前回までのあらすじ
あらすじと言うほどのものはないが一応・・・
五藤がイケメンともてはやされてデレデレになった。以上
そんな調子にのって手のつけられない五藤を連れ、Iさんも混じりカラオケへ。
Iさんは藤本と同じバイト先にいたこともあり、藤本を呼ぶことに。
ムーミンにいる段階で藤本を呼んだのだが、バイト先で中学生相手にワカチコワカチコしているので、来たのはカラオケに行ってからであった。
藤本が来るまでは普通にカラオケをしていた。
そしてついに藤本の到着である。
仕事帰りのサラリーマンといった服装である。
Iさんを見てかなり驚いている。
どうやら、柔道部だけでカラオケに来ていると思っていたようだ。
予想外のメンバーに挙動不審になる。
まぁいつものことではあるが、やはりいつ見ても不思議なテンションだ。
そんな藤本を例えるなら
「結果の出せない松○修造」
藤本としては「柔道部での自分とバイト先での自分は別物」らしい。だからバイト先の人に柔道部としての藤本を見られるのに抵抗があるようだ。
ここはIさんに聞かない手はない、「バイト先と違いますか?」と。
その返答は・・・・
「同じですよ(笑)バイトでもこんな感じでおかしな人ですよ!」
期待を裏切らない。
この狂えるテンションをさらに狂わしてしまおう!
と、いうことでドッキリを行うことに。
ドッキリの内容は
「Y下さんとIさんが付き合っている」
というも。
藤本には内緒でみんなにこの旨を伝え、準備完了。
F田さんがこっそりと藤本に伝える。
「なんでこのメンバーでカラオケだと思う?」と
そして、その理由を知ると
藤本の眼はみるみる丸くなり、驚きが隠せなくなっていた。
見事にはまってくれています。
いつものテンションでもすごいと思うがこの日のはいつものそれを遥かに上回っていたと思う。
ただ、目は虚空を見ていた。
藤本は一人で暴走している。
「僕にとってはバイトと柔道は別のステージなんですよ!
そ、それがここで繋がっちゃったよぉ・・・・!!!
僕はどうすればいいんだ?
そうだ!塾やめます!
うん、僕塾やめちゃう!」
そんな感じでいろいろ狂っていると、五藤がその内の何らかの言葉に反応をした。
「お前、顔考えろよ!」
「えっ?五藤?」
藤本はどうして五藤に言われるんだ、と思ったのだろう。
「僕は自覚している!」
そうイケメン五藤は言った。イケメン、イケメンともてはやされ、その気になっている。
ここでも散々イケメンと言われてデレデレになっている五藤
こんな表情は今まで見たこともない
そんな五藤はほっといて、飲みものがなくなってきたので藤本にお任せして頼んでもらった。
店員さんが持ってきたのは、「美女キラー」というもの。
それがY下さんに運ばれると、藤本はチラっとY下さんを見て、意味ありげな表情をしていた。
まぁそれからも藤本の暴走は続く。
「僕はもうあきらめました、プライドとかそういうの」
そんな藤本に追撃
「舞え」
もちろん藤本は舞った。
その舞いで暑くなったのか、しきりに暑い暑いと騒ぐ。
いや、その前から言っていたか。
「いやぁ・・・暑いなぁ・・・
暑い。
そうだ、クーラー入れてもらいに行きます。
いやぁ暑い」
少しでも暑さを和らげようとする藤本。
その行動でさらに暑くなったようだが・・・
藤本がいなくなると、もちろんみんなは爆笑である。
こんなにも騙されてくれるとは・・・
終始挙動不審な藤本だった。
カラオケを出るときにはドッキリと伝えたが、それはそれでさらに藤本のテンションはおかしくするだけだったようだ。
~おまけ~
「また飲もうね」
と五藤がF田さんに言われた時の一言
「そうですね、その時に用事がなければいいですよ」
「暇と言えば・・・暇ですけど・・・」
などどこまでも保険をかける五藤であった。
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