藤末雅彦の美味しんぼブログ

美味しいお店を紹介していきます。

京野菜、都野菜を満喫「都野菜 賀茂 烏丸店」

2019-08-29 12:00:00 | 日記
京都で京野菜を満喫できるお店があるとの情報を得て、早速行ってみることにしました。
『京野菜』と呼ばれる指定品種と、京都の農家が手作りで育てた有機・無農薬、減農薬野菜などを『都野菜』(みやこやさい)と呼ぶのだそうです。
それらの健康的な野菜を思いっきり食べられるとのことで、安心してお店に向かいました。

「都野菜 賀茂 烏丸店」(京都府京都市下京区東洞院通綾小路下る扇酒屋町276)

お店に着くと、券売機でランチバイキング900円の券を購入。
そして、2階に行き自分のテーブルを確保しました。店内は落ち着いた雰囲気で、木をイメージした造りなっている。

ランチバイキングは、今日の野菜が最も美味しくなる料理を創作して、15種類以上のおばんざいは料理長のアイデアが詰まった逸品揃いです。
その他にもスープ、蒸し野菜、ごはん、カレー、デザート等の都野菜料理が揃っています。
また畑バーは、季節によって、独特の臭みが無く柔らかい肉質の「金美人参」や、皮が真っ黒でパンチの効いた辛みを持つ「黒大根」、梨のような甘味が特徴の蕪「あやめゆき」など、珍しい野菜がそのまま並びます。
もちろん全て京都産で、生産者の違う同じ野菜も並んでいます。

まず、野菜が中心のメニューで、これだけ満腹になるまで食べたことが今までにあっただろうか。
それほど美味しいのですが、いつものように食べ過ぎた時の後悔が湧いてきません。
それは健康的な野菜であることが、安心を与えてくれるからなのでしょう。

東京のローカルフードもんじゃ焼き「もんじゃ 蔵」

2019-08-27 12:00:00 | 日記
東京のローカルフードとして有名な食べ物といえばもんじゃ焼き。

もともとは、『北斎漫画』に「文字焼き屋」の挿絵があり、それから転じてもんじゃになったと言われています。
駄菓子屋で子供が遊びながら、おやつとして食べていたものから、大人もんじゃに変化してきました。
そんな、もんじゃ焼きの月島にある美味しいお店に行ってみました。

「もんじゃ 蔵」(東京都中央区月島3-9-9)

お店は昼から夜まで通し営業とのことで、夕飯には少し早めの時間に訪れた。
それでもこの時ウェイティングボードを見ると、15人待ちでした。
別のお店に変更しようかと思いましたが、折角なので人気店で食べてみたい気持ちが勝ち、1時間ほど待ちました。
お店に入りメニューを見て、明太子・もち・チーズ1400円を注文しました。

最初は干しイカとエビを焼いて香りを出し、汁を切りながら具材を鉄板に乗せて焼きます。
そして、キャベツがしんなりとしてきたくらいで細かく刻んで、隙間を無くすように土手を作ります。
土手は小さく作らず、必ず大きな円にしないといけないようです。
土手の中に汁を注ぎますが、最初は半分くらいを軽く混ぜるようにならしていき、とろみが出てきたところでもう半分を注ぎます。
そして、とろみが出て来たら全体を混ぜてならして完成です。
チーズは最後に、全体にまぶします。

カツオのような風味が少し感じられ、和風出汁の旨味が非常に濃厚です。
そしてたっぷりの明太子がたまらない美味しさになっています。
餅とチーズが混ざった一口は、特に絶品な味を醸しだします。
何度も来て、別のもんじゃを食べてみたくなるお店でした。

大阪と言えば串カツ「八重勝」

2019-08-25 12:00:00 | 日記
大阪と言えば串カツが有名ですが、現在は東日本・中京地区にも増えているようです。
それでも、せっかく大阪の本場の串カツを味わいたいと思い、たくさんあるお店の中でどこへ行ったらいいか、地元の人から情報を収集しました。
串カツ発祥のお店と言われている「だるま」の名前が多く挙がりましたが、それを超えて美味しいお店と評判で、このお店を教えてもらいました。

「八重勝」(大阪府大阪市浪速区恵美須東3-4-13)

