標記内容の論文がNatureの1月18日号に掲載されました(Collins et al, Dietary trehalose enhances virulence of epidemic clostridium difficile, Nature 553, 291–294 (2018))。トレハロースが難治性腸炎の原因菌であるクロストリジウム・ディフィシルの流⾏の原因になっているという研究結果です。歴史的に人があまり摂取していなかった食材が新たな感染症を引き起こす可能性というのは十分考えられることであり、他の機能性食材でも世に出す際にはしっかり検討しないといけない可能性があるなど、重要な視点と思いました。
国内でも⻄川伸⼀氏のウエブ記事によって大きな話題になったそうで、トレハロースの生産メーカーである林原がプレスリリースで反論する事態になりました。
・一部雑誌に掲載されたトレハロースに関する論文について(1月12日)
・雑誌Natureに掲載されたトレハロースに関する論文について(1月24日)
両者の主張をよく検証して、正しい見方を持つ必要があります。
国内でも⻄川伸⼀氏のウエブ記事によって大きな話題になったそうで、トレハロースの生産メーカーである林原がプレスリリースで反論する事態になりました。
・一部雑誌に掲載されたトレハロースに関する論文について(1月12日)
・雑誌Natureに掲載されたトレハロースに関する論文について(1月24日)
両者の主張をよく検証して、正しい見方を持つ必要があります。