高齢&独学でフルートを吹きたい方へ(その3) ずっと続けるためには
基本的なやり方、それは好きな曲を吹いて自分の演奏が好きになることです。
出来そうな簡単な曲をいい加減に吹いて楽しむこともできます。
でもそれだけでは長続きしません。
いい加減&でたらめ吹きでは、自分自身に呆れて飽きて、
すぐに限界がきて楽しめなくなります。
やはり楽しく続けるには目標が必要です。
その目標は、曲を出来るだけ正しく吹くことです。
恥ずかしがらずに人に聴いてもらう勇気も努力も必要です。
具体的に言っていきます。
演奏するときは、必ず楽譜と伴奏を音源を使いましょう。
基準がないからいい加減な演奏になってしまうのです。
耳コピーが出来るふりして、いい加減に何となく合わせる癖がつくと大変です。
演歌やジャズ等でちょっと入りをずらしたり、グリッサンド音を出したりと
一見崩したように見えるプロの演奏もあります。
それはきちんと合わせて演奏出来た後の色付けなんです。
演歌や歌謡曲歌手でもありますね。
デビュー当時は綺麗に正確に歌っていたのにベテランになったら少し崩して歌ったりします。
もちろんそれは不自然ではなく、円熟の味付けと言う感じになっています。
ムード音楽に使われるサックス等の演奏で、妙にくねくねした演奏のアマチュアさんもいます。
どうみても独りよがりな演奏。
多分一緒に演奏しましょうと言う仲間は出来ないというか、アンサンブルができないです。
でもそれが駄目だとは言いません。
カラオケで歌って楽しむのと同じです。
カラオケに乗って歌う自分の演奏に酔って楽しむのもありですからね。
でもね、カラオケで高得点を出そうとすれば、オリジナルに合わせて歌うしかないでしょう!
それは、楽譜と伴奏に合わせて歌うと言うことと同じなのですよね。
とにかく伴奏音源にきちんと合うようにする努力をするのです。
何とか合うようになった時点で、あなたは既に上達しているのです。
では、どうすれば合うようになるのか?
今日のBGM、フルート初心者にもお勧めできる、比較的優しくて美しい曲
ご紹介する曲は、すべて楽譜と伴奏音源が市販、またはネット上で入手できるものです。
グリーンスリーブス https://youtu.be/74o-jmu_cWA?list=PL24DC650E597B6577
続く
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