携帯の電池が切れそうだったので、夜から電源をOFFにしていた。
次の日、土曜日の朝は、いい天気。ソーラー充電で13%まで回復したので、電源を入れた。
メールが次々と入ってきた。心配してメールをくれた友人、弟妹からだった。
電波が入るところを探して、第1報を返信した。その後家の周りは圏外になる。
無事を伝えられたことはラッキーだった。
メールの中に、母からのものがあった。
「避難しています」とだけ。いったいどこに?まさか冠水した避難所?と、不安になる。
送信時間は、地震から9時間後になっていた。ということは、無事なのか?
相変わらず、電気も水もガスも出ない。
朝食は、冷蔵庫にあった冷たいご飯。そして缶詰のイワシの醤油煮。
マンションの非常用水が出ているので、汲み置きをした。
夫は、その作業の後、仕事に出かけた。
コミセンに避難している人が、「これから炊き出しをする」というので、私もコミセンに行った。
非常食のα米にお湯を入れるために大鍋でお湯を沸かそうとしていた。
水が足りない。そしたら、すぐ近くで水道管から水が漏れて噴き出している、という情報があった。
そこから水を汲んでこようということになり、手伝った。
工事現場の水だった。そこには新しく産婦人科が建つ予定だということで、すでに水を汲みに来ている人がいた。産婦人科の先生だった。陣痛が始まっている妊婦さんがいて、そのために水を必要としていた。
それでも、私たちのために、どうぞ出るぐらい持って行ってください、と。
私たちも、そのお医者さんたちに水の容器をあげた。
こんなときだからこそ、生まれてくる赤ちゃんに希望を託したい。
アルファ米は、わかめごはんだった。温かいお湯をパックの中に入れて20分ほど蒸らすと出来上がり。ひと箱50人分で3箱しかない。お湯がまだ沸かないうちから、ご飯を求めて行列ができている。
パックにご飯を入れて配るのも手伝った。途中で阿部かまのトラックが来て、笹かまぼこを差し入れしていた。わかめごはんと笹かま1枚が昼ご飯だ。決しておいしいとはいえないわかめご飯だが、温かいだけでもうれしい。
午後になって、夫が帰ってきた。
冷蔵庫の中はぬるくなりつつある。夫は北側にある雪を袋に入れて、冷蔵庫に入れた。少しでも冷やそうという考えだ。冷凍していた肉はほぼ半解凍になってしまったので、しょうが醤油につけて保存することにした。冷凍食品はそのまま雪の下においた。
コミセンでは、お湯を沸かしていたので、ポットを持ってお湯をもらいに行った。
笹かまが残っていたらしく、もらって帰ってきた。
その後近所のスーパーに1時間近く並んで、チョコレート、さつま揚げ、ビタミンウォーターなど買い出し。カップラーメンや水は売り切れていた。
夕食は冷凍庫から出しておいたご飯にお湯をかけて。さつま揚げ、笹かま、漬物がおかず。
自然解凍のご飯はおいしくない。でも朝よりはお湯をかけた分だけ、ましな味。
2日目の夜もリビングで就寝。ラジオから流れてくる情報は悲惨な状況を知らせていた。
・・・続く・・か?
次の日、土曜日の朝は、いい天気。ソーラー充電で13%まで回復したので、電源を入れた。
メールが次々と入ってきた。心配してメールをくれた友人、弟妹からだった。
電波が入るところを探して、第1報を返信した。その後家の周りは圏外になる。
無事を伝えられたことはラッキーだった。
メールの中に、母からのものがあった。
「避難しています」とだけ。いったいどこに?まさか冠水した避難所?と、不安になる。
送信時間は、地震から9時間後になっていた。ということは、無事なのか?
相変わらず、電気も水もガスも出ない。
朝食は、冷蔵庫にあった冷たいご飯。そして缶詰のイワシの醤油煮。
マンションの非常用水が出ているので、汲み置きをした。
夫は、その作業の後、仕事に出かけた。
コミセンに避難している人が、「これから炊き出しをする」というので、私もコミセンに行った。
非常食のα米にお湯を入れるために大鍋でお湯を沸かそうとしていた。
水が足りない。そしたら、すぐ近くで水道管から水が漏れて噴き出している、という情報があった。
そこから水を汲んでこようということになり、手伝った。
工事現場の水だった。そこには新しく産婦人科が建つ予定だということで、すでに水を汲みに来ている人がいた。産婦人科の先生だった。陣痛が始まっている妊婦さんがいて、そのために水を必要としていた。
それでも、私たちのために、どうぞ出るぐらい持って行ってください、と。
私たちも、そのお医者さんたちに水の容器をあげた。
こんなときだからこそ、生まれてくる赤ちゃんに希望を託したい。
アルファ米は、わかめごはんだった。温かいお湯をパックの中に入れて20分ほど蒸らすと出来上がり。ひと箱50人分で3箱しかない。お湯がまだ沸かないうちから、ご飯を求めて行列ができている。
パックにご飯を入れて配るのも手伝った。途中で阿部かまのトラックが来て、笹かまぼこを差し入れしていた。わかめごはんと笹かま1枚が昼ご飯だ。決しておいしいとはいえないわかめご飯だが、温かいだけでもうれしい。
午後になって、夫が帰ってきた。
冷蔵庫の中はぬるくなりつつある。夫は北側にある雪を袋に入れて、冷蔵庫に入れた。少しでも冷やそうという考えだ。冷凍していた肉はほぼ半解凍になってしまったので、しょうが醤油につけて保存することにした。冷凍食品はそのまま雪の下においた。
コミセンでは、お湯を沸かしていたので、ポットを持ってお湯をもらいに行った。
笹かまが残っていたらしく、もらって帰ってきた。
その後近所のスーパーに1時間近く並んで、チョコレート、さつま揚げ、ビタミンウォーターなど買い出し。カップラーメンや水は売り切れていた。
夕食は冷凍庫から出しておいたご飯にお湯をかけて。さつま揚げ、笹かま、漬物がおかず。
自然解凍のご飯はおいしくない。でも朝よりはお湯をかけた分だけ、ましな味。
2日目の夜もリビングで就寝。ラジオから流れてくる情報は悲惨な状況を知らせていた。
・・・続く・・か?