作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

立川福音自由教会 チャペルコンサート ~ポジティヴオルガンと弦楽合奏の楽しみ~ 11/5

2016-11-06 09:38:38 | 音楽
知人に誘われて、立川福音自由教会の、コンサートを聴きにいくことになりました。
オルガン演奏は、聴ける機会が滅多にないので、行くことにしました。

教会に行って、びっくりしました。その空気に。
皆、にこやか。フレンドリー。いつも、お金を稼ぐことに必死な私は、何か忘れていたものを思い出した気がしました。

まずは、オルガン演奏。
オルガンは、ポジティヴオルガンという、小型のオルガン(写真)
芸大3年生、オルガン専攻の、安井歩さんの演奏で、ルターが作曲した「われらが神は堅き砦」をモチーフに3曲が演奏されました。
その3曲ですが、プログラムに書いてあると思ったら、書いてなくて…。なんという曲を演奏されたかわからなくなってしまいました。すみません。

ここで、讃美歌。「神はわがやぐら」当然ながら、知らない讃美歌ですが、楽譜をみつつ、なんとなく歌いました。

後半は、オルガンと弦楽合奏でした。

まずは、パッヘルベルのシャコンヌ ヘ長調。バイオリンと、オルガンの合奏でした。バイオリンの音が美しく、びっくりしました。
次にヴィヴァルディの、調和の霊感 第11番ニ短調。弦楽四重奏と、オルガンの演奏でした。
最後にG線上のアリア。弦楽四重奏曲の有名曲でした。

とても上品な、演奏だったと思います。

最後に、讃美歌「いつくしみ深き」を歌いました。

コンサート終了後、ポジティブオルガンを見学しにいきました。
意外にもシンプルなつくりで、一段しか鍵盤がなく、4オクターブしかありませんでした。
ストップは、3通り、通常の音を出す、そして、1オクターブ上の音を出す、さらに、また1オクターブ上の音を出す、の3種類でした。
鍵盤はものすごく、軽かったです。

その後、懇親会。手作りケーキにお茶。
何か特別は才能があるこをを「賜物」というらしいです。ケーキ作りの賜物を持った、方々がいるんでしょうね。すごくおいしかったです。お話も、音楽繋がりで、盛り上がって、楽しかったです。

いつも現代音楽ばかりで、バロックの音楽は新鮮でした。また、信者さんのお心が温かく、現生を忘れられました。

最近、疲れていたのですが、この会に行ったら、逆にパワーをもらいました。

行ってよかったです。

これをばきっかけに、また バロック期の音楽も時々、聴こうかな、と思いました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする