作曲家・ピアニスト/平良伊津美の音楽エッセイ

新しい音楽の形を模索していきます。

カフェ・アンサンブル 2016春ファミリーコンサート

2016-01-11 10:54:43 | 音楽
1/10(日)、音楽喫茶室 カフェ・アンサンブルの第64回2016春ファミリーコンサートが行われました。

第一部は、まず、D.パーセルのトリオソナタ イ短調。バロック時代の作曲家ということで、
トリオは、バイオリン、チェロ、アルトリコーダーの編成。古いな、と思いましたが、長すぎず、聴きやすい曲でした。

次に、ベートーヴェンの、ロマンス第2番、ヘ長調。うちに、CDあったかな?知ってました。バイオリンと、ピアノの編成でした。

第一部最後は、チェロとピアノの編成で、「アルペジオーネソナタ」
当時、アルペジオーネという6弦の楽器があって、その為のソナタだそうです。
シューベルトの美しいメロディーでした。

そして、Tea time。おいしいコーヒー、ご馳走様!

第二部は、すべて声楽。

バリトン独唱

まずは、カンツォーネでした。

・ああ私のやさしい熱情が  グルック
・海に来たれ        ナポリ民謡
・勿忘草          クルティス

次に、メゾソプラノ独唱

・粉屋念仏   野口雨情 詩 山田耕筰 曲
・紺屋のおろく 北原白秋 詩 高木東六 曲
・冬の森    深尾須磨子 詩 高田三郎 曲
・市の花屋

市の花屋は、懐かしいですね~。静岡大学在学中に伴奏やりましたから。面白くて、弾き語りもしましたからね~。

 また、バリトン独唱
・小さな空      武満徹、詩、曲
・小さなスフィンクス 谷川俊太郎 詩、木下牧子 曲

武満徹の歌曲、ポップスみたいだったな。難しい曲書く人のイメージとかけ離れているみたいで。木下牧子の曲は、現代してますが、比較的聞きやすかったのではないかと思いました。

最後にお客さん全員で、エーデルワイス、ふるさとを歌いました。いい感じの締めくくりでした。

そして、歓談。楽しいひと時でした。

元気を頂ける、コンサートでした。
コメント
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