折原ようこ「I'm fine and sing♪」 ・・・jazz vocalist の 独り言・・・

Jazz Vocalist 折原ようこの Live schedule と Live 日記 and...

そして、誰も笑わなくなった

2016年02月22日 | Weblog
きょうは
朝から検診に行ってきた。

クリニックに着くと
待合室は満員!
みんな詰めあって座っている

そこには
2~3歳の女の子とその母親もいた

人見知りをしないその子は
順番待ちの患者さんに ( ほとんど高齢者 )
愛想を振りまき
待合室にあるモノを
あちこちから持って来て
おじいちゃん、おばあちゃんたちに渡している
皆さん 笑顔で・・・
そして 優しい声で
「 ありがとう 」 とか言っておられる

ついに・・・私にも
順番がまわってきた!
女の子は 私に
となりの人が寝ている! と教えている。
私は 普通のトーンで
「 お母さんの所へ行って 座っていなさい 」
と言った。
女の子は一応、母親の所へ戻った。
言えばわかるんです!
小さい子でも!

しかし
それ以降もまた < お渡し > は続き
おばあちゃんたちも段々 飽きてきている様子

そして・・・
女の子は 待合室のベンチ型椅子にのり
寝転んだり、飛び跳ねたりしだした
靴を履いたまま!!!

誰も笑わなくなった!

ここから
待合室の人達を 敵に回してしまった母子!
おばあちゃん達は
母親に聞こえる様に
「 今時の母親は
靴を履いたまま椅子にあがらせるんやなあ 」
と言ったけれど、
< それで気がつく母親なら
最初からもう少し お行儀よくさせるやろなぁ >
と 私は思った。

・・・・・

順番がきて 診察が終わり
大泣きで診察室から出てきた女の子に
もう 誰も声をかけなかった
さらに
親子が帰って行った後は
明らかにみんなホッとしていた。

子供が悪いのではない!
むしろ 可哀想だと思う。
何も 母親から教えて貰っていないのだから

母親は 小さな 小さな声で
「 ダメよ! 」 「 お座りしなさい 」
などと 全く気持ちの無い言い方で
一応 注意していた。

< 子供には何がどうダメなのか
ちゃんと言わな!
そして
どうして座っていないといけないのか
ちゃんと教えんとアカンやん! >

・・・・・

人を育てるって
もっと真剣なもんなんやで!

私が言うのもなんやけど・・・

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