『一本亭追福狂歌集』の翻刻に励む。歩数は847歩だった。
【参考】
自己資金で買った私有物だから、何をしてもよいではないかという考えではなく、和本をもった人は「自分がこの本の最終所有者ではない」という自覚をもつべきだと思う。そこが一般の洋装本と大きく違うところである。和本をもつ一人ひとりがその遺産の保護者であるという意識をもつべきだろう。そして数百年後、いや千年後にも同じ容貌で人々に披露されることを願うのである。
(平凡社ライブラリー744、橋口侯之介著『和本入門 千年生きる書物の世界』252頁)