今回のアマプラ鑑賞記(七帝柔道記をもじったタイトルにしてみました)、タイトルはふきげんな過去です。もちろん風邪に臥せる前に観ました(言い訳の多いこと)。アマプラでの評価は☆3と高くはありませんでしたが、僕が二階堂ふみ好きなのでチョイスしました。二階堂ふみ、自分は他の若手女優とは違うという強い意志がじわじわしみだしているというものありますが、それ以上に単純に顔が好み。初めてこの人、かわいいなぁと思ったのは朝ドラ『あまちゃん』の能年玲奈ですが、なにやら騒動で干されてしまい...(最近はまたメディア露出増えだしているそうな。頑張ってほしい)その次にあぁいいなこの人と目に留まったのが二階堂ふみなんですねぇ(ねっとり)。聞いてねえよってか。
主人公は二階堂演じる果子。夏休みをあてもなく消化する高校生。世の中すべてが想像の範囲内とかいって無気力にただ生きている。人と関わるときはいつも不機嫌。ふきげんな果子。このかぶせはちょっと安易かなぁ。家庭も複雑。家庭の良し悪しの指標って生活、文化(教育)の大きく分けて二つで測られると考えているのだが、この家庭はどちらも良くはない。仲は悪くない。そんな家庭に、18年前に死んだはずの叔母未来子(演:小泉今日子)が帰ってくる。犯罪を犯して、死んだことにして高飛びしてたんだと。この叔母が実は果子の母親で云々...までが未鑑賞の人に言えるあらすじ。
で、感想としては、"僕は"面白かった。万人受けする作品では決してないと思った。理由としては、話に方向性がありそうでないこと、話にヤマがないこと、あたりだろうか。イイとこないじゃん、と思う人もあろう。僕はどこを面白く思い観てたかというと、全体に一貫して流れているダルさである。好きな雰囲気だった、てだけ。ダラーっと目的もなく退廃的に生きている果子を中心に回る物語は、夏休みということも相まって弛緩しきった雰囲気。大きめの出来事があっても人物たちの反応が薄いので腰が抜ける。そんな脱力感が良かった。名前を挙げた以外の役者では、果子の父親役、板尾創路がよかった。脱力感を演出している多くの女性キャストの中にあって、男のアホな勢いをぶつけるも軽々といなされる。脱力感にとってのいいスパイス。スイカにかける塩みたいな?
もひとつ見どころとして、やはり心情表現。またでた好物。ここからネタバレ含む。果子は先に挙げた理由から俗世に期待していないが、だからこそ別世界を覗けるような出会いを求めていた。本当の母親未来子は、若いころ果子と同じく社会に愛想をつかし、爆弾を作って別世界を覗いていた。爆弾はひとつの手段でしかないが、乾いた果子を潤すには十分だった。遊びの範囲の爆発だったが。面白いことをまだたくさん教えてくれそうな母と一緒にいたかった。しかし別れの時が来た。みたいな話。字ヅラだけならヤマがありそうだが、本当にヤマがない。登場人物のリアクションがえらく小さいから。
へーい。終わりでーす。ここ2つのチョイス的に、有名どころ行きづらくなっている気が...そもそも手垢がつきまくった有名どころの感想を書くってこと自体難しいわけで...いや、次こそ頑張って有名どころいってみよう。それでは次回も。Stay Tuned!
北大柔道部の紹介
北海道大学柔道部は七大学柔道のルールを基本とした引き込みあり足取り、タックルありの寝技主体の柔道を行なっています。
週6で練習していますので立ち技をやりたい人も寝技をやりたい人も出稽古大歓迎です。ぜひご参加ください。
もちろん新入部員、マネージャー志望も大大大募集しています。まずは練習を見にきてください!!
練習日程についての詳細はブログの今週の予定の記事(毎週日曜更新)、Facebookをご参照ください。
練習場所:北大キャンパス北18条門すぐ武道場2階西側
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