TBS「ラヴィット!」2024.8.27放送、「だてさくの夏休み in沖縄」。
なすなかにし中西さんが泥パックをしはじめたときに、
モグライダー芝さん「シュワちゃんがプレデターを撒こうとしてる」。
「ラヴィット!」で光る芝さんの力が、なぜ「ジョンソン」では引き出されないのか。引き出されなかったのか。
TBS「ラヴィット!」2024.8.27放送、「だてさくの夏休み in沖縄」。
なすなかにし中西さんが泥パックをしはじめたときに、
モグライダー芝さん「シュワちゃんがプレデターを撒こうとしてる」。
「ラヴィット!」で光る芝さんの力が、なぜ「ジョンソン」では引き出されないのか。引き出されなかったのか。
「虎に翼」、放送21週目「貞女は二夫に見えず?」。
轟「いま振り返ってみれば、の連続」「過ぎてからわかることばかりだ」。
いま疑問にもつことで、じゃあ過去のあのときの自分はなんだったんだという回想も生まれてくる。
自分は、よねさんや轟、花江さんや優未に興味がわいていて、
猪爪家の"直"兄弟や星航一とその家族にはいまだに興味がわいてこない。
だから、振り返ってみれば、先々週あたりからのストーリーに退屈している。
寅子と航一の「結婚式」のようなもの。
登場人物をいっせいに集めてくる展開、その都合のよさ。
せっかくのそれぞれのキャラクターがとたんに軽く薄く感じてしまう。
なんだか小さな「ん?」の積み重ね。
次週予告もすごく小手先感がしたし、放送のこり5週、この雰囲気が続くのだろうか。
TBS「ラヴィット!」2024.8.20放送、「ビリビリPK合戦」の一幕。
ビビる大木さん「きいたよね?」に対して、
麒麟川島さん「はやめのパブロンか」。
番組中では、さらっと進行していったけれど、しっかり立ち止まってかみしめたい。
早いことがいかに面白いことであるか。
見たい番組はすべてフル尺で見るよう心掛けている。
行間や前後の文脈。そこから受け取れる豊富な情報。
切り抜き動画、ショート動画からでは味わえない感情。
「豊か」とはどういう状態であるか。
「虎に翼」、放送20週目「稼ぎ男に繰り女?」。
今週はなんだかありふれた朝ドラの雰囲気をまとっていた。
どのシーンも冗長に感じた。ほんと数秒ずつくらいの感覚なんだけれど。
毎日15分の放送時間、のこり1分からでも目が離せないのもこのドラマの良さだと思っている。
猪爪家の話と、航一家族の話、そこに原爆裁判の話を同時進行させるのはさすがに注意力散漫になる。
3つの話の関連性が薄いだけになおさら。
そして原爆裁判はもう少しわかりやすく助走を設けてほしい気もする。
ここにきてちょっとドラマ全体に不安を感じ始めているが、判断はまだ早いと思いたい。
TBS「水曜日のダウンタウン」2024.8.14放送、
「昔、不義理をした人に謝りに行く系のロケ、少し売れたことで先方も大目に見てくれると思ったら大間違い説 第2弾」。
最終的に「和解」というなんだか強引なまとめ方をしていたけれど、
本音で語り合うというシーンで、先輩コジマジックに対してお見送り芸人しんいちが見せた表情の変化。
あからさまに評価を「関わりたくない先輩」から「まだまだうまみのある先輩」に舵を切った瞬間の態度。
これだけで見応えは十分すぎるほどだった。
「虎に翼」、放送19週目「悪女の賢者ぶり?」。
今週は、「愛のコンサート」週とはまた別方向に雰囲気の違った一週間だった。
寅子と航一が距離を縮める過程を、思ってた以上にゆったりと。
優三さんからの手紙。「正しくないトラちゃんを好きでいる人を見つけてください」
いやこれは。ちょっと優三という人物を美しく利用しすぎな印象だった。
優未「誰のことを好きでも嫌いでもいいけど、私のせいにしないでって言ってるの」
優未役の竹澤咲子さん、今週で出演終了なのだろうか。
新潟編での活躍には目を見張るものがある。まだまだ見ていたい気持ち。
そして、大注目の美佐江。
「何もせず、誰かが近寄ってくるということは、私にそういう魅力があるのでしょう」
美佐江にかかる影の見せ方がすごくいい。
美佐江がまだまだ底を見せず、今週では何も解決しないまま。
東京へ場所を移して話が続きそうな展開で、まだまだ楽しめそう。
妄想を膨らまして、美佐江が優未に近づくけれど返り討ちにあう、みたいな話を期待している。
そして最終的に、美佐江に光を差してくれるのが優未だったらいいな、とか。
「虎に翼」、放送18週目「七人の子は生すとも女に心許すな?」。
人種差別と、星航一の過去。
「きれいごとじゃなく、現実の話をしているんですけどね」
「あきらめちゃったんじゃないか。」
「居場所もなく、味方もいなくて。」
「抵抗しても更に悪いことが起きそうで。だから」
「受け入れている」ではなく、ただそういう振る舞いでしかやり過ごせない事情を抱えているだけ。かもしれない人たちがいる。
その状況に調子に乗って、何も反論してこない相手を勝手に都合よく扱おうとする人たちがいる。
今週は、少し都合よく話を展開する場面が目についた印象だった。
寅子の依頼に応じて、香子夫妻が自宅を訪ねてくる展開。
そこに小野さんが会話を外から立ち聞きする展開。
最後に、「急にしゃべりだした」星航一。
一人語りしか手段がなかったのかもしれないけれど、もう少し人物を深掘りしてほしいと思った。
今週一番印象的だったのは、「私の特別」美佐江。
何気ない会話シーンからでも伝わってくる不気味さ、もっともっと週をまたいで引っ張ってほしい。良いアクセント。
でも次週で一区切りしてしまうのだろうか。