市の特定健診を木田クリニックで受診した。あいかわらずの混みようで、終わって帰ってきたのは12時を過ぎていた。私の歩くのが遅いせいもあるが。筆王の追加を少し、やらないよりましな程度であるが、する。歩数は6,028歩だった。
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『一本亭追福狂歌集』
性根をもみかくとよみし其人も涙の玉ときえてはかなき
木村止晴
成仏をしきミの花の一本亭きやうか陀羅尼を読て手向ん
髙井ちよ女
大根の一本亭ハなく成てのこるはなのミ水くきの跡
太田浮木
ほをもつてかかふる筆の一本亭かきけす様にきれし命毛
平山花雪
からさほの一本亭ハ惜やおし哥をこなせし翁なりしに
内藤少九」(十六オ)
菩提樹の一本亭と弔らハん玉のかこうたみるにつけても
*「玉のかこうた」=「玉の加護歌」。
三橋袋口
何なりとよむか手向しや南無阿弥陀なむあみたふと合す手にをハ
荒川和流
はやく落る栗のもと木の一本亭残るこのミは何を拾はん
小林其柳
いろは假名かきし手本の一本亭ちりぬるをさそ誰も惜まめ
平田呉道
雲井まて香をとめ置て死出の旅へはやたちはなの花の一もと
秋の頃物故のよしきゝて」(十六ウ)
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