店内は調理場を囲むようにカウンターがあり、中には大勢の店員が忙しそうに動き回っています。
串カツの基本ルールである2度づけNGは、頭に入れていました。
また、もしソースが足りなくなるようだったら、どこのお店でもお通しで出てくるキャベツを使って、ソースの不足分を補う裏技も知識として持っていました。

店内の壁に貼ってあるメニューを見て、瓶ビールをお願いして、まずはどて焼き3本300円から始めました。
この味噌たっぷりなのが濃厚で美味しいです。
それと串カツ3本300円をオーダー。揚げのころもが薄いので、オーダーをしたらすぐに提供されました。
そしてソースが少し辛味であり、ころもがそのソースを肌身離さず染み込ませてくれて、それが素晴らしく美味しい。

食べ始めると止まらなくなり、その後は、なすび100円・チーズ150円・玉ねぎ100円・玉子100円・きす300円・ウィンナー150円、と立て続けに注文をする。
お腹が一杯になった時に、会計が2000円くらいとのことで、味と料金に驚きました。

大阪北新地で美味しいとんかつ「epais 」

2019-08-23 12:00:00 | 日記
大阪北新地に美味しいとんかつを食べられるお店があると聞き、行ってみました。
飲み屋街のビルの3階にあるこのお店は、並ばないと入れない程の人気店とのことでしたが、タイミングよくすぐに入ることができました。

「epais 」(大阪府大阪市北区曽根崎新地1-9-3 ニュー華ビル 3F)

お店の名前もそうですが、店内もクラブのようで、とてもとんかつ屋に思えない雰囲気です。
カウンター4席とテーブル8席になっていて、カウンター席に案内されました。
メニューを見て、特選ヘレカツ 三元豚シャトーブリアン定食2420円を注文しました。

ほどなく前菜の小鉢がでてきて、その後いよいよ主役の登場です。
断面がピンク色でとても美しく、ヘレカツが大きいのでキャベツの山が小さく見えます。
余熱で熱が入ってしまう前にさっそく食べてみると、ジューシーで柔らかくて美味しい。

とんかつはポルチーニのお塩で食べるのですが、肉の量が多いので、デフォルトのお塩の量では足りないかもしれません。
お店の人に頼むとソースも出してくれるので、ソースで食べてみるのもいいかもしれません。

通常のヘレカツは、ゆっくり食べているとどんどん余熱で身が白くなってしまうのですが、シャトーブリアンは中心部までは余熱が入らず、最後までレアな食感を楽しむことができました。
ご飯は岡山きぬむすめ白米を使用していて、とても美味しかったです。
とんかつの量が多く、お腹もいっぱいになり、身も心も満足感に浸れるランチになりました。

少なくなった銀座の蕎麦屋「泰明庵」

2019-08-21 12:00:00 | 日記
銀座の泰明小学校の近くにある、お蕎麦屋があります。
友人のロシア人も、なぜか美味しいと通っているお店です。
店の造りも古い民家風になっていて、雰囲気は抜群なのですが、少し店内が狭いので、客席の間の通路を通る時に苦労します。

「泰明庵」(東京都中央区銀座6-3-14)

昼食の時間は、お店がすぐにいっぱいになってしまうため、昼の早い時間か遅めの時間を狙っていきます。
店員の方が注文を取りに来て、カツ丼セット1100円を注文する。
セットの蕎麦は、かけ、もり・たぬき・冷やしたぬきの4種から選べるので、もりをお願いしました。

それから10分ほどで、提供されました。
そこそこの厚みのあるロースに薄めの衣で、とんかつ屋のかつ丼とは違いラードの風味がありません。
そして、カツの下に煮込まれた玉ねぎ、卵は半熟ではなくしっかり火が通っています。
丼汁は甘さがなく醤油のしょっぱさが強めで、ご飯がすすみます。

もり蕎麦は、喉越しの良い普通の蕎麦ですが、丼汁同様ツユはキリリとした辛めになっています。
セットの蕎麦にしては、量が多めで、何とか食べきり、サラッとしたタイプの蕎麦湯でしめました。
店内に沢山のメニューが書かれていて、次回に来るときは別のものを食べてみたいと思うのですが、口内に残った余韻が、結局また同じカツ丼セットを注文してしまうことを予見しています。