方も大目に見てくれると思ったら大間違い説 第2弾」。
最終的に「和解」というなんだか強引なまとめ方をしていたけれど、
本音で語り合うというシーンで、先輩コジマジックに対してお見送り芸人しんいちが見せた表情の変化。
あからさまに評価を「関わりたくない先輩」から「まだまだうまみのある先輩」に舵を切った瞬間の態度。
これだけで見応えは十分すぎるほどだった。