今日、
松本駅の一番線で < しなの > を待っている時
” まつもと~、 まつもと~ ”
と、列車が到着する度に
流れるアナウンスを聞きながら
娘が中三だか
高一の時の事を思い出し
笑ってしまった
・・・・・
競技スキー(アルペン)をしていた娘は…
それまでは
私達夫婦が練習などの面倒をみていたのだけれど・・・
初めて一人で
信州・白馬のコーチのところへ行く事になった
その日、とりあえず・・・
京都駅まで娘を送って行き
名古屋での乗り換え、
更に
松本での乗り換えを説明し
チケットを買うことになった
と、娘が
「オカーサン、名古屋まで送って欲しい」
という
「 ええぇぇぇ~!
( 初めてのことやし 仕方ないか・・・ )
名古屋までやで! 」
と言い聞かせ
新幹線で名古屋へ
ここからは
中央線に乗る!
ここでまた娘が
「 オカーサン
しんどくなったし、行かれへんかもしれん・・・ 」
しかし
とにかくお世話になるコーチのところへは
行かねばならない!
で、松本まで同行することにした。
持たせたパンも食べないし・・・
無口な娘
松本でまだ体調が悪ければ
連れて帰ろう・・・と、思った。
そして・・・
「 まつもと~、 まつもと~ 」
松本に到着
ここから大糸線に乗る!
「 大丈夫? 行けるか? 」
と聞くと
「 うん。 行ける 」
と、力なく答える娘。
大糸線に乗り込み
座席に座った娘を見届け
出発を待っていると・・・
リュックからパンを取り出し
大きな口を開けて
食べ始めた!
私は・・・
安心するやら、可笑しいやら、腹が立つやら・・・
出発の合図と共に
白馬へ向けて出発していった
私はというと・・・
一番線ホームに移り
入って来た < しなの > に飛び乗り
京都へ帰って来た。
帰りの列車の間中
娘の
元気のない顔と
パンを頬張る顔が思いだされ
何度も吹き出しそうになった。
・・・・・
同じ様な話の
< 野沢編 > ってのもあり・・・
「 うちの娘さん
今は偉そうに言うたはりますけど・・・
ホンマに甘やかされて育ったはりますわ! 」
と 夫が言う
「 そうか・・・
私が育てると
ヘナチョコになっちゃうんやなぁ・・・ 」
もう遅いけれど・・・
育て方を誤ったかもしれないなぁ・・・(笑)
けどまぁ・・・
今は
1人暮らしをし
仕事の合間に
一人で海外旅行にも行けるようになってるから・・・
私が育てた娘にしては
上出来!
ってことにしておこう
かな・・・